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宮地洸成・プロフィール
宮地洸成(みやちひろなり)
生年月日:1997年8月4日
出身地:東京都
身長:175cm
体重:63kg
趣味:映画鑑賞、散歩、登山
所属:なし
連絡先:h.miyachi.play@gmail.com
俳優。上智大学経済学科卒。高校演劇部で演劇活動をはじめ、2017年より小劇場を中心に舞台俳優として活動開始。奇天烈な身体とリアリズムが同居した演技への評価が高く、個性派俳優としての頭角をメ
日本語訳出版されたストッパード戯曲リスト(作成中)
主に自分用。日本の古本屋とか国立国会図書館の検索を使って調べたものをまとめたものです。実物未確認で情報が確かでないものは付記しておきました。抜け・間違い等があれば随時追加していきますのでコメント等でご指摘いただける幸いです。順番は意味無し。
The Coast of Utopia
・『トム・ストッパード (1) コースト・オブ・ユートピア――ユートピアの岸へ』広田敦郎訳(ハヤカワ演劇文庫) IS
『汎愛奇譚集』についてぼんやり
今日がラスト稽古休みなのでぼんやりしています。やることはたくさんありますが、用事なくぼんやりする時間が創作には欠かせません。こういったnoteの記事もぼんやりした時間から生まれます。さすがに今日は短く行きます。
さて、今週末から三週間にかけて出演する「汎愛奇譚集」ですが、公式からの説明にはこうあります。
あまのじゃくの自分は、「分け隔てなく」愛するなんてことがありうるのかなんてまず思っちゃいます
演劇、それ自体の可笑しさ
劇場や稽古場でしばしば、私の頭はとある思考に支配される。なぜ、人が動いたり声を出したりする、ただこれだけのことを繰り返しているのだろう。本当にこんなことに意味があるのか。
少なくとも意味はあると信じてやっている私がおり、一方でそのようなものを全く信じられないという目で見ている私も同時にいる。冷めた目で見れば、本当にそれだけのことじゃないですか演劇って。なんて共演者に言おうものなら冷めた目で見ら
わからないまま感じることの豊かさ 理解して演じる方法としてのリアリズム 理解は結果として表れる情報のほんの一部でしかないのだな…。
『コースト・オブ・ユートピア』をよむかい 参加者募集
はじめて読む戯曲は中断せずに最後まで読んだほうがいい、みたいなこと言った演劇人がいました。人によっては難しいでしょうが、ある程度の時間を読書のために確保し、わからなくなってもとりあえず読み進めると決めておけば、大抵の戯曲はそのように読み切れます。しかしトム・ストッパードの『コースト・オブ・ユートピア』ではそうも行きません。この戯曲は文庫版でなんと600ページ弱、上演時間にして約9時間にも及ぶ超大
もっとみる割と有意義なことをした日の合間に考えた無駄なこと
アナグラムそのものに意味はないが、その回答をつくることには意味があるようなアナグラムをつくれないだろうか? という、正直自分でもさっぱりわからない試みをしている。全く成果がないのでここには書けない。みんなどうやってアナグラム作ってるの? 英語のほうがまだ作りやすいけど、日本語でつくりたい。それも陰謀論めいたものを。なぜ陰謀論めいたほうがいいのか。それ自体には意味がないが、それを信じるものには意味
もっとみるわかりあおうとか、対話が必要だ、とかみたいな意見が暴力的になりうることをわかっていなければならない。わかりあうことも対話も求めていない場合には無効などころか、相手方を黙らせ要求を折れさせることにもなりかねないということ。
短時間にノートを3つも4つも書くものではない せめて下書きにして保存しておけ
なにかの不安が自分を責め立てているので、文章を読み続けるか書き続けるかを繰り返している。次のお題は、自分にはなぜ演劇なのか。
結論:わからない
独断的にこうだと言い切ることはできる。
しかし根拠がない。だからこれについて語るのは現時点では無意味だ。
瞬間的な話なら少しできるかもしれない。
たとえば演劇じゃなくてただ遊び暮らす生活だったらどうだろう。
今日は一日中寝ても良い。
明日はテニス。
わかるわからないでもなく、おもしろいでもつまらないでもなく、なるべく覚えておこうと思う
そんな意図があったのかー
と批評を読んだりアフタートークを聞いたりして楽しむやつ
人それぞれ楽しみ方があるからこそ他人の批評をたのしめるわけで。
自分がわからなかったことは全く問題でないし
わからないうえに何も面白くなかったとしても
それを面白がってみている他人がいることは面白いから
それでいいじゃないか
なんてことは当然わかっているのだけれど
他人の感想をみて、作者の意図
最初に「たとえば」とだけ書いてみる
たとえば。
間は使ってもいいが、なるべく平坦に抑揚をつけない。ほぼ機械音声だと思ってしゃべってみる。言葉の意味や背景を伝えようとする必要もなく、ただ音として発声してみる。ふつう、これは苦しい。決まった喋り方は、身体にほとんど同じ緊張状態を強いるので負荷が大きい。それに緊張が続いて変化の起こらない身体は見ていてワクワクしない。だから俳優トレーニングにおいては、そうでない発声・発語を目指すのが基
シンプルに呪縛のサイクルがある-『器』の読解
これから書く過去の上演についての、ある意味では否定的と取られかねない文章は、見ていただいたお客様に申し訳ないなと思いつつ、しかしこのnoteが創作や思考の覚書のためでもあることを踏まえてはっきり書いておこうと思う。
先に言っておくとこのあとに書くような読解が座組になかったわけではない。しかし、当時どう読解していたかを正確には言語化できないし、言語化していなかったとしてもぼんやりと共有はしていたはず