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先導

迫害されていくだけの、都会でのアンサンブル、分散される思いの端々も腐り、期待感なんかを謳う安易な欠如の最中、保つべきものや、守るべきものすら、そこかしこで捏造され、増幅する怒りや、複製される罪などにより、枯れ果ててしまったモラルの慟哭により、うるおいすら得てしまうような忌々しい現実を超越して、超然として生きるのも、有りか、と物事の在処を追い続ける老いた自己との乖離や、理解すら飛び越えて、物事の顛末や、君の価値観や、蓄積する苦悩や、納付される過ちや、曖昧な現実に覆い被さる黒い靄や、約束を突き破るサイの角や、蓄積するまやかしや、愛されたいと強請るための愛欲の道具として、崇める月日をたどる、たどたどしい現実の犀利な現象により、滅亡してしまった世界の末端や、監視下に置かれた君たちの懺悔や、凄艶な道理が引き出す可能性や、駆動する論理に乗り、宇宙の果てまで旅する物理学者や、聡明なものですら、すぐさま汚されてしまうだけの、過ちの最中、空白を埋めるためのテストや、淘汰されるだけの日常や、蹂躙された街並みに現れた謀、こじつけられた意味や、異物感を抱えた腹の中で育つヒューマニズムや、物憂げな君の妄想や、君が孕む機械的な秩序により、世界とは、世界たることに疲れてしまい、自分を失ってしまった世界が、続くことも知らずに、求める答えが、終末論なんかに汚されてしまい、自分の罪は蔑ろにして、と語る罪というものを、抱えさせられ、抱えているという過ちに気付かずに、誰かを貶し、誰かに汚されただとか、と五月蝿く付きまとう値に騙されずに、ずっとじっとすることはなく、言葉も儚く、破滅的な君たちの祭りの賑わいには、疲れてしまうから、静謐な夜空を眺めては、孤独すら、愛してしまう。

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