見出し画像

感動の振幅が小さくなった。

いつの頃からか、感動することが少なくなった。その兆候がみられたのは、25歳を過ぎたあたりからだった。

映画をみても、漫画を読んでも、それほど面白いと感じられない。高校生の頃なんて「交響詩篇エウレカセブン」にどっぷりとハマリ、空を毎夜見上げては、月光号が僕を迎えにくる妄想をして楽しんでいたのに…。

やっぱり、これまでの人生でさまざまな物事に触れてきたから、似たような刺激に心身が慣れきってしまったんだと思う。成長するにつれて感動しなくなるのは、仕方がないことなのかな。

幼かったあの頃に感じていた胸の高鳴りが忘れられない。できるのであれば、もう一度あの頃の気持ちを感じてみたい。

きっとこれから先、あんな風にワクワクドキドキする機会なんて訪れないんだろうな。

でもネガティブな思考じゃなくて、成長する過程での自然な現象だって受け止める気持ちなのだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?