憂田めろん

最悪な日常に拍手喝采を

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  • 僕は君に、君は僕に

    会話が少ない君と僕との短編物語。 会話は少なくても、心は繋がっている。

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短編を知らないけど。

ある日の黄昏時…。 夕方時にはこの書き出しがベタなのだろうか。 いや、クリエイティブな人はもっと独創的な書き出しをするだろうし、こんな言葉では多くの人を魅了することはできない。 要は安っぽいのだ。 私は初めて短編というものを書く。前々から書いてみたいと思っていたがアイディアが湧いてこず、筆を取ることができなかったのだ。 しかも、私は高校生。社会を知らない乳飲み子の文章なんて誰も興味がない。 挙げ句の果てに私は短編をどういうものか知らない。書き方もわか

    • 焼肉(タン塩、カルビ、ハラミetc)食べたい

       今、大学生になって一ヶ月が経つぐらい。  輝かしいキャンパスライフを送っていると二ヶ月前は思っていた。そう、思っていた。  現実は、オンライン授業で意味がわからない呪文を聞いているし、体育の授業もない。友達にも会えない。けど、そんな授業も新鮮。  思ったより楽しいし、思ったよりつまらない。  そんな生活が続いている。うん、矛盾しとるな。矛盾してるけど、実際そんな感じ。  いつ学校に行けるんでしょうね。  「コロナのばかやろー」って叫びたい。叫んだらコロナ警察に捕まるけど

      • 大学入学共通テスト〜DAY 1〜

        Hello,everyone!! 調子はどうだい?俺はMichael。まいけるでもマイコーでもミッキーでも、自由に呼んでくれ。 おっと、ミッキーは言いすぎたかな? それよりも聞いてくれ。俺は今日、大学入学共通テストっつーやつを受けてきたんだ。 センターから名前が変わって最初の年のテストだ。イカすだろ? まぁ、俺は天才だからもう進学は決まっている。だから、このテストはただの力試し。もちろん、ノー勉だ。 そんなテストを受けて、俺が見て、聞いて、感じてきたことを無知なお前らに教え

        • 空はなんで青いと思う? 信号は青になったら「進め」って合図でしょ? 泣いたとき、涙が溢れないように上を向くでしょ? ほら、青だよ。進まなきゃ。

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        • 僕は君に、君は僕に
          2本

        記事

          未来って何

           たまに思うんです。『未来』ってなんだろうって。  『The feature is now』  マーガレット・ミードさんの言葉です。一度は耳に、目にしたことがあるはずです。  『未来とは今である』……深い。とても深い。  私は、未来なんてないよ。今しかないのよ。っていう風に捉えています。  じゃあ、未来って、なに? *  人類誰しも一度は未来を想像したことがあるはず。  その未来ってどんなのでしたか?  中学、高校、大学に受かる未来。  第一志望の会社から内定

          さよならをいうのは、少し死ぬことだ。            - R・Chandler -

          さよならをいうのは、少し死ぬことだ。            - R・Chandler -

          秋の風に誘われて

           秋の風は不思議だ。  時に、夏を思い出させるフワッと包み込むような風。  時に、冬を感じさせるツンッと突き刺すような風。  今は、後者の方が多くなってきた。    そんな風に吹かれながら、僕たちは近所のイチョウ並木を散歩している。  床には、紅色や山吹色、橙色、鮮やかに色付いたイチョウと紅葉の絨毯が敷いてある。  僕たちは所謂、紅葉狩りをしながらゆっくりと歩く。  紅葉の絨毯は歩くたびにカサカサと音を立て、秋を更に感じさせる。   「あっ、」  君は何か

          秋の風に誘われて

          友情

          親友に好きな人ができた。 とても素晴らしいことだ。 しかも、その好きな人も親友の事が好きらしい。 所謂、両想いってやつ。 おめでたい。本当におめでたい。 だけど、なんか嫌だ。別に私がLGBTというわけでもない。 ずっとモヤモヤする。 親友とは冗談抜きで毎日一緒にいた。毎日会って、喋っているのに全く飽きない。 親友と話すために学校に行ってるまである。 生きがいになってる。いや、気づいたらなってた。 それが、好きな人ができたことにより、あからさまに私への態度を変え

          静かな夏

           空を見上げると大きな入道雲がひとつ。  そこにいつにも増してギラギラと輝く太陽が見え隠れをしている。 ーーザァーン、ザザァーン…  目の前に広がる大海原の地平線には太陽の光が反射し、キラキラとし、手前では白い波が砂浜を湿らしている。  僕らは自動販売機と、白いベンチしか無い小さな無人駅で列車を待ってた。  決して気持ちの良いとは言えない、生温かい風が2人の頬を撫でる。  君は、微妙に残っている缶ジュースを手に持ち俯いている。  僕は…俯いている君を見ていた。  

          [短編]若者のすべて part2

          ※1, これはフジファブリックさんの『若者のすべて』という曲を元にして書いた文章です。個人の見解が含まれます。ご了承下さい。 ※2,この小説は2部に分かれております。今作品はpart2です。part1を読んでない方はそちらから読んで頂けると幸いです。 「すみません、黒ラベルと金麦下さい!」 「あいよ!合計で700円ね。」 正直、2本で700円は高いと思ったが、まぁ、祭りだしそれも一興だと思い、店を後にした。 焼き鳥とビールを持ち大通りをぶらぶらしているとちょうどいいベ

          [短編]若者のすべて part2

          [短編]若者のすべて part1

          ※1,これはフジファブリックさんの『若者のすべて』という曲を元にして書いた文章です。個人の見解が含まれます。ご了承下さい。 ※2,この小説は2部に分かれております。今作品はpart1です。是非part2もお読みください。 『…真夏のピークは過ぎ、明日からは初秋らしい天気、気温になるでしょう。続いてはスポーツです…』 テレビをつけると可愛らしいお天気キャスターがそう言ってた。 テレビでは秋が近いと言っているが、今日は到底秋とは言えない蒸し暑い日になっている。 家の目の前

          [短編]若者のすべて part1

          愛す、あいす、アイス…

          ある初夏のこと。 目が覚めると、枕は汗で濡れていた。 暑い、と小さな声で呟き、私はカーテンを開けた。 カーテンを開けるとそこにはギラギラとした太陽がまだ7時だと言うのに世界を熱く照らしていた。 朝から元気いいですね。もう少しテンション下げていいですよ、太陽様。 もちろん、そんな言葉など届くはずがなく、私は朝からげんなりとしながら、支度を済ませた。 家を出ると起きた時よりも強い日差しがさしていた。 天気予報によると今日のピークは11時だそうだ。 これでまだ最高潮に達して

          愛す、あいす、アイス…

          忙しい今だから…

           どうも、ラムのラブソングを聞いてたら語尾に「だっちゃ」をつけたくなった私だっちゃ。 …冗談です。けど、ラムのラブソングを聞いているのは本当です。今の小学生は知らないことでしょう。  さて、短編がスランプ気味の私が今回書くのは、「人生観」についてです。  あなたは自分の一度しかない人生をどうやって生きたいですか?  私の人生に対するモットーは、 「楽しく」 です。なんて安直なんでしょう。何事も楽しかったらいいものですが、人生は簡単にそうはいきません。困ったものです。

          忙しい今だから…

          [愚痴]期待がゲシュタルト崩壊

           どうも、私です。  いきなりだが、あなたは「期待」されたことはあるだろうか。  もちろん、あると思う。親や教師、上司から様々な事を「期待」されてきただろう。そして、これからもあらゆる場面で「期待」されることだろう。  当然私も「期待」をされたことがある。人の為になっている気がして嬉しかった。  しかし、ずっとそれが続くと徐々にストレスに変わっていった。  私は、小、中学と真剣に真面目に生活していた。その真面目さが評価され、教師に「期待」された。本当に嬉しかった。より頑

          [愚痴]期待がゲシュタルト崩壊

          [短編]明るい未来

          太陽が傾き始め街は茜色に染まってきた。上を見ると雲一つない綺麗な空が私を2次元に連れて行く。 私は今、体育館裏に来ている。体育館を挟んだ奥では、パコンパコン、とテニス部が部活をしている。 体育館裏にいるということは、そう、男に呼び出されたのだ。何回目だろうか。私はこれまで何度も告られてきた。部活の先輩、クラス1のイケメン、仲のいい友達など様々な人に。そして、その度に断ってきた。 告られた事がない人にとっては、思わず拳が出てしまうだろう。しかし、私には理由があるのだ。

          [短編]明るい未来

          挨拶、そして感謝。

          どうも、憂田めろんです。 いつもお読み頂き有難うございます。スキも有難うございます。私の活力になってます。 さて、自己満足で書いている短編をこのnoteにアップしているのですが、いや〜、いいアプリ(サイト)ですね。さまざまな人の素晴らしい短編や小説、エッセイが読める、これ以上ない素晴らしいアプリです。 皆さんの表現の仕方は勉強になりまくっています。 そして、私はこれからも短編を書いていくつもりですが、学校も再開してポンポンと投稿することができません。 しかし、ゆっくりと丁

          挨拶、そして感謝。