メルヘン須長

芸人のメルヘン須長です!

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自己紹介など

さっそく、自己紹介を書いてみようと思います。 芸歴14年目のピン芸人です。2004〜2007年頃までは声優を目指していました。2008年から約2年芸人を目指してライブに出たり、オーディションを受けたりして、2010年からホリプロに所属する事ができました。そこから初めてオーディションに受かっての初仕事は2011年、ものまねグランプリのアニメオースルターズでした。しかし日の目を浴びない状態が続き、2017年頃から沢口靖子さんのものませで有り難くも番組に出演させていただき、と言った

    • 「まる子と城ヶ崎さんの地下ライブ」最終話

      こうして城ヶ崎さんはまる子の紹介で月10本はエントリーライブに出た。知り合いの芸人さんも少しづつできてきた。 戸川:城ヶ崎さん、今度私の主催ライブに出てくれませんか?ノルマはありませんよ。 城ヶ崎:戸川先生!いいんですか?出ます! 城ヶ崎さんはその美貌で、いつの間にか取り置きのお客さんも増えていった。 城ヶ崎:今日は初めて戸川先生の主催ライブ出る日よ。私の取り置きは、佐々木の爺さん、はまじの爺さん、川田さん。 まる子:いやぁー、城ヶ崎さん凄いね。あたしゃ取り置き0だ

      • 「まる子と城ヶ崎さんの地下ライブ」その③

        城ヶ崎:お客さん、来ないわねぇ。あ、はまじの出番だわ。 はまじ:こんにゃくのものまね!! 城ヶ崎:お客さん0人の前で…ある意味メンタル強いわ。あ、私の番だわ。曲先行で始まるネタよ。暗転ができないから後ろ向きで板に立って… あら?曲が流れないわ… まだ流れない。さすがにないわ… 「曲!ここで曲をお願いします!」 ネタの世界観壊れたわ。でも仕方ないわね。 藤木:あっ、いけない、忘れてた。 城ヶ崎:「私はお城に住んでるお姫様よ!ケーキ大好き、お花大好き、ハーブティー大好き

        • 「まる子と城ヶ崎さんの地下ライブ」その②

          通路に座り込んでメイクをする城ヶ崎さん。 早めに来たお客さんの佐々木の爺さんが現れる。 佐々木:おやおやみなさん、こんにちは。 みんな:こんにちは! 城ヶ崎:(え、ちょっと、座り込んでメイクしてる準備中の姿、お客さんに見られちゃうわけ!?) 佐々木:おや城ヶ崎さん。昔テレビで見た事がありますよ。その格好はきっと、お姫様のコントですね?頑張って下さい。 城ヶ崎:あ、ありがとうございます!(そう言ってもらえる事は嬉しいけど、メイク中の裏の光景が開演前にお客さんに見られちゃ

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        自己紹介など

          「まる子と城ヶ崎さんの地下ライブ」の巻き。

          【登場人物】 まる子:地下芸人10年目。地上波の番組に出た回数は1回。出ているライブの大半はエントリーライブや知り合いの芸人主催の小さなライブ。すなわち地下ライブ。 城ヶ崎さん:昔アイドル芸人としてすぐに売れた元エリート。しかし引退、その後再活動を試みた時には仕事がなく、まる子から地下ライブの世界を紹介される。 ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆.。.:*・゚ ☆. 城ヶ崎:私また、芸人始める事にしたの。さくらさんっていつも色々ライブ出てるわよね?私

          「まる子と城ヶ崎さんの地下ライブ」の巻き。

          まる子。

          ちびまる子ちゃんの新声優さん、菊池こころさん版今日からみたいですね!とても楽しみです。私は昔から声優さんへのリスペクトが強く、世間一般的には、声優という仕事がいかに専門職で難しいという事があまり知られていない現状も知っています。 声が可愛いいとか、アニメ声が出ればできる!なんて単純なものではないのです。前回の再放送のちびまる子ちゃんを見て思った事は、本屋でまる子とたまちゃんが泣き出すシーン。「泣く」にも色んな感情があります。 お姉ちゃんと仲直りできなかったらどうしようという

          演技の難しさ

          私は約20年程前は声優を目指していたけれど、いかに思っていたイメージと違ったかすぐにわかった(^^;; そのため、たった数年で離れている。 舞台のお芝居ですら難しいのに、舞台ならまだ表情や仕草なども使えるけれど、声だけで一つの台詞を色々な感情で表す事は、いかに難しい事か。例えば、「ありがとう」という一言でも、感謝なのか、嫌味なのか、嫉妬なのか、照れ隠しなのか、数えきれない程のシチュエーションがあって、同じ「ありがとう」は一度もないかもしれない。 声色を変えればいいというわ

          演技の難しさ

          4年ぶりに出たカタカナのR-1

          R-1ぐらんぷり2009が初の挑戦。その当時は敗退したらすぐに来年のための対策を考えて、沢山のライブで試した。途中で折れる事も多々ある反面、だんだんとネタが良くなっていくときは達成感があって、地下ライブでも、チリも積もれば山となるとはこの事だと思った(^^; そして再びR-1に再挑戦し、途中で落ちた時は全てが終わったような、友蔵がガーンって白目になっているような感じで。勝ち上がれた時はまるで売れたと勘違いしてるかのようなお祭り騒ぎ状態だったw R-1はそこに身を粉にして挑んで

          4年ぶりに出たカタカナのR-1

          「まる子のR-1」の巻。最終章

          翌日。 まる子:野口さんおめでとう!ほんと凄いよ! 野口さんってなんでそんな血の滲むような努力ができるの? 野口:クックック。あたしは努力なんてした事ないよ… 一度も大変だなぁ、辛いなぁ。なんて思った事ないね。 まる子:そうなの!?野口さんいつもネタ帳びっしり書いてるよね!? 野口:あぁ、これ?これはクラスメイトのおもしろメモノートだね。 まる子:え!?ちょっと見せてよ! そしてノートの中身を見るまる子。 「ブー太郎、語尾のブーに被せて屁をこいてたからバレてなかっ

          「まる子のR-1」の巻。最終章

          「まる子のR-1」の巻。第4話

          ライブ会場にて。 はまじ:さくら、俺の分まで頑張ってくれよ。 まる子:はまじ、ありがとう。(はまじはウケてたなんて簡単に言えないよ。あたしだって落ちた翌日受かった藤木がいて、あたしの方がウケてたのに落とされたんだ。でも藤木は何も卑怯な手なんて使ってないから、藤木は悪くない。でも何も触れてほしくなかったもんだよ) 大野:おいはまじ、俺も落ちたぜ! まる子:ちょっと!大野君は杉山君とコンビだからR-1で落ちても何もダメージないじゃん!はまじとは訳が違うでしょ!? 山田:

          「まる子のR-1」の巻。第4話

          「まる子のR-1」の巻。第3話

          はまじ:俺みたいな売れてない地下芸人は毎回2千円くらいノルマを払って出る。 まる子:今はまだ安いよ。昔は3千円払って出て、あたしゃ精々おじいちゃんしか呼べなかったよ。 はまじ:俺も爺ちゃんしか来なかったぜ。メディアに出れてない、勝ち上がれない、集客できない、となると、声がかからない。自分でライブにエントリーするしか方法はないぜ。でもそこから繋がりができるかもしれないよな。 まる子:ノルマなし、お客さん入る、そんな好条件のライブなんてないよ。呼ばれないのは自分の力のなさな

          「まる子のR-1」の巻。第3話

          「まる子のR-1」の巻。第2話。

          ある日のこと。ファミレスにて。 まる子:はぁ、5時間経ったけど何も浮かばないや。あ、はまじ! はまじ:さくら、俺もネタ書きに来たぜ。あ、花輪! 花輪:ヘーイ、さくらクンに浜崎クン、ネタを書いているのかい? まる子:そうだよ!まさか花輪君も? 花輪:ノンノン、これからここで番組のロケさ。 まる子:さすが売れてる花輪君は違うねぇ。R-1は出るの? 花輪:うん、出てみる事にしたよ。 まる子:そっかぁ、お互い頑張ろうね。 はまじとまる子はわかっていた。花輪君は売れててテ

          「まる子のR-1」の巻。第2話。

          「まる子のR-1」の巻。第1話。

          はまじ…R-1ガチ勢 まる子…R-1ガチ勢 花輪君…R-1記念参加勢(売れてお金はあるから) 山田…R-1記念参加勢(諦めているから) 夏になるともう冬のR-1の事を詰めていかなくてはならない。 はまじ:さくら、R-1のネタ決まったか? まる子:それがね、中身は固まってきてるんだけど、見せ方の設定3パターン、なかなか決まらないんだよね。 はまじ:そーかー。俺は逆に、見せ方は決まったけど、中身が全然決まらなくてよー。これじゃいけてギリ2回戦だ。 まる子:あたしもだよ

          「まる子のR-1」の巻。第1話。

          現時点でWikipediaに載っていないメディア出演歴メモ 2022年9月以降〜

          レギュラー  ◆チバテレビ ホリプロコムものまね軍団オフィスDEライブ! ◆2022年9〜10月 フジテレビ MONSTERS5 ※全3回 ◆2022年 10月 日本テレビ ものまねグランプリ ◆2022年12月 日本テレビ ものまねグランプリ ◆2022年12月 テレビ東京 ものまねランキング 推奨コメント  ◆2023年3月 NHKさいたま放送局 笑ってさいたま〜ず ゲスト ◆2023年4月 映画「裏表紙」 ◆2023年5月 日本テレビ しゃべくり007 ◆202

          現時点でWikipediaに載っていないメディア出演歴メモ 2022年9月以降〜

          【アングラネタシリーズ】「さきこ、Vチューバーにハマる」の巻き③

          さきこはヒカルの配信にいつもいる、ヒカルと同じライバー事務所、64ライブ所属の野口さんの存在が気になっていた。いつもロムっていて何もコメントしない。 さきこ:いつもいるこの野口さん、まる子のクラスの野口さんよね?ヒカルと同じ事務所なら、何か知ってるかもしれない! さきこは学校で野口さんに声をかけた。 さきこ:野口さん、あの、いつもヒカルの配信いるよね?なんでいつもロムなの?同じ事務所だよね?会った事あるの!? 野口:クックック、言えやしない。まあ、案外身近な人かもね?

          【アングラネタシリーズ】「さきこ、Vチューバーにハマる」の巻き③

          【アングラネタシリーズ「さきこ、Vチューバーにハマる」の巻き②】

          さきこはヒカルのツイートを見ていた。 さきこ:あら、ヒカル、城ヶ崎姫子さんの配信ツイートしてる!今ここに行けば、リスナーでヒカルがいるのね! これはもうストーカーの第一歩である。さきこは城ヶ崎の配信を見に行った。 城ヶ崎:「こん姫〜♡さきこさん、初見で来てくれてありがとう。ゆっくりしていってね!」 声がぶりっ子でなんか腹が立った。でもリスナー一覧を見ると…… さきこ:あっ、ヒカルがいる! ヒカル:「姫子、俺から気持ちだよ!はい、1000円のケーキだ!」 姫子:「

          【アングラネタシリーズ「さきこ、Vチューバーにハマる」の巻き②】