共感覚アート 2 - 【つらい氷】
共感覚アート、第2回目です!
共感覚についての情報や、共感覚アートについて知りたい場合は、
前回の記事にてご確認頂けます。
前回(初回)は、コチラ:
今回も、Note友の『単に私』さんに実験台になって頂きました!
いつもわたしの研究にお付き合い下さり、どうもありがとう!
単に私さんのNoteは、コチラ:
そして第2回目の題材は、コチラの単に私さんの記事です。
ご本人様からのリクエストで、2021年の3月まで遡らせて頂きました!
その記事を見た瞬間、強烈なイメージが、瞬時に目の前に湧きました。
記事の全てを見るまでも無く、記事のタイトルと、最初の3行ぐらいを
『見た』だけで、『それ』が、パッと『見えた』のです。
それは、まばたきをするのと変わらないほどの速さでした。
チラッと目の前に出て来たのです。
今回は、その絵を描いてみました。 コチラです。
スキャンした時に、絵に付いているキラキラが飛んでしまいましたが…。
真っ先に見えたのは、綺麗に半分ずつに割れた背景と、トゲトゲです。
左側がメタリックな銀色で、右側がマットな黒色の背景に、
やたらトゲトゲした、クリスタルの塊のような物体が見えたのです。
初期の『セーラームーン』に登場する、『幻の銀水晶』を思い出させます。
でも、アレよりも、もっとトゲトゲしていて…そう、ハリネズミみたいな!
スパイクが、ガッシィーン!と、強く伸びきっているようなトゲトゲです。
今、日本へのお引っ越しの為の荷造りを終えたばかりで、
ほぼ全ての画材類がダンボールの中でして、自分が見えている通りには
描けなかったのが残念ですが……大体はこんな感じなのです。
背景のメタリックな銀色は、本当は絵の具を使った方が、よりイメージに
近かったのですが……もうダンボールの中なので、しょうがない。
トゲトゲの部分も、立体的に飛び出ていたなら、もっと近かったなぁ~。
少しでも立体的に見せようと、その部分だけ別の紙に書いて、
上から貼ってみたのですが、なんか違うなぁ~…。
あっ、あとですね、小さな氷の欠片が、フワァ~ッと上に向かって
浮上している、って言うのかな?
こう、割とゆっくりと、どんどん上へ浮かんで行く感じ。
氷が浮かんで行く際には、細いキラキラの線のような物が見えます。
キラキラの水色なのですが、手元に残っている画材で表現するのは、
コレが限界…。
わたしの頭の中では、この情景のアニメーションが流れているのですが、
動いている物を静止画像にするのは難しいですね…。
スマホで出来るだけ絵に近付いて、写真を撮ってみたのですが、
やはり細かなキラキラが、写り難いのですよね…。
キラキラしているのは水色の線のみです。
銀色の部分は全てメタリックで、黒い部分は全部マットで、
氷は、本当は白いハイライトも入っており、ピカピカに綺麗なのです。
音は、珍しく聴こえません。
強いて言うなら、『無音』の音なのです。
あの、シーンとした感じ……雪が静かに降っているかのような…。
コレを、世間では『無音』と言うけれど、わたしには、『無音』すら
『何かしらの音』に聴こえるのです。
味もしません。
香りもありません。
いや、強いて言うなら、『静けさの香り』がします。
説明は不可能なのですが、わたしの鼻が、そう言っているのです。
冷たい空気を吸った時のような、あの鼻の中が冷たくなる感じ…。
だけど、温かさも感じるのです。 鼻の中がくすぐられる感じ。
そこにあるのは、『静かなる美しさと浄化』のように感じます。
フヨフヨと浮かんで行く氷の欠片が、とにかく綺麗なのですよ!
単に私さんの中で、何か少しずつ変化が起こっているような、
そんな風に感じました。
『何かを受け入れる為の準備』が、まさに起きようとしている…。
う~ん、説明が難しいなぁ~。 多分コレ、母語である英語であっても、
100%の説明は不可能に思えます。
ふと、絵を描き終えた後に、改めて単に私さんの先程の記事の全文を
見てみたら、描いた絵に当て嵌まっている部分が多く、驚きました。
絵を描き始めたのは、記事のほんの3行ほどを見てからでしたので…!
ちょっと思ったのですが、今後はもっと色んな題材で共感覚アートを
試してみたいですね。 歌とか、曲とか、別の方のNote記事とか!
実験にお付き合い下さる心優しい方は、ぜひ名乗り出て下さいませ!
共感覚にご興味がおありの方々、コメント欄にてお待ちしております!!
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