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相手も自分も得を考える

人間関係で大切なこと

大人という存在は、自分の幸せを我慢してでも、誰かを幸せにしないといけないとばかり思い込んでいました。僕は、誰かが喜んでもらえるなら、僕はどんなに我慢してもいいと思っていたのでした。

しかし、初めは良い関係を築けていたものの上手くいかなくなることばかりでした。

これは、人間関係においても、ビジネスにおいても、誰かが損をするような関係性では、必ずひずみを生むことになり、上手く続くものではないということなのです。お互いがハッピーになれるほうが、お互いに関係する価値を感じられるものだったのです。


生活が成り立つ構造


そもそも、僕らの生活の中では、お互いにハッピーな関係で成り立っているのです。何かを買うことにしても、ひとりでは不可能なことばかりなのです。

僕はついこないだ、梅干しを手作りしようと初めて挑戦しました。ですが、自分で梅を採りにいくと、虫に刺されながら、どんなに頑張っても袋いっぱい採るのに、時間がかかり凄くくたびれました。

綺麗に洗ってから、何日もかけて天日干しをしました。更に、そこから塩漬けを数日かけてしました。また別に赤紫蘇を買って塩漬けし、ようやく梅干しを漬けることができたのでした。しかも、そこから月日をかけて寝かしていくのです。

かなり手間暇がかかるものでした。これをスーパーで数百円で購入することができるのです。僕らはこの数百円で、この手間や時間、技術、知恵を得られているのです。つまりこれは等価交換なのです。ですので、僕らの中で役割は違えど、平等に同じなのです。

このことを考えていくと、僕は色んなことに感謝することができたのでした。全てのことにありがとうが言えました。感謝しながらお金が払えるのです。

飲食店で働いていた時の僕は違いました。お金を払う方が偉いのだと。だから、全てのお客様が偉くて、僕は弱い立場にあるものだと。

その結果、お客様ばかりが得をするアイデアしか生まれませんでした。3000円でコースと飲み放題がついている。利益度外視した企画もしました。消耗していくばかりで、上手くいくものばかりではありませんでした。それは、きっと自分は我慢すればいいという思考のもと、自分は損をしているからと、お客様にはこれくらいでいいだろうと思っていたからに違いありません。


相手も自分も得をする考えを土台とする

豊かに幸せに生きていく上で、大事なポイントが見えてきます。僕らが生きていく中で、これらのことをしっかりと頭の中で、理解し心の中で留めておくことなのです。

僕らの中で、僕らはお互いに得をする関係でなくてはならないこと。お互いにハッピーな関係であるからこそ、豊かな暮らしができること。つまり、関係すること全てに感謝し合える関係であることが、最も大事なことなのです。

このことを心の中で土台とできると、人間関係がぐっとより良くなっていきます。相手の感謝できる部分を探すようになれるからです。それは、自分自身に対してもです。そして、相手と自分がお互いに感謝できるところも探しだすようになれます。

それは、感謝することが自分の中で確固たるものになっているからです。感謝することに、きちんと意識することが出来ているからです。

人間関係というものは、そもそも自分を見直すきっかけになるものです。上手くいかないのなら、どうして上手くいかないのかを深く掘り起こしてみると、自分の中の満たされない感情に気づくことができるのですから。相手の許せない部分は、自分に対して許せずに認められない部分なのです。

僕自身、人間関係において、根本的に思い違いをしていたのでした。相手も自分も得をするような関係性こそ望ましいのです。自分は我慢すれば済むことで、僕の大切な人も周りも笑顔に出来るものだと思っていました。でも、そうじゃなかったのです。僕自身も誰かにとって大切な人であるかもしれない。その人のためにも僕自身も笑顔である必要があるのです。

難しいことを考える必要はありません。みんながハッピーになれることを考えて行動すればよいのです。その為に感謝にスポットをあてて、感謝の気持ちで、物事を捉えてあげることが大切なのです。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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