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その悩み本当ですか?

人生が上手くいかないのは

最近、すごく気持ちが落ち込むことがありました。ただの五月病なのかなと、自分を慰めようと思うのですが、そうはいかないと過去の僕が、はばかってくるのでした。

それは、どんな過去なのかというと、僕は、自分の価値も生きる希望も失ってしまったことがあったから。お医者さんは、極めて深刻な重度のうつ病だと言われたのですが、未だに、僕は心の病気であったことが信じ切れずに、自分の弱さのせいだと思っている部分があります。

でも、流石にあれから何年も経っているから、僕は病気だったんだと頭で理解することは出来ているんです。出来ているからこそ、今、何かに踏み出すことが出来ている部分があるのだと思います。

過去を消そうと、試みたことは何度もやってみました。それまで、頑張ってきたことや大切にしてきたもの、その全てを手放してみて、再出発したこともありました。新しい環境に身を置けば、何かが変わるだろし、過去をなかったことに出来るのではないかと思ったからです。

でも、過去に執着し、いつまでもしがみついていたかったのは、実は僕身だったのに気が付きました。

何か物事が上手くいかなくなると、かつての心の病気のせいだと思っていたからです。それが、自分がうつ病を患ってしまったことをコンプレックスとしていつまでも手放せずに抱えこんいる、何よりの証拠でした。子供の頃もそうだったんです。友達と上手くいかなかったことを、天パーのせいにしたり、厳しかった母のせいにしていたのだから。

ついこないだも、自分が嫌だった頃の夢を見たんです。憶えているのは、どうしようもないくらい追い込まれて、どうしようも出来ずに叫んだんです。そうしたら、パッと目が覚めて、現実の世界に戻ることができました。夢の中でうなされたのか、気が付くと汗びっしょりになっていました。それから、眠れない日々が続きました。

そうすると、僕はこう思ったんです。これは、うつ病の時の後遺症に間違いない。だから眠れなくなってしまったんだ。僕はまだ、うつ病という心の病から抜け切れていないんだって。

悩みの再設定

そうやって、僕は悩み、再び苦しみはじたんです。それは、もうどうすることも出来ない過去の悩み。過去は消せるものでもなかったし、もう一度、過去に戻って、やり直すことが出来ないことなんて、いくら何でも理解することは出来ています。

どうすることも出来ないと、悔やむ事しか出来ませんでした。

しかし、今一度、冷静になることができました。しっかりと休みをとって、大好きな本屋さんに行ったり、自然に触れたり、好きな景色を眺めました。そこで、僕にとっての心の休養をとることができたからです。

そして、僕は自分に問うことが出来ました。この悩みは、本当に僕が困っていることなのだろいうかって。その時に、僕は悩みがズレていたことに気が付いたのです。

僕の悩みは単純なものでした。それは、夜を寝れないこと。それだけだったのです。その悩みを僕は、うつ病だった過去とを勝手に結び付けてしまっていたのでした。

そうすると一気に、出来ることが増えていきました。カフェインやアルコールをお休みしたり。しっかりと、リフレッシュしたり。運動を意識したり。そう思い立ち行動してみると、たちまち夜を眠れるようになって、悩みは解消し、落ちてしまっていた気持ちが、上昇しだしたのでした。

僕は冷静になって、悩みを再設定したことで、僕は、悩みを解消することが出来たことを学びました。

悩みを見直すにあたって

悩みの再設定とは、どうにもならないことや、どうしたらいいのか分からないものといったように思える悩みを、これならできる。何とかなりそうだという悩みへと変換することです。

でも、ぼくのように、多くの悩みは、思い込みや思い違いをしているからこそ、違う視点に気づきにくいものになってしまっています。いくら悩みは変換できるものだと言われても困ってしまうばかりです。

自分への洞察力を高めて、本当に困っていることや本当に改善したいことを発見するためには、本当の自分の願望に気づかなくてはなりません。ですので、自分に問うことが大切です。

ただ、それは何か特別な技術やテクニックといったようなものではないと思うのです。どれだけ、自分と向き合っていくかによるものだということです。覚悟も必要だと感じます。

その悩みは、本当に解消したいと思っていることなのか。

このように自問自答し続けることで、悩みに対して、疑問を持つことが出来る。そこからはじめていくことで、出来るようになるではないかと思います。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー

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