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打たれ強い自分になるために

メンタルが弱い自分

すぐに落ち込んだりしてしまう僕は、メンタルが非常に弱い人間だと思っていました。昔っから、小さなことでもクヨクヨとしてしまうのです。ささいなことで凹んでしまうのです。まるで、心の芯がつまようじかのように簡単に折れてしまうようでした。そんな自分だからなのか、色んなことを簡単に諦めてしまいました。上手くいかないことがあると、すぐに心が折れてしまって投げ出してしまうのです。それに、一度落ち込んでしまえばなかなか気持ちが戻らないのでした。そんな自分に思うことが沢山あって、どんなことがあってもへこたれない自分になりたかった。

だから、あまり嫌なことや失敗したことといったネガティブなものを気にしないようにと自分に言い聞かせて心がけていました。落ち込む自分に対して、厳しくあるべきだと考えたからです。自分に対しての甘えが原因だとおもったからです。ですが、一向に心が折れない自分に変わることが出来ませんでした。むしろ、以前よりもクヨクヨすることが多くなったと感じるようになったのでした。

そんな自分に、落胆してしまい、どうしようもない人間だと思うようになってしまったのでした。

心が折れにくい人打たれ強い人

そうした中、どうしても自分を変えたくて、心理学というものに興味を持ち、自分なりに調べてみたんです。そうすると、僕は大きな勘違いをしていたことに気が付きました。

心が折れにくい人や打たれ強い人というのは、落ち込まない人やクヨクヨしたりしない人ではなかったのです。重要なのは、心の回復力が高いことだったのです。

そもそも生きていれば、落ち込むこともあれば、傷つくことを経験してしまうことはあるものです。そうした中で、落ち込まないようにするとかクヨクヨしないようにするといったものは、逆に危険だということだそうです。それは、自分の感情を押さえつけてしまっているから。いくら押さえつけることが出来たとしても、その感情が消えてしまう訳ではありません。むしろ、心の中に留まってしまい増幅させてしまうのです。

結果的に、押さえつけられた感情によって、色んなことに影響を及ぼしてしまうのです。何かに対して異常に依存してしまったり、異常な執着をもたらしてしまったりしてしまうのでした。お金やアルコールやギャンブルの依存など、あるいは特定の人やものに執着してしまうことも、ひとつの原因になってしまうのです。僕の場合は、成功といった言葉に囚われてしまっていたんだと思います。異常なくらい成功することに執着しては何も見えなくなってしまっていたんです。色んなことを捨ててでも、成功することにすがっていたのでした。そうしたことは、人間関係を壊してしまうことにも繋がります。僕も経験しましたが、とても、悲劇のような結果をもたらしてしまうのでした。

ですので、落ち込んだりくよくよすることを抑え込んだりするものではなく、悲しいときは悲しんでよかったのです。落ち込んだり、傷つきクヨクヨしていいのです。それが、何よりも大事なことでもありました。自分の気持ちを受け入れて受け止めることが出来るからこそ、心は回復へと向かうことが出来るのです。

それは、自分らしい人生を生きるカギにもなるのです。

これを知るだけでも、自分を随分と変えられるような気がしました。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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