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自分の本音を知ることの意味

自分の本音に気付けないと

自分の幸せを考えたときに、自分らしくありのままに生きていきたい。僕は、そんな風に思うのでした。いつか僕にしか出来ないことを見つけ出して、それを思う存分に発揮して、多くの人の役にたっていきたい。

そう思うからこそ、何でもがむしゃらになって頑張ってきたのです。

ですが、これだと思うことを続けることはできませんでした。どこにも、自分らしくいられる場所なんてなかったのです。

その理由は、当時の自分を冷静に客観視することで見えてくるものです。当時の僕が単純に、その答えを外に求めていたからでした。他人がさりげなく言ったもの。他人がこうした方が良いといったアドバイス。成功者の言葉。そうしたものから、自分の気持ちを測っていたのでした。

こうして、誰かの言葉に流されてしまえば、当然のように自分の成長したいと思う気持ちを阻んでしまいます。同じような目標や夢を掲げていたとしても、無意識な部分では自分が選んで決めたという自覚が持てないのです。それは、間違いなく自分の意志を弱めるもので、覚悟は簡単に揺らいでしまうものです。

当時の僕は、ある友人がラーメン屋さんを経営をしたら儲かったという話を聞いたことがありました。自分で独立してひとつの城を持つことで、多くのことが得られるものだとアドバイスを受けたのです。お前もすぐにでも独立した方が良いと言われました。僕は、その気になってしまった訳です。そこで、独立して自分の会社を作ることこそが、本当の自分のやりたかったこと。それこそが、ありのままの自分の生き方だと確信していた訳です。その友人から学ぼうと転職して、ラーメン屋さんで働くことになりました。ですが、すぐに後悔することになりました。本当は、大きな会社で働きたかったと愚痴をこぼしていました。それもまた、信頼できる人からのアドバイスに過ぎませんでした。何よりもキャリアを積むことでより成功することが出来るものだと。大きな会社のやり方を知ることだって、仕事においてとても役に立つ大事な経験になるものだと、話を聞いたからでした。いうことだったのです。

結局のところ、僕は自分が心の底から望んでいるものが一体何なのか?分からずに生きていたのです。それが悪いとか良いとかいうものではなく、どこか空虚感を感じ、どこか振り回されてしまっているような気持ちで過ごしていたのです。

自分の本音を知ることの大切さ

夢を叶えるにしても、これこそが自分にとって進むべき道だとか、自分は導かれているとか、そういったことを感じて。これが自分の生きる道だと確信しているほうが、何に対しても集中して臨むことができるものです。

はからずとも、そうしたことを心から楽しめるものだと思うのです。

ですが、これは、本当に自分がのぞんでいるものなのかと疑問視したり、もしかすると別に自分が望んでいることがあるのかもしれない。そんな風に、疑い、迷いながら夢や目標に向かって行くと、集中できないはもちろんのこと、心は不足感や欠乏感を感じてしまうのです。そこから、焦りや絶望感、無力感、劣等感の原因となり、解消することができずに、望んでいないことに執着し依存してしまうようになってしまうのです。

人知れず、誰かに変な期待をしてしまうのも事実です。僕自身がまさにそうでしたから。

自分の本音を知ることは、簡単なようで難しいものかもしれません。ですが、何よりも知ろうとしないことには知り得ないものです。自分のことだからと高を括らずに、本気で向き合い耳を傾けてみることが大事なんだと感じています。

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今日も自分をご機嫌に。
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