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大人になるということは「愛」を知ること

本日はクリスマスイブです。聖なる日にちなんで「愛」をテーマにお届けしたいと思います。愛についてお話しする上で、自立することすなわち大人になるということと深く関係していることを学びました。

大人になりきれていない

自分の行動や発言を振り返るときに、子供じみていたなとよく反省することがあります。何よりも、遠慮して大人ぶっている割には、自分が一番じゃないと嫌なんじゃないかというそぶりを見せるからです。

自分だけ聞いていないことがあると怒るし、なんだかんだ言って、僕は自分のことを後回しにされると、心の中は穏やかじゃないんです。何かと動揺しているし、イライラしてしまうようにも感じます。それは、態度にも出てしまうので、後になって反省するのです。

こうした自己中心性とも言えるものが、一向に変わる気配のないことに悩んでいましたが、よくよく調べてみると、原因が、なんとなくこうではないかと思うことがありました。

愛されたいがための選択

そもそも、生まれて間もない赤ちゃんは、間違いなく自分の力で生きていくことが出来ないものです。両親やそれに代わるような人の献身的なものがあったから成長することが出来るのです。どれだけ、自分は愛されていないと感じていても、こうして今を生きているってことは、見返りを求めない、必死な思いを受けているのです。つまり、愛を受け取っているのです。ここの部分は、認める必要があるのだと思います。

ここから、生まれる育て側と育ててもらう側で、決して壊れれることのない信頼関係で結ばれ、絆で結ばれるものであるように思えるのかもしれません。ですが、様々な親子関係があるように、必ずしも、そうした絆で結ばれるものではないのです。

なぜなら、子供の方からすれば、育てる側に依存するしかないのです。見捨てられれば生きてはいけません。命を握られているといっても過言ではありません。自分中心だけど、支配されている。そう感じざるおえません。

そして、幼いながらに理解して、深く心に刻みこんでしまうのです。自分は、親(育て側)から愛されていないと、生きてはいけないと。生きていくために、親(育て側)に愛されないといけない。

深層心理の中は、常に選んでいるのです。こうすれば愛されるかもしれない。ありとあらゆることを試しながら、親(育て側)に愛されるように、どんどん自分を作り上げていくのです。

その選択は、いかに人から注目を浴びて、いかにすれば、自分を中心にすることが出来るのかというものだそうです。だから、何でも言うことを聞くような従順な子供もいれば、あらゆる選択が通じなくなって、悪さすることでしか出来ないと感じて、反抗するような態度を選択している子供もいるのです。

そう言われると、まさに僕がそうだったとしか思えませんでした。幼い頃は、明るく誰にでも笑顔を見せる人懐っこい性格でした。ですが、その性格は、全て弟に取られてしまいました。同じ性格では、自分に注目が集まらないと思ってしまったのかもしれません。

いつしか、大人しくなって親の言うことは、何でも聞くような性格に変わっていきました。それでも敵わないとわかると、反発し卑屈になり、多くを拒絶するような反抗的な性格になってしまったのです。性格が変わっていくのは、自分でさえも自覚できるほどでした。ただ、それは愛されたいがためにという気持ちだったとは、思いもしませんでした。

それが、今の僕の中にも残っているような気がします。未だに、自分の中の子供っぽさが、見え隠れし、愛されたいと言う気持ちが強くなり、自分を選んでいるのです。

本当の意味での自立

大人になるということは、単に、自分で考えて判断して、誰かに頼らずに生きていくこと。そう思っていました。でも、どうやらそれだけではなさそうです。心の在り方が大事だということです。

子供の頃の自分だけが愛されたいという自己中心的な態度から卒業すること。人を愛するという立場になり、私だけの幸せだけではなくて、私たちの幸せを考えることが出来ること。見返りを求めることなく、無償の愛を人にプレゼント出来る人であること。

自分の中の愛に気付き、困難であること覚悟して、どんな相手を信頼して、愛を注ぐことが出来ることこそが、大人であるということなんです。

それは、自己中心性からの脱却だとも言えます。

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