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不登校のノウハウ


どれだけ知っているのだろうか、、、
「ノウハウ」とは、物事の手順や知識・技術のことを指す言葉、

「不登校のノウハウ」とは、
不登校とは、何なのか
不登校とは、どうして起きるのか
不登校とは、どんな状況を指すのか
不登校とは、ある子どもの特有のことなのか
不登校とは、どんな対応をするべきなのか
不登校とは、関わる団体や集団が何をすべきなのか
不登校とは、これからも増え続けていくのもなのか
不登校とは、何とかできないものなのか

あらゆることを知っていて、何をすべきか分かっていて
その方法も知っていて、成すべきことを理解していて
情熱があり、あきらめない強い気持ちがあり
子どもの未来への可能性を信じている

子どもたちは、7時30分になると、学級に姿を見せます
だいたい、一番の子がそんな時間です
そこからまばらに子どもたちは登校してきます

担任は最初の子どもが教室に到着する時間に学級に向かいます
勤務時間の開始は、8時だけど早く教室に向かいます
学校の朝は早いのです

子どもたちは、教室に到着後することは、まず宿題を出し鞄を片づけます
落ち着いたスタートは、一日の子どもたちの学習への向き合う姿勢にも大切なことです

授業をみんなで作りあげていくことは、学級にとって重要なことです

担任は授業をどのように組み立てていくか、考えます
「講義型の授業」は、教師が説明をし、子どもが答える単調なものです
「子どもが主体的に学ぶ学び」を作っていきます
子どもが主役の授業、子どもが考え答えを出す、それもみんなで

みんなを生かすことって、大切です

そんな一人ひとりが大切にされ、生かされる学級って、「ステキ」
ですよね

そんな学校や学級であるならば、
子どもも
「行ってやってもいいじゃない」と、口に出さずとも
そう感じているのでは?、感じているはずです

担任が気になることは、たくさんあります
学校はすべて子どものことですので、

子どもだって、いつもいつも元気でありません
人間ですからね

体調が優れないときもあります
気持ちが乗らない時もあるでしょう

昨日の夜、寝るのが遅ければ眠たいですよね

大人と同じです

そんな子どもの心や身体の様子、
気になります

朝の健康、出席の時に取ります
名前を担任が呼ぶと、ほとんど
「はい元気です」
なんですが、いろいろあるでしょう
そういう意味で、学級は「毎日変化する生き物」といってもいいですよね

担任はいつも、「元気に学校に来てほしい」
当然ですがそう願っています

「子どもの世界」は、見えている
そう思っても水族館で見る魚のようにはいかない

そこをどう見ていくか
担任の腕です

休み時間、子どもたちは何しているのか
ぽつっと一人でいる子がいたら
担任は気になります
「みんなが楽しく過ごせる学級」が目標です
一人ひとりが楽しく過ごせているのか
いつも気にしています

運動場で遊ぶ子
教室で過ごす子
図書室で本を読む子

学校は、朝8時にきて15時30分の下校まで
長時間過ごす訳ですから、
学校にいることがつらくなることがあってはいけません

いつも目を配っているのが普通です

もしひとりぼっちで過ごすことが多い子を発見したら
常に気にかけて、声をかけていきます

いじめは一番気になること、言っても言い過ぎではないですね
ニュース等で、いじめに関する事件がもう何十年も無くなりません
親としても、何よりも気になりますよね

ニュースで聞き、
「いったいどうしたんだ」「防げなかったのか」と
思わずにいられない悲惨な事件
同じ学校に勤めるものとして、看過できない事件
子どもの命を脅かす事件には、心を痛めてきました

いじめのない学級をつくろう!

いじめはダメ!
子どもは知っています
ダメだけど、、、、
起きているんですよね

「いじめはいけない!」
担任は、自分の考えや姿勢を子どもたちに示す必要があります

それは、
「ダメだよ」とともに
子どもたちに、
「いじめの起きるような学級には絶対にしないから、安心してね」
メッセージです

やっぱり担任は、学級の唯一の大人です
責任を持たなければ、言うべきことを言わなければ
だめなんです
そして、口だけではなく、実行しなければいけません

いじめのない学級にしていくのですが
「みんなが生き生きとできるよい学級」
づくりをめざす、
目標を高く持って、それに進むことなんです
大切なのは、、、

4月から学級づくりを始めて行きます
子どもたちが中心の子どもたちが学級を運営していく
そんな学級です
何でも子どもたちが決めていきます
目標も決めます

よくあるじゃないですか
教室に目標を貼っている学級です
実際は「絵に描いた餅」になっています
それは、かざりです

掲げた以上は、目標に向かってみんなで進むことです
どんな目標か、できるかできないか
実は、目標というものは、達成できるかどうかは二の次
目標の目的は、「それに向かってみんなで進む」ためにあるのです
なので、常に向かって進むのです
何もなかったら進めないので目標をつくっておきます

結構子どもたち、まとまるんです

「飾りじゃないのよ、学級目標は」

子どもたちの子どもたちによる子どもたちの学級

子どもたちがどのように活躍してくれるかが、カギですよね
一学期は、まだまだ落ち着いていない
4月、5月は心配です
学級がどう動いていくか分からないので、
かなり神経質に、というか注意深く何事も見ています

分水嶺
どっちに転ぶか、それによって一年が決まってくるんです
上の学年に上がってきた状態の学級
6年生なら、5年生の時の様子があって、進級してきます
いろんな課題を抱えている場合もあるし、表面に見えている、見えないことも

そういうことで、4月、5月は大切な時期です
うまくいくと、二学期にはさらに落ち着いた大人の学級になっていきます

ここがうまくいかないと、一年中大変なんです
うまくいくと、どんどんそういう意味で「世話のない」
よい学級になっていくんです

ちょっとしたトラブルにも動じない学級になっていきます
逞しいですよね

同じ子どもでも、二人の子どもがいます
これ、どういうこと?と思うでしょう
不思議ですが、本当に二人いるんです

学級の雰囲気がよければ、よい感じの子
反対に、悪ければ、もう一人の子どもが顔を出します

大切なんです、環境は
すごい環境、リッチな環境を指しているのではないのです
普通の環境

子どもって、集団の中で育ち成長します
集団がよければ、にこにこです

担任の教師は、よい集団、よい学級をつくることが最大の使命でしょうね

不登校のノウハウ

どの子どもにも起きること
どの子どもに起きても不思議でないこと

現在は窮屈な環境の中なんです
学習も学級も、窮屈になるようになるように動いています
一定の人数の子どもたちが、学校に背を向けてしまうような学校に、
意図せずとも、なっているんですよね

だけど、楽しい学習、学びをつくり、できる限り先生も残業を減らし
よい集団づくりは、「できます」

やり方次第で素晴らしい学級ができていきます
それでも、心配な子が出てくるでしょう

その時は、お家の方と力を合わせて取り組むんです

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