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学校に行くのは、何のため?



あなたは、勉強が好きですか?

勉強の好きなあなたは、
学校で授業中しっかり話を聞き
先生の言う通りにまじめに
取り組んできたのでしょう

そうでないあなたは、苦手な学習はあるものの
あきらめず宿題にもしっかり取り組んできたと思います

勉強の苦手なあなたは、難しい学習にも先生の指導の下
努力して理解しようと日々がんばってきたと思います

このように、ほとんどの人の気持ちの中で、「勉強は、するもの」なのです
「勉強をしないという選択肢はない」

学校は勉強をする場所だから、行かないわけにはいかない
加えて、「学校は行くべきもの」なのだ、ということです

これは、二つの「焦り」につながります
一つ目の「焦り」は、行くべきである学校に行っていないという焦りです
我が子が行くべきであるはずの学校に行っていない
これは大変だ、ということです

あなた自身が通ってきた学校に行っていないのですから
あなた自身の中で「大変だ」のスイッチが作動します
子どもがインフルエンザなどの病気で
2,3日休んでも作動しない意識です
病気なら、仕方がないと納得できるのです

二つ目の「焦り」は、勉強が遅れる、分からなくなるという焦りです
不登校も日数を重ねると焦りは強く表れます
例えば、
4年生の学習は、算数も抽象的な内容が多く子どもにとって難しくなります
学力の開きが大きくなる学年です
学校に行っていても親としては心配ですよね
それなのに行っていないとなると、
あなたにとって大変な悩みになります

親にとって子どもの勉強は強い関心事項です


上記の二つの「焦り」は、あなたの内に生まれる焦りです
それが「不安」を生み、次第に「悩み」へと変わっていきます

あなたの自分の中に生まれる意識の変化
子どもの不登校の現状があなたの悩みになっていきます
このことには注意が必要です

子どもの不登校について、どうするのかを考えてください
もともとのあなたの「悩み」ではないのです

冷静には対応できませんが、自らの悩みにしてしまうと
あなた自身がしんどくなっていきます

自分の思いを冷静に分析し、まずは、母として
取り乱すことなく、冷静に関わっていくのです
あなたが落ち着かずして、子どもは落ち着きません

二つの焦り
「学校に行く」「勉強をする」
どちらも後から何とかなることなのです

まずは、難しい事ですが
焦っても仕方がないと「焦り」を捨てる


あなたは、
「学校に行くこと」「行くべきである」意識、
何となく、焦らないでいいこと
までは理解できるけれども
「勉強が遅れてきたらどうすの?」
そんな疑問が湧いてきたのではないでしょうか?

学校で学習する教科は、
4年生で
国語、算数、社会、理科、体育、音楽、図工、道徳、特別活動、総合的な学習の時間
と、たくさんあります
これらは、中学校や高等学校でも専門的に学習をしますよね
すべての学習を今必ずしもしなくても、また学習します
一週間で算数の5時間をやれば、欲を言えば、国語の6時間をやれば
まず心配はありません
個別に学習すれば、そんなに時間はかからないのです
「今は、そんなに気にしなくても大丈夫」
そう思ってください

焦らなくてもよい
慌てる必要はない
「落ち着いて」
と言われても、「簡単じゃない」

もちろんです
親は必死です

「なぜ?」我が子が

そんな問いがたくさん生まれてきます

「どうしたらいいの?」誰か教えて!
誰も答えてくれない問いが、これからも
「あなたの頭の中を巡り、支配しよう」とするでしょう

今、私と対話したあなたは、暗闇の中を夢中で駆けていく
そんなあなたではないはずです
そう期待しています


「明けない夜はない」
よく言われますよね

夜明けは必ず来ます


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