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音楽と田舎と、甘いものが好き

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最近の記事

TVドラマ『怪物くん』とあの頃のこと

ここ最近懐かしいタイトルをテレビで目にすることも多い中、TVドラマ『怪物くん』も10年ぶりに再放送されている。 まだ学生だったあの日、ふと目に映ったドラマの主人公に心を奪われた。 なんて、なんてキラキラしているんだろう。 当時、アイドルなんてみんな同じ顔だと思っていた(ごめんなさい)私にとっては正に衝撃だった。 これがアイドル、嵐の力(オーラ)・・・! 以降数年、嵐の出演番組の録画からCDやライブDVD、見かけた雑誌の購入まで、どこにでもいるちょっとしたファンとして

    • 久しぶりのマメ

      2日に1回くらいギターの練習をしていると、とうとう左手にマメができた。 自分の体にマメをつくるのなんて小学生ぶりだ。 運動音痴で運動嫌いだった私がつくった、最初で最後の鉄棒マメ。 近所の神社で練習した逆上がりを思い出す。 器用な子どもにとってはなんでもない逆上がりが、私にはできなかった。 できないことを6年間、毎年毎年体育の授業で取り上げられ、みんなの前で披露させられる。 営業職を経験してから思い返すと、まるで失敗が目に見えている無謀な商談を職場全員の前でさせられ

      • あのときもっと、ああしていればよかった

        この先人生まだまだ長いはずだけれど、そう思うことばかり。 もっと勉強していれば、もっと練習していれば・・・ 後悔は尽きないのに、たとえタイムスリップして昔に戻っても、きっと結局同じことを繰り返す。 あの頃から変わったのは見た目だけ、根っこは同じ。 今できることを精一杯、この先のためにはこれが1番なんだろうな。 頭では分かっていても、今日もゆらりと生きていく。

        • ギター、はじめました

          ギターをはじめた。 理由は、かっこいいから。 歪ませながらギュインギュイン弾くのもいいし、コードをジャカジャカ鳴らしながら歌うのもいい。 あと単純に、そこにギターがあったから。 本当にこのくらいの理由だけで、最近ギターを始めた。 なんだか思春期真っ只中みたいで笑っちゃうな。 いま手元にあるのは、 ・赤いエレキギター(詳しい型番とかは分からないけどかっこいい) ・『ジャズギター 超入門』 ・『地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 反逆の入隊編』 お〜。全て譲っ

        TVドラマ『怪物くん』とあの頃のこと

          たださっぱりするために、美容院へ行く

          半年ぶりに、髪を切った。 どんなに短く髪を切っても、気づいたら伸びている。 束ねれば鬱陶しくない、日常生活に支障なしとは言っても、毛先が暴れに暴れ、増えに増えたこの髪をどうにかせんと、美容院を探した。 そう言えばここ数年、同じ美容院に何回も通うということをしていない。 美容師さんにやたら気を遣ってもらうあの空間が苦手で、できれば自分という人間を覚えられたくないし、覚えたくない。 会うのも1回限りだと思うと、会話もそこまで苦痛でないかな。 今回もネットで適当に探して

          たださっぱりするために、美容院へ行く

          製菓初心者の挑戦 -蒸しパン編-

          家にあると朝食に、おやつに、ついつい手を伸ばしたくなるもの、蒸しパン。 ひとくちに蒸しパンと言っても、むちっと食感のもの、軽くてふわふわのもの、トッピングのあるもの、ホイップ入りのもの、色々ある。 そんな中でもやっぱり1番惹かれるのは、シンプルなたまご蒸し。 ラップに包まれてシールを貼られただけのひときわ無防備そうなたまご蒸しが、売り場ではやけに輝いて見えたりする。 そんなふわふわしっとりたまご蒸しを家でたくさん作れたら(たくさん食べられるのにな)・・・!と思い立ち、

          製菓初心者の挑戦 -蒸しパン編-

          ほんのちょっぴり生活が豊かになる瞬間

          たとえば、炊いたお米を釜から掬っても、しゃもじに1粒の米粒もつかなかったとき。 引越したてのころ米を炊いたのにしゃもじがなく、近所の100均も閉まっていて、仕方なくスーパーでお高めのしゃもじを買った。 損したな〜と思っていたのは使うまで。すごい。値段相応の価値がある。米粒がつかないのだ。おまけに洗いやすい。自立もする。 またたとえば、食器を洗うためのスポンジの使い勝手が良かったとき。 個包装で売っているスポンジを気まぐれで購入。 複数個入りで安売りされているものとは

          ほんのちょっぴり生活が豊かになる瞬間

          桃(しあわせ)の季節

          スーパーに入るとすぐ目に飛び込んでくるのは、一面のピンク色。 ピンク、ピンク、ピンク・・・ 桃の季節が来た。 果肉がとろりと甘くて、果汁までついつい飲み干したくなる、あの桃の季節が来たのだ。 桃と書いて、私はしあわせと読みたい。 生まれて初めて私が発した言葉は、「モモ」だった。らしい。そのくらいずっとずっと桃が大好きで、毎年心待ちにしている。 * * * 物心つく前から、私は桃の味を知っていた。今までで他人の50倍くらいは桃を食べてきたんじゃないだろうか。 完

          桃(しあわせ)の季節

          製菓初心者の挑戦-プリン編-

          数年前、製菓初心者がもっともっと初心者だった頃に、友人の手作りプリンを食べさせてもらったことがある。 卵・牛乳・砂糖を使ったシンプルなプリン。食べながら作り方をぼんやり聞いて、超初心者の私が驚いた点は3つ。 ①スーパーの安いプリンとは違う、ホンカクテキな味!? ②プリンって少ない材料でこんなにおいしくできるのね! ③工程もシンプル!鍋があればできるんだ! 甚く感動した。私も甘くておいしいプリン、作(って毎日食べ)たい。 教えてもらったレシピをもとに初めて作ったプリ

          製菓初心者の挑戦-プリン編-

          製パン初心者の挑戦-くるみレーズン編-

          「家でパンが焼けるかどうか」 これだけの基準で生活の豊かさがぐんとアップする、そんな気がする。 昨今は大抵どこに行ってもパン屋さんがあって、手軽においしい焼きたてパンを食べられる。そこそこの規模のスーパーになら、焼きたてパンコーナーだってある。 こんなに身近にパンが溢れている中、わざわざ時間をかけて家で焼くのって、余裕のある生活って感じがして、素敵だ。 あと単純に、パンを焼ける人って職人のようでかっこいい。 そう思って今回は、スーパーで見かけたくるみとレーズンを使っ

          製パン初心者の挑戦-くるみレーズン編-

          びしょ濡れになった話

          朝起きる。今週はずっと雨の予報だったのに、今日は降ってない。今だけかもしれない。 そう思ってしまうと最後、かねてから済ませたかった用事のために、家を飛び出し自転車を漕いだ。 私には、移動手段が自転車か徒歩しかない。大阪のおばちゃんみたいな傘スタンド(下写真)も持ってないので雨の日には自転車に乗れないし、傘を差して歩く距離にも限界がある。その日の天気が行動の鍵なのだ。 用事に時間もかからないし、降ってないうちにちゃちゃっと済ませて戻って来ちゃおう。 さて用事を済ませて建

          びしょ濡れになった話

          製菓初心者の挑戦-ラングドシャ編-

          ラングドシャってなんだ。 ・サクサク軽い食感で、ほんのり甘いもの。 ・お土産でもらうと嬉しいもの。 ・職場のお土産でこれを選んでおけば、まず間違いのないもの。 ・要は銘菓「白い恋人」のチョコじゃない部分。 私のイメージはこんなものである。以下Wikipediaより引用。 ラング・ド・シャ(フランス語: langue de chat)は出現が17世紀とも20世紀初頭とも言われるフランスの伝統的な菓子の一種。 他の小麦粉を使った菓子であるサブレやビスキュイとも違いザラ

          製菓初心者の挑戦-ラングドシャ編-

          ロブ・ルッチに弟を殺された話

          ----------------------------------------------------------------------- 私は震えていた。リムジンのような車でどこかへ連れ去られている道中、隣に座る本人からその事実を告げられる。 「君の弟か。さっき殺しておいた」 嘘だ!!!!!声の出る限り叫ぶ。 そんな私をよそに、車は走る。窓からは夜の都会の明かりがちらついていた。 ----------------------------------------

          ロブ・ルッチに弟を殺された話