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1ヶ月後にプロポーズされるバツイチ。

バツイチのホープと友人達から呼ばれ、はや数年。ついに再婚した。


バツイチ同士(彼もバツイチ)最高。バツイチ純愛だよ〜と言っている私たち。
一緒に暮らしながら二人のトラウマが癒されつつある。引っ越し先での新しい生活が始まった、今こそ心新たに結婚生活を送るのも悪くないと思ったからだ。

最初の結婚とプロポーズ

最初の結婚はプロポーズも婚約指輪もなかった。結婚指輪は二人で数年後に結婚式の為に買いに行った。そんな経緯から、婚約指輪らしい指輪やプロポーズに憧れがあったのかもしれない。
私もかわいいところあるじゃないか。と自分で感心する。

彼は出会った時からずっと、一緒にいたいなどとプロポーズしてくれていて、彼の気持ちに対しては不安はなかったが、当時は自分の気持ちが定まっていなかったので改めてちゃんとしてプロポーズして欲しいと思った。(完全に欲が出た。)ちなみに入籍前夜にはお互い手紙を交換した。

今回も手続きの関係で、
入籍→婚約指輪購入→プロポーズ(予定)→結婚式か写真だけ(予定)と逆の順番になった。
私らしいと言えば私らしい。
こだわるところと、こだわらないところの差が激しい。

婚約指輪とダイヤモンド


先日一緒に、婚約指輪を買いに行った。自分で選びたかったからだ。
3ヶ月くらい前から探していてようやく良さそうなのが見つかった。
仕上がりは1ヶ月後。
店内では自分がプロポーズやどんなダイヤモンドでも喜べるタイプ(or若い娘・・・)じゃないことを痛感してしまった。そもそも私は原石や鉱物が好きなのでそれもあるかもしれないけれど。

ダイヤの輝きや透明度よりも、原産地や発掘された場所がわかる(戦争しているとある国に加担したくない為)ものが買いたかった。私たちの選んだお店では難しそうだった。好みのデザイン、相応の値段、保証制度もとてもよかったので彼が出張先で選んだ店。
店員さんはとてもいい方だったが、笑顔で、戦争に直接関わっておりませんのでご安心くださいと言われ、そこに何にも安心材料ないのにそれ言うのか。と驚いた。その国で採掘されている=国に税金払っているし加担していると思うのだけど。だから世界的な企業もその国からどんどん撤退しているというのに。
こんなこと考えてダイヤ買う人は、マイノリティなのかな。

大事なことと妥協することと


結局私達は妥協して原産地の全くわからないダイヤモンドを買った。
それでも私の初めての婚約指輪を一生大事にしたいと思っている。

これからも全力で彼との楽しい生活を守りたいし、そんな生活を送って二人で死にたい。楽しいことを共有して、悲しい時にはお互い側にいて抱きしめ合う。毎日一緒に眠って起きて、ほとんど同じものを食べたい。今まで通り、彼の家族も私の家族も程よい距離感で仲良く、愛の溢れる関係でいたい。もしそうじゃないなら、幸せな関係でいれないなら、また離婚してバツイチに戻ってもいいと思っている。そのくらいの覚悟でがんばるつもりだ。



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