あの時の君は面白かった 薬を飲み意識が朦朧とする午後3時 誰かに助けを求める僕の隣に君が居た 1番近くに君が居た 否定しない君は面白かった 生きづらい世の中に対する思…
苦い思い出を消すためについた嘘はミルクのようだ。舌を逃がしたくなるような現実に甘くまろやかな理想を張る。本当の事を話せと大人は言うけど、話したところで何も気にせ…
木の枝で休む鳥が鳴く音 葉が鳴らす緑の乾いた風の音 今自分が踏んでいる大地の音 全世界が繋がる空に響く飛行機の音 生命を与えてくれる水が滴る音 呼吸をする自分の体の…
ここだけどここじゃない これだけどこれじゃない きみのいうそれはどれなんだろう ぼくのいうそれはそれなのに 特別になりたくて孤立した 一番になりたくて孤立した 人気…
親のエゴに教えを乞う少女 絶対と思っていたそれが エゴだと気づいた思春期 教材代と偽り手にした三千円で 最寄りから終点まで揺られた 自分と同じよう親のエゴで疲れ果て…
羊を数える少年に悪夢を見せる少女 思えば想うほど傷を負う愛 鬱と云う響きに助けを求め依存する 枕に垂れる青色に暖かさを感じる 雨の後のアスファルト 右から結ぶ靴紐 …
melt xlll
2024年5月19日 11:06
あの時の君は面白かった薬を飲み意識が朦朧とする午後3時誰かに助けを求める僕の隣に君が居た1番近くに君が居た否定しない君は面白かった生きづらい世の中に対する思いを話す午前2時誰かに共感を求める僕の隣に君が居た1番共感してくれる君が居たある日君は面白くなくなった僕と似た人を探し始めたからある日僕も面白くなくなった唯一無二の人間でなくなったからあの時の僕は面白かった
2023年8月19日 09:17
苦い思い出を消すためについた嘘はミルクのようだ。舌を逃がしたくなるような現実に甘くまろやかな理想を張る。本当の事を話せと大人は言うけど、話したところで何も気にせず飲み込むだけ。だから7対3が僕のブレンド。
2023年5月31日 19:42
木の枝で休む鳥が鳴く音葉が鳴らす緑の乾いた風の音今自分が踏んでいる大地の音全世界が繋がる空に響く飛行機の音生命を与えてくれる水が滴る音呼吸をする自分の体の音意識すれば音はどこからでも聴こえてくるのに僕達はヘッドフォンを首にかけて酷く汚れた醜い電子の世界で音を探す
2023年5月2日 23:29
ここだけどここじゃないこれだけどこれじゃないきみのいうそれはどれなんだろうぼくのいうそれはそれなのに特別になりたくて孤立した一番になりたくて孤立した人気になりたくて孤立した大胆に飛び降りて孤立した今を大切にとみんなが言うから過去が僕を壊してくるんだよ未来を大切にとみんなが言うから今が僕を焦らせてくるんだよ
2023年4月1日 02:28
親のエゴに教えを乞う少女絶対と思っていたそれがエゴだと気づいた思春期教材代と偽り手にした三千円で最寄りから終点まで揺られた自分と同じよう親のエゴで疲れ果てた小学生を肩で寝かせながら揺られた初めての自由だ瞬きをする度に変わる雲の形と空の色感情の安定しない春の風手に入れた知識が千恵へと変わっていく街が騒がしくなった頃駅に向かった店の前で喧嘩する大学生を横目に歩いた駅のベンチで
2023年3月22日 20:28
羊を数える少年に悪夢を見せる少女思えば想うほど傷を負う愛鬱と云う響きに助けを求め依存する枕に垂れる青色に暖かさを感じる雨の後のアスファルト右から結ぶ靴紐ポケットからだす鍵2Bの鉛筆とスケッチブック熟した林檎を噛じる何も無い日々に息を呑む描けない自分に嫌気がさす死ねないのに締める首まわらない舌と脳逃げる周りからの目昨日みたいな日々を過ごす感情を校閲される社会苦し