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いつの間にか結婚していた旦那との「馴れ初め」

2020 / 1 / 15 私の28歳の誕生日を迎える1日前に、会社の3つ下の後輩と結婚をした。いつの間にか付き合って、いつの間にか結婚していたお話。

ー 結婚そして出産 ー
同じ職場の人とは恋愛しない!と決めてたはずの私が会社の3つ下の後輩と結婚。付き合って半年ぐらいで同棲し始め4ヶ月後ぐらいに子供を授かった。そして入籍し、あっという間にもう少しで新しい家族が出来る。
(記事:わたし自身の生い立ち より)

普段、文字に起こして振り返りなんてしない分この産休のタイミングにしっかり文字に残してみる。

♢出会い

社会人4年目の秋、新しいサービスのマーケティングを担当することになった。そこのサービス企画を担当していたのが今の旦那。

新卒で入ってきたばかりの彼に対して思ったことは「今風な若者って感じ。賢そう〜あの先輩頭悪いな〜とか心の中で思ってそう」だった。 “PM(略:サービスのあらゆる側面に責任を持ち、属する企業に価値をもたらす仕事)” という立ち位置だった彼は企画すべてに「管理者」として入ってくるため、毎日連絡を取り毎日のように一緒にミーティングがあった。ちゃんと出来る先輩って思われなきゃと、それとなく思ってた。

ただ、彼自身がすっごい気さくな後輩で「何話したらいいんだろう」「気まずいなこの雰囲気」みたいな初対面ランチとかでのあるあるがなかった。それもあって仲良くなるのには時間がかからなかった。仕事以外でも話すようになってからは「出来る先輩と思われなきゃ」という気持ちよりも「もっと良い企画を一緒に考えていきたいな」という気持ちに変わっていた。

あ、この時点では恋愛感情抜きで。

♢付き合うまで

夜遅くまで一緒に企画書を考えたりする日々が続いていたこともあり、平日に軽くご飯を食べにいく機会が徐々に増えた。新宿近くに住んでいた私の同期だったり、同じく仕事で遅くまでよく残っていた彼の同期を中心にみんなで朝まで飲んだりするのも日常茶飯事。

恋愛でいう『タイミング・フィーリング・ハプニング』(言い方古いのかな)の『ハプニング』が起きたのが、土曜日の朝方

金曜日の夜にいつものメンバーで飲んで、それから「宅飲みしよ!」となり太陽がのぼりきるまで飲み散らかし、川の字になっていつの間にかみんな就寝に入ってた。朝方寝起きでまだ寝ぼけていた時、彼にキスをされてパニクったのを覚えている。

ありえない、最悪。の感情ではなくてパニックになったのはこの時からもうすでにきっと後輩という感情以外の感情が私の中であったんだと思う。認めたくないけど認めざる負えない。

そんなこんなでほぼ毎日一緒にいるような生活になり「付き合おう」という言葉もなく月日が経っていった。

そんなある日・・・

東京に仕事で来ていた母親から「明日、一緒にご飯食べる?」とLINEが届いた。その時、彼と一緒にいたわたしは何も考えずに「明日ママとご飯食べるけど来る?」と聞いた。今考えたらたしかに毎日一緒にいたものの、付き合おうの言葉もなく付き合ってるのかわからない状態の人を母親に合わせようとした自分の神経を少し疑う。そしてそれに対して「行く」と答えた彼もまた不思議。

ちょうど母の日だったこともあり2人でわたしの母親にあげるプレゼントを買い、焼き肉を3人で食べプレゼントを渡して解散した。わたしと彼の行動も謎だけども、付き合ってる彼氏と一言も言わない娘に対してなんの疑問も持たずに他愛もない話をしてご飯を食べていた母親も不思議。

その帰り道に彼は「今日、ママに『よろしくね』って言われたとき『夕ちゃんを守らなきゃ』って思った。」と、わたしに言った。はっきり覚えてないから少し言葉は違うかもだけどこういう感じのニューアンスだった気がする。

その時に、付き合ってるんだ。って確信した。

♢同棲そして結婚

当時住んでいた賃貸の契約が終わり引っ越し先を探していたわたしは半同棲状態だった彼に「一緒に住も」と言ったのがキッカケ。結婚を視野に入れて同棲を始めたわけでもなく、どうせどっちかの家にいるのであれば同じ家に住めば良いじゃん。家賃も浮くし。という完全に軽いノリ。

口先では彼も「いいよ」と言ってくれていたものの後々聞いたところ、別れた時どうするの?などで正直迷っていたらしい。賃貸だし、別れたらまた家探せば良いし、別に深く考えずに同棲はして良いと思う。というのは個人的意見

半同棲時代からほぼ毎日一緒のお家に帰ってきていたわたし達だったため、同棲を始めたからといって何かが変わったわけではなかった。喧嘩が増えたり口数が減ったりすることもなく、むしろ一緒にいる時間や話す時間が増えた気がする。一日一緒にいなくても「おはよう」と「おやすみ」が言える人が、起きた時と寝る時に居てくれることに幸せを感じるのは言うまでもない。だからこそ、一番彼を愛おしいと思う瞬間は朝起きた時。

そんな中、子供を授かり結婚をした。想定してたタイミングよりもだいぶ早くはなってしまったが、結果としては別になんの問題もない。多分どちらにせよ、この人と居た気がする。こんなこと言って、すぐにお別れしてたらどうしよう、とよく夫婦で話すのはさておき・・・

「いい男捕まえたなぁ」とよく自画自賛してる旦那よ。これからも良い男であり、良い父親にもなってくれ。

A's mom  ー家族の成長を記録に。
*娘中心の成長記録を予定中

「子を持つ親として」「妻として」「働く女性として」様々な場面での出来事や行動、判断を文章に残していきます。

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