melissahiroko

ポルノグラフィティが好き。20年来のラバッパー。文章を書くことが好き。頭の中にある別世…

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ポルノグラフィティが好き。20年来のラバッパー。文章を書くことが好き。頭の中にある別世界に形を与えたい。自身自閉症スペクトラムなので、それについても発信していきたい。

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私の人生の半分はポルノグラフィティでできている

今日9月20日は、晴一さんのお誕生日。おめでとうございます!晴一さんが因島に生を受け、昭仁さん、Tamaと出会い、ポルノグラフィティを生み出してくれた。そのすべてに感謝だ。この記念すべき日に、ポルノグラフィティがどういう存在であるのかを書いておきたい。 私は20年間ずっとポルノの音楽を聴いてきた。人生の半分近くを昭仁の声に、晴一の言葉に、ポルノグラフィティの音楽に支えられて生きてきたと言っても過言ではない。次の曲が聴きたい、またライヴに行きたい。その思いがあったから、生きて

    • PG wasn't built in a day 仙台

      *ネタバレ注意!* 前回のツアーには残念ながら参戦できなかったため、ほぼ2年ぶりとなるポルノグラフィティのライヴ。会場は初のゼビオアリーナ仙台。 コロナ禍以降初の声出し解禁のライヴだ。続ポル参戦が6年ぶりのライヴだったから、個人的には実に8年ぶりの声出しということになる。改めて文字にしてみると実に長い。感無量だ。 今回は今までとは違って事前に席がわからないためか、いまいちライヴに行く実感がないまま当日を迎えた。 入場時にスタッフさんがQRコードを読み取り、発券されるチケ

      • ASD当事者として見た「厨房のありす」感想

        「厨房のありす」というドラマを見た。主人公は自閉スペクトラム症を持つ女性で、料理店を経営している。 人の目を見ることができなかったり、話し方が独特だったり、当事者として「わかる!」と膝を打ち、門脇麦さんの演技に舌を巻いた。 ありすの経営する店にはメニューがない。ありすがお客さんの体調や様子を見て、それに合った料理を作る。化学が得意な設定で、化学記号を用いて栄養素の効用を説明する。 まぁ、いわゆる「ギフテッド」な発達障害なんだなぁ、と思った。 劇中、ありすに対して「天才

        • ついに行った!因島へ!

          2023年9月8日、ポルノグラフィティはデビュー24年を迎えた。熱しやすく冷めやすい私がずっとファンでいられるなんて幸せなことだ。 人生の半分近く彼らのファンでいながら、不思議と今年に入るまで行きたいと思ったことがなかった。2人の生まれ育った因島に。 それがなぜか今年に入って急に行きたくなったのだ。漠然と「因島に行きたいな~」なんて思っていたら、なんと仕事で1週間余分に有休をいただけることになった。その使い道として、職場の先輩がシェラトンホテル巡りをするアイディアを出して

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        私の人生の半分はポルノグラフィティでできている

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          7本

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          宝塚歌劇団

          さて、私はラバッパーでありますが、密かにヅカオタでもありまして……心揺らすニュースについて書かずにはいられない!ということで、今日はタカラヅカネタです。 初めて宝塚の舞台を観たのは小学生の頃。 演目は宝塚の代名詞、ベルサイユのばらだった。 旧東京宝塚劇場の一番後ろの立見席で、オペラグラスもなしに身を乗り出して食い入るように観劇したのを覚えている。 マリー・アントワネットを演じられていた毬藻えりさんのあまりの美しさ。パンフレットのポートレイトを切り抜いて持ち歩くほど好きだった

          宝塚歌劇団

          家を建てる②

          弟が家を建ててくれることになり、初めて建築会社を訪れてからひと月あまり。家づくりは次の段階へと進んだ。 まず、タカラスタンダードさんのショールームへ行き、キッチンとお風呂、洗面台の色を決める。 ここでもまた担当者さんの口から「以前見ていただいたときはこちらのお色で……」という衝撃のセリフが何度か出てきた。またしても弟は母と私を抜きにして話を進めていたようだ。 前回「これから何か決めるときは3人で」と言ったことを一応実行したようなので見逃すことにした。 弟が建てる家は「フ

          家を建てる②

          家を建てる①

          私には4歳年下の弟がいる。 転勤の多い仕事に就き、かれこれ20年以上は離れて暮らし、会うのもせいぜい年2回程度という仲がいいのか悪いのか微妙な感じの弟だ。 その弟が昨年末、母と私を前に言った。 「家を建てようと思う」 私たち家族は27年前まで東京で生活していた。 両親と私たち姉弟。典型的な構成の家族だったと思う。 子供だった私にはわからなかったが、父は証券会社務めで、バブルの恩恵を大いに受けて年収もそこそこあったようだ。つまり、私たち家族は恵まれていた。 よくある話にな

          家を建てる①

          ポルノグラフィティ 昭仁が握りしめる手

          こんにちは、メリッサです。 過去にWOWOWで放送されたRock in Japan Festivalを見ていて不覚にも泣いてしまったことがある。 ポルノグラフィティのライヴシーンの放送は二曲なので決して長くはないのだが、何度も繰り返し見た。 圧巻だったのはZombies Are Standing Outだ。曲に込められたメンバーの熱量がまっすぐに伝わってくる。 昭仁が手を握り締めるときはいつだって、そこに込められるすごいパワーを感じる。そして昭仁は、それをそのまま私た

          ポルノグラフィティ 昭仁が握りしめる手

          食わず嫌い【東京リベンジャーズ】

          私は流行に乗り遅れる傾向がある。 またしてもその傾向を遺憾なく発揮し、最近になってハマったのが「東京リベンジャーズ」という作品だ。 今月実写版の公開が控えているため盛り上がりを見せてはいるものの、今さら感は拭えない。 とりあえずあらすじを見ていこう。 書店でコミックスを見かけたり、「東リベ」という単語を何かと見聞きすることはあったので、無料キャンペーン等で第1巻だけ読んだり、はしていた。まぁ興味はあったのだ。 そこで終わっていたのは食わず嫌いをしていたからだ。 この作

          食わず嫌い【東京リベンジャーズ】

          信じる理由

          吉沢亮さん主演のPICUというドラマをご存じだろうか。 その第一話に腹膜炎で亡くなってしまう子が登場する。 見ていて私は既視感にとらわれた。 あれは30年前の私だったかもしれない。 その日私は塾に行っていた。 中学受験を目指していたので、お弁当持参でほぼ一日塾と言うハードな夏期講習を受けていた。 夕食を終え、急な腹痛に襲われた。それもかつて体験したことがないほどの激痛で、お腹を押さえて机に額を押し付けて耐えていた記憶がある。 どうやって自宅に帰ったかは覚えていないが、次に

          信じる理由

          プロローグ

          雲の切れ間から月明かりが差し込む。思わず足を止めて見上げると、それを訝しんだのか前から声がかけられた。 「坊ちゃま」 変わらない呼ばれように言葉を返す。 「その呼び方やめてよ」 かしこまりました、では何とお呼びいたしますか。 淡々と返る温度のない声。 青年期に当たるだろう彼はまっすぐに背を伸ばし、月の光を見上げたまま応じる。 「……マクシミリアン。俺の名前」 月は失われることはない。マクシミリアンは踏み出した。自ら選んだ、後に続く道を。

          プロローグ

          航空自衛隊基地モニター C-2に乗ったよ

          先日…と言ってももう1ヶ月以上前。航空自衛隊三沢基地で行われた航空祭前日の体験搭乗にご招待いただいたので、そのことを書いておきたい。 航空自衛隊広報からメールが届いたのは7月に入って間もない頃のこと。タイトルは「航空祭前日航空機(C-2)体験搭乗のご案内」 私は目を疑った。 令和3年度基地モニターに採用されてから実際の活動に参加できたのは、初回とクリスマスコンサート、そして最後の合計3回のみ。 次年度も継続できると聞いてもちろん手を上げたが、やはりほとんど参加できてい

          航空自衛隊基地モニター C-2に乗ったよ

          いえない心

          インスタに「いいね」押してるそれだけで喜んでもらえるこんな私でも たまねぎの皮みたいに剥けていく指からなくなってしまえ私の本体 夢を見ることができない毎日に夢見ることを夢に見ている 本当の気持ち話せる人がいる そんな人に憧れている 「愛して」が「助けて」と聞こえたと詩う言葉に救われた僕 今何が欲しいと訊かれたら僕は答えるロボットになりたい 「たすけて」と言うのがいちばん勇敢と絵本のことばに立ち尽くしている #今日の短歌

          いえない心

          その一言が

          いつも行くガソリンスタンドで、よく担当してくれていた方が転勤になった。以前も市内の別の店舗に移動になったことがあって、私はその期間違うスタンドを利用していた。 給油して帰ろうとしたとき、店長さんが近づいてきて「メリッサさんティッシュもらいました?」と一言。週末は20リットル以上給油するとティッシュをプレゼントしてくれるのだが、幸か不幸かハイブリッド車ではそこまで給油することがなく、今までいただいたことはない。 20リットル入れてないからもらっていないと言うと、「いや、今持

          その一言が

          【発達障害】僕の大好きな妻!

          「僕の大好きな妻!」というドラマを見ている。 今までも発達障害を持つ主人公が出るドラマはいくつか見てきた。その中でこのドラマが秀逸だと思うのは、主人公が「特別な才能に恵まれた発達障害当事者」ではない所だ。 主人公は医者だったり天才だったりしない。ごく普通の「漫画家のアシスタントの奥さん」だ。だから余計に共感を持って見られるのだろう。 このブログを書いている今、第4話まで見終えた。各話私の気持ちを主人公が代弁してくれているように感じる。 例えば第1話では、自分が発達障害だ

          【発達障害】僕の大好きな妻!

          [妄想ポルノグラフィティ ]母屋にて

          「耳を疑う」という言葉は、物書きとして当然知ってはいた。 でもそれを体験するなんて思ってもいなかったと気づかされた。 「……新プロジェクト?」

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          [妄想ポルノグラフィティ ]母屋にて