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『人間の魂は どんな薬より強いのです』


【レナードの朝】

■アメリカ/1990年 ■監督: ペニー・マーシャル■ 脚本: スティーヴン・ザイリアン■出演: ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ ほか

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古い映画なのですが、名作中の名作ですね(*^^)v観よう観ようと思っていて、なかなか観れなったのですが、やっと鑑賞できました。もう期待通りの感動作品でした。ロバート・デ・ニーロ×ロビン・ウィリアムズという時点でもう期待せずにはいられないのですが(笑)

精神科医であるセイヤ―(演:ロビン・ウィリアムズ)は慢性神経病患者専門の病院で働くことになります。人付き合いに関しては不器用なセイヤ―ですが、真面目に仕事に取り組む中で、半昏睡状態の患者たちに反射神経が残っていることに気が付きます。セイヤ―はパーキンソン病の患者に使う新薬を試験的投与することを決めます。投与された患者たちは奇跡的な目覚めを起こしていきます。しかし、この薬は試験的なものだったので、万能ではありませんでした。。。投与された患者の中に30年間もの間、半昏睡状態だった、レナード(演:ロバート・デ・ニーロ)とい男性がいました。物語はレナードとセイヤ―を中心に描かれいます。

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ストーリーが感動的だったのはもちろんなのですが、とにかくロバート・デ・ニーロの演技がすごい!!!難病の役だったのですが、誰が見ても圧巻の演技でした(>_<)‼‼‼

レナードが目覚めている間、彼には気になる女性ができるのですが、彼女とのダンスシーンは泣きましたね( ノД`)シクシク…

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そして、この奇跡的な物語は実話だというから驚きです。イギリスの神経学者オリバー・サックスが嗜眠性脳炎による意識障害者に、当時は実験用医薬品であった薬を投与し覚醒させました。これがこの映画の基となっています。最近では実話に基づく作品は多いのですが、この時代は珍しかったんじゃないかな~

それと、ロビン・ウィリアムズはどの作品でも「さすが~」って感じなのですが、私的に「先生」と呼ばれる役では神がかってるな、って勝手に思っています(笑)


ロビン・ウィリアムズが先生として出演している名作映画ならこちらも↓↓↓


【グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち】

■アメリカ/1997年 ■監督: ガス・ヴァン・サント■ 脚本: マット・デイモン、ベン・アフレック■出演:  ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレックほか

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こちらはロビン・ウィリアムズ×マット・デイモンでございます!!自分の記事を見直しているとマット・デイモン率高めなことに気が付きました。カッコイイから仕方ないですね(;´∀`)

何度も鑑別所に入っては出るを繰り返しているマット・デイモン演じる不良少年ウィルは、マサチューセッツ工科大学でアルバイト清掃員として働いていました。孤児の青年であるウィルはある日、世界屈指のエリート大学の数学科の生徒も解けない難問をあっさりと解いてしまいます。

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彼の隠されていた天才的な数学の才能に教授たちは目を付けますが、素行が悪く様々な心理学者に診てもらうのですが、なかなか更生しません。そんな中、彼はロビン・ウィリアムズ演じる心理学者ショーンと出会います。ショーンも奥さんに先立たれて孤独を抱えていました。次第に二人は心を互いに開いていき、ウィルは1人の青年として少しずつ成長してい行きます。

ロビン・ウィリアムズとマット・デイモンの2人のやり取りも感動するんですが、私はマット・デイモンとベン・アフレックのシーンが一番好きでした。

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ウィルは恋人と別れ、彼女を追いかけもせず、教授が紹介してくれた仕事の面接にすら行こうとしませんでした。ウィルの親友であるベン・アフレック演じるチャッキーは彼の背中を押すために以下のような言葉を投げかけます。

チャッキー:                            親友だからハッキリ言おう 20年たってお前がここに住んでたら おれはお前をぶっ殺してやる 脅しじゃない 本気だ  お前はおれたちと違う お前は自分を許せても おれは許せない おれは50になって工事現場で働いててもいい だがお前は宝くじの当たり券を持ってて それを現金化する度胸がないんだ  お前以外の皆はその券を欲しいと思ってる それをムダにするなんて おれは許せない 

おれはこう思ってる 毎日お前を迎えに行き 酒を飲んでバカ話それも楽しい  だが一番のスリルは 車を降りてお前んちの玄関に行く10秒間 ノックしてもお前は出て来ない 何の挨拶もなくお前は消えてる そうなればいい


すごいのが、マット・デイモンとベン・アフレックは子供のころから本当に幼馴染なんです!!!この映画はマット・デイモンが戯曲として執筆して、それをベン・アフレックに見せたことがきっかけで制作された映画なのです。ストーリーにリアル感があるのはこういった背景もあるのかもしれませんね。ラストのチャッキーがウィルを迎えに行くシーンも素敵でした!!


<一言メモ>

超名作の2作でした。「洋画 おすすめ」「名作 映画 感動」この辺のキーワードをググるとショーシャンクなんかと一緒にこの2作もよくみかけますのでぜひ(*´ω`*)

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