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突然の別れ
笑福亭笑瓶さんが亡くなった
死因は「急性大動脈解離」で66歳でした。
この「急性大動脈解離」という言葉を耳にすると、娘が幼い頃にタイムスリップしてしまいます。
娘が未就学児時代に「外遊びの会」という場所に娘と遊びに行っていたのです。
そこで娘と同じ年の親子と友達になれたんです。
お母さんも年齢が私の1歳年下という、同年代、性格も飾らない性格っていうんですかね、いつも明るくて、話していると私も楽しくなれて、素の私でいられる、娘のママ友の中では数少ない人なんです。
幼稚園に入園して、外遊びの会は卒業、選んだ幼稚園は同じでした。そして年少のクラスが同じになりました。
娘の通う幼稚園って、とってもアットホームな幼稚園で親子での参加も多かったんです。
旦那さんとも何回か園内で会って、会うとお話もさせていただきました。
男の子のお母さんで同じ一人っ子、彼女は、もう一人子供を授かりたいと、常々私に言っていて。
家での食事もかなり健康には気をつけているという話はとても良く聞きました。
娘が幼稚園年少から年中に進級する春休み、懐かしい「外遊びの会」のメンバーで懐かしい場所でみんなで会って遊ぶという企画がもちあがりました。
彼女もとても楽しみにしていて、一緒にその場所に行くことになっていたんです。
当日の朝、彼女から連絡がありました
「ごめん、今日は行くことはできなくなった。詳しい内容は今は話せないけれど、落ち着いたらまた連絡します。」
のような文でしたが、私は何か良くないことがおきてしまったのだろうということはなんとなく分かりました。
娘と二人で、懐かしの場所に出かけました。そこで、待っていた、他の仲間に彼女が来れなくなってしまった理由を聞くことになりました。
旦那さんが、前日、帰宅時に駅のホームで倒れて、救急車で病院に搬送されたけれど亡くなってしまったことを。
その死因が「大動脈解離」、初めて聞く名前、そして聞きたくない名前になりました。
数日後に行われた、彼女の旦那さんの葬儀に、クラスメイトのみんなと参列しました。
葬儀場に沢山の幼稚園の制服を着た園児、幼稚園年少という年齢なので、無邪気に走り回る男の子たち、その中に彼女の息子さんの姿もありました。
その場にいた、お母さんたち、みんな、涙です。
まだ、人の死なんて受け入れるには早い年齢なんです。
朝、玄関を出て、家に戻って来れるって
当たり前のことだと思っていましたが、そうでない現実があることを、その時、改めて叩きつけられました。
きっと、亡くなられた旦那さんだって、何が起こったかなんて、わかってないと思うんです。
ずっと、続くと思っていた、日常が突然遮断されてしまう。考えただけでも、とても怖いです。
急性大動脈解離について調べてみると
急性大動脈解離は、血管内膜に亀裂が入りやすい状態であることが原因となります。
これには血管の内側を構成する血管内皮にかかるストレスが関わっており、
高血圧、喫煙、ストレスなどは大動脈解離の発症のリスクとなります。
私も、高血圧とストレスは当てはまる項目、そして、心臓にもちょっと問題があって、時々健康診断で引っかかったりします。
高血圧は、本当に怖いと思います。
3年前に健康診断を受けて、上が200近く、下が130近いという、数値を出してしまっているんですが、自覚症状とかはまったくなかったです。
現に検診会場で、血圧計が壊れている、こんな高い数値みたことないと3回も頼んで測り直してもらってます。
子供の頃からあった、偏頭痛がひどくなり、鎮痛剤を飲む回数は増えていました。
真夜中に激しい頭の痛みで目が醒めて、鎮痛剤を飲むことも増えました。鎮痛剤を飲むと痛みは改善されていたので、大丈夫だろうって思っていたんです。
以前、お世話になった病院で、頭痛について相談したら
「鎮痛剤を飲んで痛みがなくなるなら心配いりませんよ」って言われたことがあったのでずっと信じていたんです。
今、血圧の病院へ数ヶ月に1回、通っているんですが、薬のおかげなのか頭痛が今は全くなくなっているんです。
子供の頃から、悩まされていた、あの頭痛はどこへ行ってしまったのかな?って思います。
多分、あの状態でそのままにしておいたら、倒れていたと思うので3年前に健康診断を受けられたことで命拾いしているとも思っています。
今、こうやって、生きていてnoteを書いたり、皆さんの投稿を読んで交流できること、あたり前のように感じちゃうのですが、突然の訃報を受け入れなくてはならなくなった時に思います。
今、こうやって生きていることは何かしらの意味があってのことなのではないかな?って。
ちょっと最近、悲しい、訃報に触れることが多くて心の中は寂しさでいっぱいにはなっちゃうんですが、noteの皆さんの投稿から元気や癒やしをもらっています。ありがとうございます。
明日から3月です、悲しい気持ちも本日2月に置き去りにして、心機一転の3月を迎えたいです。
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