「過敏」どころか自分の体調がおかしいことにすら気が付かなかった中学生時代。

こんにちはめいです。

前回の投稿からまた期間が開いてしまい本当にすみません…
そして,たくさんの方にフォローをしていただきとても嬉しく思っています。
フォローバックはもう少し待ってくださいね!


さて,今回は中学生の時を振り返ろうと思います。
前回は「小学生のときは自分が過敏であることに気付いていなかったが、今思えば過敏さの片鱗はあった」という話をしました。

ちなみに中学時代も自身の過敏さについて自覚はありませんでしたが,小学生の時とは大きく違うところがありました。

それは「体調」。
今まで生きてきた中で体調が一番悪かったんです。

そして、体調不良によって過敏さに磨きがかかるなんてことも起きてました。今思えば。
なので今回はそこについて書いていきます。

今回のキーワードは「今思えば」です。
当時はマジで自分のことに気付かなかったんですよ…

体調不良が重なりまくった中学時代

タイトルの釣り感がすごい(語彙力)
でも実話なんです。

病名だけ書いていくなら起立性調節障害(頭痛,立ちくらみ,昼夜逆転等),過敏性腸症候群,そしてストレス。

ストレスは病名とは違う気もしますが,過敏性腸症候群の原因としてストレスも考えられるということ,どの症状もストレスによって悪化したことが多かったためカウントしました。ご了承ください。

簡単に病気の説明をします。
とても簡単に説明するので詳しく情報は調べて見てくださいね。

起立性調節障害
思春期に多い,自律神経系の病気。
主な症状は立ちくらみ,頭痛。
ストレスの影響が大きい(ストレスによって悪化することもある)

過敏性腸症候群
ストレスによって起こる。
腹痛や便秘下痢が生じる

一番体調が辛い時期(中2の2学期)は毎日どうやって生きていたんだろうと思うくらい記憶がありません。それくらい体調が悪かったんです…

覚えていることといえば,授業中に視界と聞こえてくる音が歪んでふらふらしていたことです。
そういう記憶しかないんです。
楽しかった思い出一個くらいあってもいいはずなのにおかしいな…

ちなみに一番つらかった症状は頭痛でした。
当時を振り返ると,毎日3錠飲んでいたので,ロキソニン中毒だったなーなんて思っています。

頭痛やロキソニンについては後述参照。


過敏さと体調不良の最悪な相乗効果

過敏さと体調不良って関係ない気がしますよね。 
私の場合は大有りでした。

体調が悪いとメンタルがやられますよね?
メンタルやられると過敏になるんです。

ちょっと説明雑すぎましたね。
心と体は密接にかかわっていて,私はメンタルによって過敏さが変わると言いたかったんです。
元気な時は少し鈍感になるような気もするし、体調が悪かったりストレスでイライラしてる時は自分でも引くほど過敏になってると感じることもあります。

なので毎日体調が悪かった当時は常に過敏さMAX状態でした。


そんな私の過敏さと体調不良の影響が一番出たものは給食でした。

そもそも私は味覚も過敏なので,給食がしょっぱくて食べれませんでした。
当時嫌いだったメニューは味噌汁とカレー。
理由はもちろん「しょっぱいから」。

中学時代はその過敏さに加え,過敏性腸症候群や会食恐怖症の影響でご飯を食べられませんでした。

過敏性腸症候群だと食べても食べなくても腹痛は起きるのですが,私が通っていた中学では完食することが義務化していた(全員が全て食べなくてはいけない)ので地獄でした。

私が中学生の時って給食を無理矢理食べさせるのって体罰認定されていたらしいんだけどおかしいなー--

それはそうとして,今は給食もないし,昔よりは味覚が衰えたのでしょっぱいものも食べられるようになったのでよかったです。


なぜか体調不良を自覚していなかった

ここまで病名を挙げたり,立つときにふらふらするとか,毎日頭が痛すぎることはわかっていたのに,なぜか自分が体調不良であると考えることができなかったんですよね。(頭痛がある私≠私は体調不良みたいな感じで繋がらなかった)

ちなみにロキソニンは地元の内科で処方されたものをもらって飲んでいました。病院にも行っているのになぜか自分が体調が悪いと自覚ができていないなんて不思議ですよね。

毎日ただ生きることに精いっぱいだったので自覚すらできなかったんでしょう。

こんな話をしていると「親はどうした?」と思う方もいるかもしれません。

当時の私は絶賛反抗期で,意地っ張りだったのであまり体調が悪いということは親に行っていませんでした。
しかし,親はロキソニン服用量がおかしいことには気づいていたので何度か病院を変えるよう言われていました。
でも当時通っていた病院は,常に空いているし,欲しいと言えばすぐ薬を出してくれる病院だったのでずっと通っていました。(だから治るどころか悪化していったんですけどね)

※ロキソニンはとても強い痛み止めなので副作用も強いです。飲むときは用法容量を必ず守ってください。

ちなみに頭痛外来で聞いた話だと,ロキソニンは一か月で1シートまでなら飲んでいいのだとか。

当時の私はロキソニンを1日3錠飲む生活を1-2か月してました()
なので当時は頭痛の原因が,ストレスや自律神経のせいなのか,ロキソニンの副作用なのかわかりませんでした😅

今でも運が悪かったとしか思っていませんが,このような自分の症状に気付くことができない(体調の自覚がない)という状態だったのでもしかしたらアレキシソミアになっていたのかもしれません。

アレキシソミアとは,自分の状態(痛みや感覚)がわからなくなることを言います。

中2の時は精神科に行っていなかったので憶測にはなってしまいますが,今思うと当時の私やばいわ…笑

そんな私が過敏さを意識したきっかけ

簡単に言うと「調べる元気がある病み期に偶然知った(もちろんその後病んだ)」という話です。
時期は高3の秋頃でした。
実は中学時代ではないんです。だいぶ時間がかかりました。


とても病んではいたのですが,自分の不調の原因を探したいと思ったことがありました。

調べる力と時間はあったので,自分の症状や置かれている状況(元不登校なのでそれ関連も調べた)について調べまくったら,どうやら過敏な人が存在すると知りまして。

そこでいろいろ合点がいき「ああ,私って過敏な人なんだ。なんで私はこんなに体調に問題を抱えているんだ…」と気付き,ついでに病むわけです。

今はもちろん自分の過敏さについて病んでいませんよ。
あまりにもうまくいかないことが続くと悲劇のヒロインモードになるので,「なんで私はこんなに過敏なの?」なんて考えてしまうこともありますが。


結局今はどうなの?

結論から言います。めっちゃ元気!!!

起立性調節障害は思春期系の病気だから成長して今は症状がほぼないし,過敏性腸症候群もストレスが最近ないのでなかなか出てきません。

過敏さは相変わらずありますが,メンタルが落ち着いている分そこまで気になりません。というか気にしなくて済むようになりました。

ただやはりハンデはあるなと思うことはあります。
他人は気にせずに生活できることも私は気になるし、じわじわと体力を消費し続けている感覚がどうしてもなくならないので。

あ,皆さんに強く言いたいのですが,私と同じような症状を持っている人に対して「気の持ちよう」だとか「調べたら他の人(例えば私)はできてるみたいだよ」とか絶対に言わないでくださいね。

これらの言葉は相手にストレスを与えるだけだし,他者はできてるなんて本人が一番分かってます。気の持ちようでどうにかなるならどんなによかったかと何回思ったことか。

そして,私が今克服しているように見えるのは,私の環境の影響も大きいです。
参考になる部分があったら,当事者には真似してほしいと思いますが,信じすぎたり,周りは押し付けないようにしてくれると嬉しいです。

長々と書いてしまいましたが,ここまでお読みいただきありがとうございました。

明日もいい一日になりますように。

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