めぐろむ

美術館博物館巡りが好きです note初心者です 少しずつ慣れていくつもりですので どう…

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美術館博物館巡りが好きです note初心者です 少しずつ慣れていくつもりですので どうぞよろしくお願いします

最近の記事

国立新美術館「テート美術館展」

「光」をテーマにしたテート美術館展。 絵画以外にも、映像や現代アートの展示もあって外国の美術館が出張してきてくれたんだーと実感できる。お客さんもなかなかの入り具合だけど、会場が広々していて人と身体がぶつからないのはありがたい。だがしかし…冷房キツイ💦外気との気温差にお腹がびっくりしたのか、途中お手洗い休憩を挟みながら、どうにか見終えた。  基本的に撮影OKなのも、お客さん受けが良いのだろう。前半にも「光」を感じさせる素敵な絵があったけど、けっこう大きくて、お客さんも結構集ま

    • 東京国立近代美術館 「ガウディとサグラダ・ファミリア」展

      私にとっては思い出を巡りつつ、未来への希望が広がる展覧会でした。これから行く方はできれば平日や時間延長のタイミングで出かけるのがおすすめです。 ***大好評のため日時予約制が導入されたそうです。以下は私が出かけた時の情報として残しておきます。想いが通じたかな?(7/31追記)*** 冒頭に思い切りグチで恐縮ですが、 ・事前予約制ではありません。  時間指定チケットも出してません。  先着順で並びます。(賛助会メンバーの優先入場なんて気の利いたこともしてません。)  7月前

      • 東京都美術館 マティス展

        貴重な平日の午後の休み、上野公園の東京都美術館へ。マティス展をやっている。マティスといえば、カラフルな色遣いとか、切り絵のポスターみたいな作品をイメージしながら、出かけた。 会場に人はそれなりに入っているけど、ストレスになるような混み具合ではなくて、安心。あまり深いこと考えず、ぼーっと眺めることにする。 絵だけではなく、ブロンズ像もある。同じ題材でいくつか作られているもの。何を変えてるのかなぁと眺めてみる。 絵のほうは点描でかかれたもの、ボンヤリした輪郭のはっきりしないも

        • 五島美術館 「近代の日本画展」

          一言でいえば、テーマも内容もボリューム感も私にとってドンピシャでした。 会期は2023年6月18日までです。 テーマはそのままズバリ「近代の日本画」取り上げられているのは明治・大正・昭和時代の作品。目録を見て自分の生まれ育った昭和に「時代」が付くのねぇと妙な感慨にふける。平成・令和生まれの方々からしたら昭和は一つ二つ時代を遡るので、自分からしたら明治生まれの方をイメージするような感覚なのかな。 内容は「近代の日本画家といえば」頭に浮かべる画家さんたちが勢揃い。例えば 横山

        国立新美術館「テート美術館展」

          泉屋博古館東京 「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101

          noteを始めてから、美術館の記事をあげるハードルが上がってしまった気がする。素晴らしいものがありすぎて、でも記事にする時間が割けなくて、時間が経つうちにお蔵入りになってしまった展覧会も結構出てしまった。  泉屋博古館東京も、この春先に出かけた青銅器コレクションの展覧会が素晴らしく、写真もたくさん撮り、選ぶのが本当に大変になってしまい、結局記事にできなかった。そんなわけで今回はもう少しゆるりさらりと書いてみようと思う。    大阪市立東洋陶磁美術館の安宅コレクションが出張して

          泉屋博古館東京 「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101

          旅と美術館 その2

          私が参加しているメンバーシップ「オトナの美術研究会」の3月のテーマが「旅と美術館」だったわけですが、もうひとつ書き残しておきたかったのは 昨年初めて「美術館に行く」ことを目的に旅行のスケジュールを組んだことです。 時期は2022年秋11月のことです。旅のテーマは「茶の湯を巡る旅」で行き先は京都でした。折しも全国旅行支援の恩恵を最大限に受け、結果大満喫となりました。 私が学ぶ表千家の会員証を見せると割引してくれる美術館がいくつかありますが、 大半が京都を中心とする近畿エリアが

          旅と美術館 その2

          旅と美術館 その1

          私が参加しているメンバーシップ「オトナの美術研究会」での3月の募集テーマが「旅と美術館」だそうで、ちょうど今月に熱海に出かけましたという記事を投稿しました。が、このテーマにこれだけで終わるわけにはいかない思い入れがありますので、3月最終日のこの時間にちょいちょいと書いてみました。 今回「その1」として「出張の合間に出かけた美術館」について触れます。 私は会社員で、過去に14年ほど国内出張ばかりしていました。今は内勤業務に移り、週末の都内美術館巡りができるようになりましたが、

          旅と美術館 その1

          東京国立近代美術館 「重要文化財の秘密」

          東博の「国宝展」が賑わったのも記憶に新しいところ、向こうを張るようなタイトルの展覧会。早速出かけてきましたよ。おすすめです! よく展覧会に行くと「重要文化財は数が多くてありふれている」「重要文化財は国宝ではないからランクが落ちる」なんてささやき声が聞こえてきます。果たしてそうでしょうか?  確かに私も美術館ミーハー、ど素人の単なるファン、なもので「国宝」と聞けばウキウキして、イソイソ出掛けては、「さすがは国の宝ね!」なんて有り難がって鑑賞して、こんなの見てきたの〜♪と記事

          東京国立近代美術館 「重要文化財の秘密」

          MOA美術館と熱海日帰り旅行

          早くも暖かくなった3月、ふと思い立ち日帰り旅行に出掛けました。 私は千葉出身なので熱海ってどこか遠いところな印象でしたが、今は都内に住んでいるので、行けば「意外と近いのよね」という感覚です。 まずはMOA美術館、2度目の来訪。最初はお茶の先生のお誘いに乗り、15-20年ほど前に訪ねました。当時一緒に訪ねた仲間たちに、あれはいつだったかと聞いてみましたが、誰も確たる時期を覚えておらず。。。複数の記憶のパッチワークによると以下のような状況でした。 *お茶の先生がMOA美術館に

          MOA美術館と熱海日帰り旅行

          国立新美術館 「ルーヴル美術館展 愛を描く」

          ルーヴル美術館がやってきた!ということで出かけてきました。招待券をゲットできたので、日時指定予約不要。30分刻みで入場時間が区切られており、 当日券購入してもすぐの時間帯に入れる雰囲気でした。春休みに入る前なのと、まだあまり知られていないから? 最初に出迎えてくれる絵はフランソワ・ブーシェ「アモルの標的」 (見出し画像の真ん中の絵です) 天使の放つ矢がハートを射抜いている💘  わかりやすいです。 アダムとエバといったキリスト教を題材にしたものや、神話を題材にしたもの、など

          国立新美術館 「ルーヴル美術館展 愛を描く」

          松岡美術館 「美しい人びと 松園からローランサンまで」

          チラシ見つけて楽しみにしていた松岡美術館「美しい人びと」が始まりました。 いつもは展示室貸切状態も珍しくないのですが、他のお客様がいるのに驚き。と言ったら美術館に失礼かもしれませんが、あの静けさと没入感は一度味わうとクセになります。 ロッカー横に展示会の宣伝ポスターが貼られていて、そこをスマホカメラで撮影していた他のお客様が、たまたま通りがかったスタッフの方より「音を出して撮影しないように」と注意を受けていました。スマホのカメラは仕様で音が消せないので、無音カメラなるアプリ

          松岡美術館 「美しい人びと 松園からローランサンまで」

          出光美術館 「江戸絵画の華 第2部 京都画壇と江戸琳派」

          出光美術館の「江戸絵画の華」第2部が始まりました。第1部の様子もよろしければこちらからどうぞ ↓ 見終わった感想は「素直に頭に入りやすい」一方でちょっと物足りなさを感じるかなというところ。作品リスト見ると第1部43点 第2部42点と作品数はほぼ変わらないのですが、第1部の方が時間もかかり、エネルギーも消耗した感があったように思いました。とはいえ決して見応えがないのではなく、単に好みや感動ポイントの違いなのだと思います。 屏風でいいなと思ったのは 「松に鶴図屏風」森徹山 未

          出光美術館 「江戸絵画の華 第2部 京都画壇と江戸琳派」

          東京都現代美術館 「クリスチャン・ディオール展」

          どえらい人気の「ディオール展」に行ってきました。チケットの取りにくさは昨年秋のトーハク「国宝展」並みです。 ある日の16時の日時指定だったのですが、2時間では足りず、後半が駆け足になってしまったので、もう一回行きたい。とにかく展示量が多くて、演出が美しすぎて、ため息もの。これから行く方向けに贈るアドバイス ✴︎当日券は平日でも11:30には売り切れます。美術館の公式Twitter をチェック。 遠かったり、朝早く並ぶのは💦というなら ✴︎日時指定制の予約券は期間を区切って

          東京都現代美術館 「クリスチャン・ディオール展」

          五島美術館 「茶道具取合せ展」

          既に終了しましたが五島美術館「茶道具取合わせ展」を見てまいりました。 (見出画像は「唐物肩衝茶入 銘 安国寺」五島美術館蔵 絵葉書より) 私が茶道を習ってきて実感しているのは、「茶道は日本文化の総合デパートである」ことです。最初はお茶とお菓子だけを楽しみに、やがて点前の手順で頭はいっぱい、季節ごとに様々な道具に触れ、床の間の掛け軸の文字に首をひねり、花入とお花になごみ、茶室の構造やお庭を眺め、お茶会でおかしくない程度に着物を着付け、お茶事では四つ椀で懐石料理をいただき… 学

          五島美術館 「茶道具取合せ展」

          東京都美術館 「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」

          私がnoteに参加するきっかけになったメンバーシップ「オトナの美術研究会」を主催されている「ちいさな美術館の学芸員」さんも挙げられていたエゴン・シーレ展。この画家さんも私は初めて知りました。自分の興味だけではないところへ世界が広がるのを実感し、ワクワクしながら出かけてきました。 予約は割とスムーズに取れたのですが、出かけてみるとまぁまぁ人が多い。 男性の方が多い気がするのは気のせいかな、たまたまかな。 最初から全力で鑑賞すると人波で疲れてしまいそうなので、緩急つけて(=興味

          東京都美術館 「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」

          東京国立近代美術館「大竹伸朗展」

          *見出画像はチラシより拝借しております。「残景0」大竹伸朗  招待券をいただいておきながら、正直に申し上げて私は大竹伸朗さんを存じ上げず、他の展覧会に夢中だった私。すでにご覧になった方の熱いnote記事を横目に、そのうちそのうちと思っているうちに見逃すところでした、危なかったー! チラシを見ると「私の理解の範囲を大幅に超えている」ことは容易にわかり、これは理解しようとしてはならないものだ、ただ感じに行こうと心して美術館へ。 感想を一言で言うなら「世の中には想像を超えたすご

          東京国立近代美術館「大竹伸朗展」