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東京都現代美術館 「クリスチャン・ディオール展」

どえらい人気の「ディオール展」に行ってきました。チケットの取りにくさは昨年秋のトーハク「国宝展」並みです。

実は初めて出かけた東京都現代美術館 広々とした木場公園の一角にあります
会場に早めに着いたので年表を見て予習 
入り口の手前にある英語版(左)を一生懸命読んだ後で、奥にある日本語版(右)に気づく

ある日の16時の日時指定だったのですが、2時間では足りず、後半が駆け足になってしまったので、もう一回行きたい。とにかく展示量が多くて、演出が美しすぎて、ため息もの。これから行く方向けに贈るアドバイス

✴︎当日券は平日でも11:30には売り切れます。美術館の公式Twitter をチェック。
遠かったり、朝早く並ぶのは💦というなら
✴︎日時指定制の予約券は期間を区切って予約受付されます。土日に行くなら美術館のサイトスケジュール見て、予約開始日にアクセスする気合が必要。それでも3月後半の予約になってしまった😮
✴︎ただし予約キャンセルは可能なので、サイトをチェックしてると、ちょこちょこ空きが出てくる。これもサッサと操作しないとすぐ売り切れる。運良くより早い日のチケットが取れて最初の予約はキャンセル。
✴︎とにかく盛りだくさん!滞在時間に制限はないので、早めの時間を選ぶべし。
✴︎予約時間の10分前から会場入り口で列を作り始めます。時間帯によって違うかもしれません。早く行っても予約時間にならないと入れません。
✴︎写真撮影は可能。いいアングルを模索したり、色合いを調整してたり、人が通り過ぎるのを待ったりすると普段より時間かかります。スマホの充電もあっという間に消費します。充電をしっかりorモバイルバッテリー持参おすすめ。
✴︎2フロアあり、一度出ると再入場できません。フロアごとにしっかり見るべしです。皆写真撮るのに夢中ですが、せっかくなので布の質感・デザインの美しさ・仕立てや刺繍の素晴らしさ、自分の目でしっかり見ましょう。

比べて申し訳ないのですが、昨年に三菱一号館で開催されたシャネル展よりはチケット代金もお安く、ボリュームは数倍です。なんとドレスは1500着!
人気があるのが理解できました。

子どもの頃、「ドレスを着たお姫様の絵」って描きませんでしたか?絵本の挿絵を真似して、自分でデザインしてみたりしながら。そんな年頃の子に見てもらいたい。こんな世界があるんだ、あんなドレス自分も着てみたいと夢見てほしい。そんな年頃からずいぶん時間が経った大人にもうっとり時間になること間違いなしです。ちなみに高校生以下は無料だそうです。そのせいか比較的若いお客さんも多く、女性ばかりではなく男性も「ヤバい」を連発していました。

余談ですが「ヤバい」という言葉を聞くと、彼ら彼女らなりの最上級の表現だろうなと察するのですが、何がどのように素晴らしいのかを言語化していく力が衰えそうな気がしてヤバいです。(本来の「ヤバい」は危機感を表現するものであったはず)

入り口の年表ボードに描かれたデザイン画のドレス「Rashomon」(羅生門)
この布地は龍村美術織物による「宗薫緞子」思わず柄をアップで撮影して名前をチェック。数寄屋袋とかバッグでいいから、私も身に付けられたら。。。
布地のパワーがもたらすハリや光、シルエットの美しさ、特にウエストのあたり、本当に素敵です。袖も短めだから、華奢な手首に素敵なブレスレットでもつけるか、ロンググローブですかね。。。


デザイン画もカッコいい


女王様が着そうなガウンにドレスにティアラ!


きらびやかなドレスの中にこういうのを見つけるとちょっとホッとする。
仕事でスーツを着る機会は減ったけど、こんなの着てたらバリバリ働けそう
プロジェクションマッピングの照明を当てて幻想的。
白い空間に白い服だけの展示 衣装にプロジェクションマッピング当てたり、マネキンが回転していたり
色別に集められた小物やミニチュアドレス 
この奥にも色々な色があって、本当はパノラマ撮影試みたのですが、うまく撮れず 時間も足りず
天井からは美しい切り絵アーティストの作品も
香水Jadoreのボトル特別版 右から左から撮ってみた
天井も壁もバッグ♪バッグ♪ネオンで光るものも
地下のフロアからエスカレータで上がってくると見送られてます
まさに抜け目がない感じ・・・

あとで写真を見返すと「こんなにたくさん撮っていたのか」とびっくり。
もっとゆっくりじっくり見たかった、また行きたい。。。とチケット探していたら
タイミングよく週末のチケットがポコンと取れました(^^)v
きっと思いが天に通じたのかも!?(都合よい時だけ神様登場)
第二弾のレポートがあるかどうか気分次第ということにしておきます

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