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計画的に生きていた私は、海外×4人子育てでビジョンだけ掲げ短期プランを捨てた

タイ チェンマイ在住のmegです
パパリーマンの海外駐在に4人のお子たちと共に帯同して
もう1年半が経ちました
私の仕事も続けながら
なるべく全てを諦めないでやってみましたが
最近、手放す力もついてきたのかもと思っています

長かった丸2ヶ月の夏休みも終わり
今日から転校した新しいインター校で新年度が始まりました
バスで帰ってきた4人を迎えてウルっときました
(いや正しくは余裕で帰ってきたので少し拍子抜けした)

先を見据えて、色々と計画的に動きたかった私が
海外駐在に帯同するという環境をガラッと変える経験をしたら
特に子どもに対しての考えが大きく変わったので
また学校生活が始まるこのタイミングで書いてみようと思います


海外帯同には何歳がベストなのか問題

いつ日本に帰るん?と聞かれることが多いのですが
正確に決まっている訳ではないのでなんともです
海外駐在に帯同するとなると何をするにも
そんなに狙ったタイミングばかりではないと思います
今後また海外があるかもしれないし
日本に戻ったとしても勤務地はどこかもわかりません
2年だけ海外帯同する、とか決めてしまうのもアリな気はします

教育移住など狙って動くにしても
結局何歳で行くのがいいのかな?

我が家はただいま
2歳、4歳、8歳、10歳という年齢構成
チェンマイでインターナショナルスクールに通っています
いつ来て、いつ帰るのがベストなのでしょう?

答えはわかっています「人による!」です

何歳くらいにきて何年くらい海外にいられるといいのか
と、問いを立てたものの
これは考えてもどうしようもなくて
その子の特徴、家庭の考え方、どこの国のどこの学校なのか
色々な要素が絡んでくるので千差万別なものです
更にうちは4人もいるので
そんなにいたら誰かにちょうど良くても
誰かはちょうど良くない
そんなタイミングしかないと思うので
深く考えないようにしています

同じタイであってもバンコクかチェンマイかでも全然違うし
家族の状況や、学校はどんなところに行っているのか
そして日本に帰ってどうなっていきたいのかによって
あ、日本に帰らない選択肢もあるのか…
答えは絶対一つではない
正直わからんよな!となっています

そういう気持ちになってから
全力で今できることを経験させてあげたいし
自分自身もそうしたいなと思うようになりました
何をもってベストというのかは家族で決めようと思います

おうちのそばのカフェ 流れるゆったりしたチェンマイタイムがお気に入り

とはいえ、
"3年程度の駐在に帯同してインターに通い日本に帰る"のであれば
なんとなく小学校2~4年生くらいからがいい経験となるのかもな
と今の私は感じています
もちろん何をもっていいとするかが大事なところですが
その論点整理はできてきた気がするので
これについてはまた別で書いてみます

日本にガッツリ戻る前提なのかは大きい

長男10歳は
パパが日本に帰ることになっても俺は寮から学校いきたいねん
と、どこまでわかって本気で言っているのかわかりませんが
よくこんな話をしています
そうなると私が海外で稼げるようになって
一緒に残りたいな!なんて考えてみたり
私に必要なこと、準備することも変わってきます

日本に帰って日本の教育スタイルに戻して
私立にするか公立にするか
はたまたこのまま海外でいってみるのか
子どもが何歳の時の決断は支援したいのか
親の考えを通したいのか

いろいろですね
選択肢は複数ある方が悩みが多くて大変です

長年日本で小中の教員をしている私の親や
そのお友だちのおじさまおばさまがチェンマイに来てくれた際に
教育についての話をしてみました
実はこの方々はみんな帰国子女クラスを担当していたので
先生側としての悩みみたいなものも聞くことができました
日本で「いい成績」を子どもに取らせたいのであれば
正直海外駐在に帯同するってめちゃくちゃ不利といいますか
やらなくてはいけないことが子にも親にも山積みで
本当に本当に大変なことだと実感しました
もちろんやれている方々もたくさんいると思うので
何を選択するかは
それぞれの家族の覚悟次第ではあると思いますが
やはり日本の教育システムを熟知した
おじおばたちと話すと改めて
日本での「いい成績」を求めるのであれば
かなりハードルが高いなと思いました

先を考えすぎずに今、大事に考えていること

日本に帰ったらインターナショナルスクールに通わせるの?
と聞かれて、
今の私はどう考えているのかな?ということは
前に書いてみました

この記事を書いた時には
あまり言語化できていなかったけれど
私が子どもたちに対して
どんなことを大事にしたいと思っているのか
1ヶ月経ってなんとなくわかってきました

多分それは しなやかな強さだけはもっていてほしい ということです 
"いい感じにできる"しなやかな強さ

時には逃げてもよくて
自分が居心地のいい、健康でいられる場所を
自分で感じ取って探して、そして動ける力
そんな心と行動力、それを支える健康な身体
これがあれば4人それぞれのハッピーな人生を
きっと歩んでいってくれると思っています

この駐在帯同期間に4人が得るものは
英語ができるようになるということより
いろんな人、いろんな場所が世界にはあって
自分がいいなと思えるところは
日本の中だけで見つけなくてもいい
というような感じのことなのかな
そしてトライしてみたことがうまくいってもいかなくても
帰ってくる場所はちゃんある
ってことも感じてくれていると嬉しい

と、大きなイメージだけはもっていて
どんな学校に行かせたい!こんな教育環境におきたい!
という具体的なものは今時点はもてていないのですが
それでいいかなと思っています
4人それぞれにあった歩み方はその時にならないとわからない
やってみないうちに「ここしかない」とするのは簡単で
むしろその方が計画的に逆算もしやすいけれど、
今の私はそうしない生き方を自然と選んでいる気がしています

計画的に安心して生きたい
そう思っていた私ですが
日本と全く違う環境で、
しかも4人分のことを考えないといけなくなったら
余裕でキャパオーバーになったので
いつの間にか計画性は手放していました
大きなビジョンだけ掲げて
そこに行き着くまでのHowは
その時その時で考えることにします

適当になりすぎたかもしれないけど
なんだかよりワクワクする楽しい人生になってきましたよ
ありがとう〜チェンマイ〜!

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