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技術広報1年目が読むべき記事まとめ

note社で技術広報として5ヶ月働いてみて、「技術広報はエンジニアリングの知識だけではなく様々な能力が求められる」ことを実感しました。以下がその一例です。

  • エンジニアリング

  • 組織論

  • PR

  • 広報

  • マーケティング

  • ライティング

  • コミュニケーション能力

  • 人事

  • 企画力

などなど、まだまだあると思います。技術広報は様々な部署の総合格闘技だと言えるかもしれません。

技術広報になったばかりだと、「なにから勉強すればいいんだ…!!」という気持ちになるはずです。未だに僕は思っています。

しかし、今は良い時代になりました。

ありがたいことに先人の知恵がインターネットにゴロゴロと転がっているのです。知見を共有してくれている方々に感謝でいっぱいです。

ということで、今回の記事では技術広報1年目である(2022年12月現在)私自身が参考になった記事をまとめて紹介していきたいと思います。

※ こちらは 1人で25日書く技術広報 Advent Calendar 2022の5日目の記事です。5日連続で書くと「けっこう更新したな」という気持ちになるのですが、あと20日もありました。しんどいです。


技術広報の基礎


「技術広報ってなにをする人なんだろう?」「実際に何をしていけばいいんだろう?」と迷ったときに読む記事をまずは紹介します。

「技術広報とは?」という言葉の解説記事よりも、技術広報を立ち上げた経験者の体験記を読むことを最初におすすめします。

これから自分が施策を行っていくうえでの注意点や苦労を先に想像することができるので、技術広報への理解度があがるはずです。

手前味噌ではありますが、私もnoteで得た知見を書いているのでぜひご覧ください。

職種の違いを理解する

技術広報 / 採用広報 / DevRelなどの職種は、行っている施策がそれぞれ重なっている部分があります。ほぼ同義だと捉えている人もいるでしょう。

しかし、核となるミッションがそれぞれ異なります。これらの違いを理解していると、自分がやるべきミッションがより明確になるはずです。

▼その他のおすすめ記事

技術ブログの運営

発信を続けていると、ついつい「バズる」「採用者に響かせる」などの邪な気持ちがでてきてしまいます。

しかし、発信の原点はそこではありません。根源に立ち返って、発信の意味を再確認することは重要だと思います。

技術ブログの運営は続けるのは困難だと言われています。

記事を書くこと自体にエンジニアの工数がかかりますし、運営側の体制や仕組みの問題もありますし、効果が見えづらくモチベーション低下につながる可能性もあります。

自社でうまく回していくためにも、他社の成功事例 / 失敗事例を知っておくことは大事でしょう。

また、技術ブログだけではなく、オウンドメディアの事例も読んでおくべきだと思います。技術ブログも広義ではメディアです。学んで損することはないはずです。

人事 / 採用

技術広報の役割は様々ですが、どの企業でも「採用者を増やす」という目的を少なからず含んでいるはずです。技術広報において人事領域は必須で学ぶべきだと思います。

正直、いろんな記事や書籍がありますが、採用に関してはまずは↑を読むだけで十分だと思っています。エンジニアが学ぶべき採用に関する情報が過不足なく書かれている本当に良い資料。

技術ブランディング


「技術広報ってなんのために発信するんだっけ?」と迷ったときに読むべきスライド。「技術ブランディング」についてわかりやすく言語化されていて腑に落ちます。

PR

note社の先輩で、私の現在の上長であるもりもとさんのまとめ記事。

この中の本を何冊か読んでおけば、PRをなんとなく理解することができるはずです。(私はまだPRのことを全然理解できいませんが)

記事の書き方


技術広報は自ら記事を書いたり、他社の記事の編集を行うこともあるため、文章の書き方は学んでおくべきだと思っています。

技術記事を書く上での考え方がわかりやすく言語化されていて、目から鱗の内容でした。筆者の言語化する能力が高い。

私は他人の記事をレビューするときに、たまにこの記事を読み返すことがあります。

LINEのテクニカルライティング講座は、わかりやすい文章を書くためのエッセンスが詰まっています。

文章の書き方だけではなく、構成の組み立て方などについても解説してくれているのもうれしいポイントです。

▼その他のおすすめ記事

おまけ:ファンベース

技術ブログの運営やブランディングを行っていく際には、いかに読者を増やしていけるのかが肝です。つまりいかにファンを増やしていけるのかが大切なのです。

ファンベースの考え方は上記サイトでも簡単には理解できるのですが、実際に本を読んでみることをおすすめします。

なにを勉強しても糧になる


まだまだ紹介したい記事はあるのですが、今回はここまでにしたいと思います。マーケティングなどは私も勉強中なので、もしおすすめの記事があったら教えてほしいです。

最初に書いたとおり、技術広報は様々な能力が求められます。なにを勉強しておいても損することはいはずです。

今回、技術広報のために様々な記事を読んでみて、改めて知見を共有していく大切さを理解することができました。自分の経験は誰かの糧に必ずなります。些細なことでも発信はしていくべきだなと実感しました。

私が技術広報として5ヶ月やってこれたのも、知見を共有してくれた人がいるからこそです。ありがとうございました。


▼技術広報の記事をさらに読みたいかたはこちら


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