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家に住みやすさを求める気持ちはまったくなかった。家は住む人の精神の形だと思っている。住みやすさは精神の敵。 2020/10/27

 仕事だ。休み明け、間断なく会議。ピアノの付き添いしながら路上で会議。路上会議にもなれてきた。

藤森照信『藤森照信 現代住宅探訪記』を読んだ。吉村順三の系譜の考え方はわかってきたので、関係ないのも知ろうと思って。

 谷川俊太郎の別荘が出てくるのだが、インタビューがすこぶる面白い。

 家に住みやすさを求める気持ちはまったくなかった。家は住む人の精神の形だと思っている。住みやすさは精神の敵。
藤森照信『藤森照信 現代住宅探訪記』P.38

 これまで見てきた吉村順三的な系譜の考え方とは真逆な宣言が痛快ではあるけれど、このインタビューの面白さはこの続き。

 住宅をつくったというよりは、大きな彫刻を買ったような気分だった。完成後、母が病気になり、その介護もあって、文化活動はできなかった。結局あまり使わなかった。
藤森照信『藤森照信 現代住宅探訪記』P.42

 使わなかったんかーい。

 ワイン飲んで寝た。喉が痛くなりそうだったので加湿器を使ってみた。そうしたら今度は蒸し暑くなった。バランスが難しい。


 

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