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「格差とか分断とか言われても、日本人にはあんまりピンとこないじゃないですか」みたいなことを平気で言うんだよ。 2020/09/23

 早朝起きてランニングへ行ってみたものの、今日は体が重いというか、疲労が残っている感じで、なんか連続してやるもんではないのだな、ということがわかったような、わからないような、そういう感じだったのだけど、8キロくらいでリタイアしててくてくと歩いて帰ってきた。

 まぁなんで定期的に運動しているかというと止まるところを知らぬ体重増加に対する対策なのだけど、食事というより酒で摂取しているカロリーが高いような気がしていて、気がしていてとごまかしているけれど確実にそうだろうと思っていて、結局酒量を減らさない限り痩せないのではないかということにようやく気付きつつある。

 しかも、走るようになってわかったのだけど、酒は内臓へのダメージが大きそうというのもなんとなく体感した。まぁでも痩せるためにはランニングと筋トレをバランス良くやることが大切っぽいので、久しぶりにリングフィットもやってみたりした。仕事もした。ややこしいことばかりなので雑念を払うためにも走るのはいい気がする。

 前回読んだやつが面白かったので、佐久間裕美子+若林恵『こんにちは未来 アメリカ編 どこに出口があるのかはわからないけれど』を読んだ。正直、ビヨンセもテイラー・スイフトも聞いたことはあるけれど、アメリカでの立ち位置というか、どういう存在として受け止められているのか、という感覚が全然なかったので、とても新鮮。

 特にダイバーシティの問題とかって、世界的なコンテクストと日本のコンテクストは相当ずれているから、同じ立場で考えることができない。この間も某自動車メーカーの人とごはん食べたときにそういう話題になって。そしたら、「格差とか分断とか言われても、日本人にはあんまりピンとこないじゃないですか」みたいなことを平気で言うんだよ。
佐久間裕美子+若林恵『こんにちは未来 アメリカ編 どこに出口があるのかはわからないけれど』P.150

 社会的な意識というか、人々の意識をそこに向けようとしない力でも働いているのかな、と思うくらい1億総中流の幻想が濃い霧のようにかかっているような感じがする。世間の目みたいなものは不特定多数は気にするんだけど、他人の問題には無関心でもあるというか、不思議な距離感。

 そしてこの本、Amazonにはないみたい。色々な気づきがあるし読みやすいのでもっと読まれたらいいのにな、と思った。もう1冊あるので、そちらも近日読みたいなと思った。

今日はノンアルだった。快挙。

自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。