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マンガ教室💖現実解!

今回はちょっと面白いお商売の秘話!過去の私と、マンガ教室の現学園長とのやり取りの中身に、注目。

私がかつてコンサルティング系企業で培った経験から、マンガ教室の学園長にビジネス的なアドバイスをしたことがあります。それは、カリキュラムを整備し、講師をマンガを描けないイラストレーターや学生等の人材に置き換えることで、誰でも講師の効率化と広告集中で、収益向上を目指すべき、という内容でした。

もっと拡大戦略を取りましょう、という方向でした。

  • カリキュラム化し、誰でも講師体勢を作りましょう。

  • オタク層にウケる女子イラストをWEBSITEに散りばめましょう。

  • そして値段を上げ、SEOにガンガン投資して売りましょう。

そうすれば、もっと儲かります、と。

しかし、学園長は私の提案を聞き入れず、既存のやり方を貫きました。つまり、プロの漫画家による自由な創作愛を軸とし、カリキュラムは設けず、受講者の自主性を尊重するというスタイルです。

5年後、どちらの選択が正しかったのか。

素直に考えると、私の提案の方が合理的に思えます。しかし、結果は全く違いました。

学園長は、カリキュラムがないことで、コミュニティ作りを推奨しました。受講者一人ひとりの個性や目標に合わせた対応が可能になり、受講生は大きな満足感を得ていました。また、プロの漫画家である講師たちも、自分の経験や知識を活かして、受講生たちとともに成長していく喜びを感じていたのです💖

真逆か!!

一方、私の提案のようにカリキュラム化し、誰でも講師に置き換えて、SEOしてたら、何が起きたでしょうか。

  • 受講者のモチベ低下: 自由な創作活動が制限され、やる気は低下?

  • 誰でも講師のモチベ低下: やりがいを感じられず、お金だけ。仕事=作業化し、モチベ低下?

  • 教室の雰囲気悪化: 受講者と講師の関係性が希薄になり、教室全体の雰囲気が悪化?

う~ん。なんだか、こうなっていた可能性がありますぅ(´;ω;`)クスン

つまり私は、今の状況を見て、ビジネス的な効率性ばかりに目を奪われ、受講者や講師の心の関係性を見落としていた、と気づいたのです。

大人も通えるマンガ教室で待ち伏せに・・(笑)

この体験から、以下のことを学びました。

ビジネスは人間が作り出すもので、そろばん勘定では測れない。人間関係やモチベーションといった要素が、ビジネスの成功を大きく左右する。そして自由な発想の重要性。カリキュラムに縛られず、柔軟な発想で新しい価値を生み出すサイクルが大切( ´艸`)

関連事例:川崎のマンガ教室に訪問!

つまり・・

受講生と講師の満足度が最重要。みんな人だから。経営者のコマじゃない。経営者の【経済的自由】のために働いているんじゃない(怒

受講者や講師が満足していなければ、どんなに良い商品やサービスを提供しても、長続きしない。今回の経験は、私にとって大きな学びとなりました。

ビジネスにおいて、効率性も大切ですが、それ以上に大切なものがあることを改めて認識しました。

経営者は、競合他社に勝つとか、もっと儲けたいという野心だけではなく、人類であるがゆえの文化的な「人間らしさ」を取り入れてみることが大切である、そして実は早道である!そうせんと経営なんて面白くない!と強く感じたのですが、皆さんはどう思われますか?


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