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雨は五分後にやんで/浅生鴨、古賀史健、田中泰延ほか


Twitterで何度も何度もお見かけして、遂には購入してしまった #雨は五分後にやんで をゆっくり時間をかけて読み終えた。


本書は、各分野の書き手19人が同じテーマの元で自由に書いた文芸アンソロジー集。
文芸同人誌の枠を超えた幅広いジャンルの作品を多数掲載。
Google booksより。


先ず、同人誌なのにハードカバーだったことに驚いた。
そして、読み進めていくと皆さんの遊び心が満載で楽しくなる。
読みもの以外にイラストや漫画、クロスワードまであったり。
書き手さんたちが完全に楽しんでいるようにさえ感じる。
かと言って、手を抜いている訳では無い。

それぞれの文章に真剣に向き合われているのが伝わってくる。


特に私が好きだったのは、 #スイスイ さんの
#耳をすませど 。

ジブリくんの言葉が胸に刺さった。
「自分の声を自分自身にまでもスルーされたら、もう叫べなくなっちゃうから。
自分のことを無視しないんだよ。そうしたらきっと繰り返さないよ。」

読みながら涙腺崩壊。
その時はきっと、何だか疲れてたんだな私。

そして、Twitterでスイスイさんの初書籍が発売されていたので、そちらも躊躇なく購入してしまった。

こちらも読み終えているので、また改めて感想を書こう。

因みに、本書の発行人である #浅生鴨 さんや、 #田中泰延 さん、 #幡野広志 さん、 #古賀史健 さんの著書は既に購入済み。

お腹いっぱいな気分になれる一冊でした。


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