見出し画像

チーズと塩と豆と/角田光代、井上荒野、江國香織、森絵都


恋愛小説アンソロジー #チーズと塩と豆と を拝読しました。






あたたかな一皿が、誰かと食卓で分かち合う時間が、血となり人生を形づくることがある。
4人の直木賞作家がヨーロッパの国々を訪れて描く、愛と味覚のアンソロジー。
味わい深くいとおしい、珠玉の作品集。
(裏表紙より)



人生の中で、料理と記憶が紐づいてることはないでしょうか。
料理とは少し違うかもしれませんが。。。
家族の記念日毎に母が用意してくれた手巻き寿司が、私にとっては思い入れの深い料理です。

手巻き寿司の周りには家族の笑顔があり、幸福な時間が過ごせるという想いがあるので、私もまた大切な人たちとの記念日には手巻き寿司を用意するようにしています。



本書を読みながら、料理に関する思い出があるのは素敵なことだなとも感じました。
辛いことも苦しいこともあるけれど、美味しい料理と共に思い出された記憶は美しいものでありたいものです。


私は、特に #森絵都 さんの描かれたブレノワールが好きでした。




この記事が参加している募集

読書感想文

よろしければサポートお願いします🙈 いただいたサポートはより良い読書エッセイを書いていくために積読家活動に活用させていただきます😳