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だから、お前の生まれてきた意味って何よ?💢



2024年6月某日

18:10

なんかさぁ。6月長くない?
私だけ?凄く長く感じる。
地球の自転、遅くなってんじゃないか?笑

夏が待ち遠しいのかな笑

最近、🧸とキッチンに並ぶ事が増えた。

狭いんだけど😒

けど、なんか悪くないな。

🧸
「もやしナムル作ってや」


「んー。15分後。今、休憩してるぅ」
インスタ見てるだけ笑

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈18分後

🧸。ジー(     ຶ- ຶ )

私。😳!!!!忘れてた!!
ダッシュでキッチンに立つ🏃‍♀️🏃‍♀️💨

👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳👩‍🍳

笑笑笑笑笑。

🧸は自分で出来る事はやるようになって来た。
だから最近は、キッチンが狭い😒

あ。腕にゴマが付いてる笑
もやしナムルのやつだ笑

デコピンしとこ。ピッと。

にしししし🙂

↓↓↓このお話の始まり




✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎

私達はスクスク成長し。

みんながバラバラの進路を歩くようになった。
私は、きょんの親友である「ボン(仮名)」

と仲が良かった。

おばあちゃんに「ボン」って呼ばれてた笑

高校生になった私は、夕方くらいに
改札を抜けて家路に帰る。

改札を出た辺りで、ボン達は集まってて。
(迷惑極まりない。ごめんなさい🙇‍♀️)

改札を抜けたら、ボンの所に行く。

そして、家まで送ってもらうのだ😙
バス賃の節約なり。

私の地元は駅が凄く遠くて、
歩きだと30分は歩かなきゃいけないの。
私、自転車を運転するのが
あんまり好きじゃないの。

なんでって?

「優雅じゃないから🧚‍♀️」

ボンは、自転車だったりで。
※コンプライアンス配慮。笑

私を家まで運んでくれてた。

ボンはねぇ。中学生の時、
1年に1回、告白して来てくれてたの笑

まさに青春だよね。

なんていうか愛が大きすぎたっていうのかな笑
きっと幸せになれるんだろうけど。
私がダメになっちゃいそうで。
今のままがいい。って毎回断ってた。

悪どい女だよねぇ🤪
こんな女、やめとけ。

確か、きょんと映画に行ったのは、
そんなボンと距離を置いた時期だった。

ある時、とある地元の女子達に呼びたされて。

「ボン君と付き合ってるんですか?」

「笑笑。付き合ってないよ笑」

「ボン君に告白してもいいですか?」

「おぉ!!どうぞどうぞ!!」

で、私はボンから離れた。
ボンもうすぐ、お前に春が来るぞ。幸せになれ!

まじでべっぴんさんの肝が座った女の子。
いい女だ。

ボンは私がなんで離れたかは知らない。

けどね。その2人は結婚したの💍
今は子供が4人!!!!

私の判断は間違ってなかった🙂
この家族を見るといつもそう思う笑

ボンと離れると決めた日。
泣いちゃった事は内緒ね🤫
私の、秘密の青春よ。


私が高校を卒業する頃。
きょんは何をしてたんだろうか🤔

あー。ボンと一緒に働いてたのか。
なんか、どっちが助手席に座るかで、
大喧嘩したって言ってたな。

アイツいっっっつも助手席を取る!!!みたいな笑

お前ら、子供なんか?🤷🏼‍♀️

あれ、きょんじゃなかったかな。忘れた笑

とにかく更に時は進み、
私達は、20代前半。
確か🧸が4歳とかだったかな。

地元では、あのきょんが真面目にやってる。
って噂が流れてた。

なんか、宮古島?宮崎?
とにかく、「み」が付く所で、

高級マンゴー作ってるって笑

何だそれ。と正直思ったけど笑
まぁ。きょんらしいっちゃ、きょんらしいか😅

なんか私には分からないけど。
ちゃんと見つけたんだね。
そんな事を思ってた。

2011年、東日本大震災。
そうか。その年だったわ。
んじゃ、🧸はもうちょい大きくなってたな。
で、何の因果か、13年前だわ。
今調べて分かった。

そうかぁ。このタイミングで、
私は、このお話を書いてるのかぁ

なんだよスピリチュアル。勘弁してくれよ🤦🏼‍♀️

東日本大震災が起きたその夏に、
きょんは久しぶりに地元に帰って来た。

何年振りだったんだろ。

その日は毎年地元で行なわれる夏祭りの日で、
確か、8月の末だった。

バラバラの地域で暮らすようになった私達も、
その夏祭りには行った。

子供たちを連れて。
エモかったわー。自分達が育った夏祭りでさぁ。
子供たち連れてさぁ。

子供たちめっちゃはしゃいでてさぁ。
分かるわーその気持ちみたいな笑

中学生くらいの子達を見てさぁ。
私達もこんなんだったんだなぁ笑。とか。

あれぞ、エモーショナルよ。たぶんね笑

日も暮れて来た頃。
きょんが、フラっと登場して来た。

やっぱ背が高いな。
久しぶりに見たら、なんか更に高く見える。
相変わらず、もやしみたいだけど笑

出たー!!まだコウモリみたいに笑ってる🦇
けど、なんか別人みたいになったね😊

というのも、色々なところを放浪してたらしく。
話し方が標準語みたいになってたの。

「その喋り方キモイから止めや笑」

「いや、別にキモくないよ?笑」

「なんか、きょんじゃない人と喋ってるみたい😒」

「俺だよ?笑。」

だよ。ってやつ止めろや!!

きょんは子供がめっちゃ好きでね。
子供を見るとすっごく優しい顔になる。
だから、みんな子供たちを連れて行った。

子供たちときょんが、
夏祭りの出し物を見に行った。

私達は、子守りありがとー。みたいな感じで、

暑いなぁ。とかどうでもいい話をしたりしてた。

🧸達がなんか、
頭をピカピカ光らせて帰って来た。

何それ?笑

子供たちはニッコニコ😀

青いミッキーの耳の形をした、
光るカチューシャだった。
めっちゃ夏祭りだな笑

「ありがとー!!」

正直、これすぐ邪魔になるのにー💦
とは思ったけど笑。分かるでしょ?

なんか、きょんもニコニコしてたから。
まぁいっか笑。みたいな。

そのカチューシャはね。
全然邪魔になってないよ。
今は、私の想い出BOXに大事にしまってあるんだ。
プリクラ帳とかと一緒に🥴

なんか、東日本大震災の、
ボランティアに行くって言ってて。

東北で、ホテルの仕事を見つけたから、
働きながらボランティアをするって話してた。
ほぇ。偉いね。凄い行動力だな。と思った。

でも、これもまた。
きょんらしいな。って思った。

そのボランティアが終わったら、
宮古島?宮崎?に戻って結婚するって。

まじで?!彼女いるんだ!!
てか、その状況で、
長期泊まり込みボランティアするの?!

すっごい理解ある彼女だな(´-ω-)ウム
まぁ。きょんってそういう奴だよな笑

そんな夏を終え。秋になった。

相変わらずの残暑。毎年毎年、残暑。

その日、私は実家の和室でお昼寝をしてた😴
なんで、実家に居たんだろ笑

従兄弟の子供の子守りだったかな。
私、子守りめっちゃ得意なのよ。

ラリホー使えるから。
(ドラクエの眠らせる魔法ね)

電話が鳴って起きた。

着信、ボン

おぉ。なんだ?


「もしもしぃ🥱。どしたぁ?」

ボン
「・・・・・。」


「もしもしぃ?聞こえてるぅ?」

ボン
「お前何してたん?」


「え笑。お昼寝。」

ボン
「きょん、死んだ。」


「え?なんて?笑」

ボン
「きょんが死んだ。」


「もうええて笑」

ボン
「きょんが死んでん。みんなに連絡して。」


「あ。うん。お前、大丈夫か?」

ボン
「おん。俺は男に連絡入れるから。頼むな。」


「分かった」

泣く暇なんかなかった。
意味が分からん。なんで?どういう事?

きょんは、不死身のはずなんだけど。
死んだ?なんで?ボランティアは?結婚は?

このタイミングで?

全くピンと来ない私が、そこには居た。

私は、女の子達に連絡。

「きょんが死んだ。」

「え?」

「きょんが死んだらしいねん。
通夜とか葬式とか詳しい事分かったらまた連絡する」


きょん。お前さぁ。

何やってくれてんの?💢
これ、ドッキリだよね?
そうだよね?ドッキリ大成功!!みたいな。

冗談キツイって笑

糞コウモリ野郎がーーーー🖕💢💢

2024年6月某日。
お前、私のところに来てるな😑


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