見出し画像

授業がもっと楽しくなる!「わくわく・楽しい」「児童・生徒の打ち解けタイム」に使えるアプリ活用術!

先生方、いつも本当にお疲れ様です。
(株)フォネット 大橋です。

「主体的・対話的で深い学び」をサポートしてきた中で、アイスブレイクがもたらす効果は大きいと感じています。

アイスブレイクを分かりやすく表現すると、「児童・生徒の打ち解けタイム」ですよね!それを行うことにより、アウトプットをしやすい雰囲気や自分自身を作ることができます。

総合的な学習の時間や、探究の授業では「わくわく・楽しい」はとても重要な要素です。本記事では、そんな授業をもっと楽しくするために、アイスブレイクに最適なアプリとその活用法をご紹介します。

Kahoot!(カフート)

Kahoot!はクイズ形式で授業を盛り上げるのに最適なアプリです。
特に、前時で学んだ授業の振り返りや、新しい単元の導入時に活用すると非常に効果的です。児童・生徒が競い合いながら学ぶことで、積極性、主体性を自然に生み出すことができます。

引用元:Kahoot!公式サイト
  • 授業の導入で生徒に既存知識を確認するクイズ大会を行う

  • 授業のまとめとして理解度を確認するクイズ大会を行う

  • チーム対抗クイズ大会を開催し、クラスの一体感を醸成する

児童・生徒は、何度も繰り返しクイズ大会をしたがるので、都道府県当てクイズや計算問題に最適です!大声を出して喜んだり、悔しがったりするため、教室のドアを閉めて行うことをオススメします。(^^)

Classroomscreen(クラスルームスクリーン)

Classroomscreenは、多機能なツールを提供する掲示板アプリです。
授業中でよく使うタイマーやチーム分け、児童・生徒の名前をランダムに表示したり、授業の進行をスムーズにするための様々なツールが揃っています。

引用元:Classroomscreen公式サイト
  • タイマーを使ってゲーム感覚で制限時間内にタスクを完了させる活動を行う

  • 児童・生徒の名前のランダム表示機能を使用し、選ばれた児童・生徒に簡単な質問を投げかける。例えば、「今日の授業で一番印象に残ったことは何ですか?」や「週末に楽しんだことを教えてください」など。

Classroomscreenを、是非、電子黒板に投影してみてください。
児童・生徒は、タイマーや名前のランダム表示機能を、ドキドキ・わくわくしながら見守ります。(^^)

Padlet(パドレット)

Padletは、オンラインの掲示板として使えるアプリです。
児童・生徒が自由に意見やアイデアを投稿できるため、協働学習に最適です。

引用元:Padlet公式サイト
  • 授業の始めに「今日の気分」をテーマに児童・生徒が画像やコメントを投稿する

  • 児童・生徒がそれぞれの興味や趣味を紹介する場を設けて、クラスメイト同士の理解を深める

内気な児童・生徒でも、積極的に参加しやすい環境を作ることができます。
音声、画像、動画、テキスト、描画などさまざまな種類の投稿ができるため、手段を制限せず、自由な発想でアイデアを共有してみるのもオススメです。(^^)

Flip(フリップ)

Flip(旧Flipgrid)は、動画ディスカッションアプリで、短い動画で意見や考えを共有することができます。動画の装飾機能も簡単で、充実しているためYouTuberになったつもりで、発信力を鍛えることができます。

引用元:Flip公式サイト
  • 「自己紹介ビデオ」を作成し、クラス全体で共有する

  • 海外姉妹校とのビデオレターに活用し、非同期での交流を行う

スマートフォンやiPadで作成した動画をFlipにアップロードして共有することも可能です。児童・生徒のセンスの良さに圧巻です。

Canva(キャンバ)

Canvaはデザインツールで、プレゼンテーションやポスター、動画を簡単に作成できます。創造的な活動を通じて児童・生徒の表現力を引き出すことができます。

引用元:Canva公式サイト
  • グループでポスターを作成し、教室に掲示する

  • 学んだ内容を視覚的にまとめたインフォグラフィックを作成する

クリスマスやハロウィンなど、季節ごとのイベントを取り入れたポスター作りをしているときの、児童・生徒の目は本当にキラキラしています!

いかがでしたでしょうか。
先生方も、是非、児童・生徒と一緒に参加し、そして「楽しむこと」をオススメします!

これからも、授業DXに役立つICT活用について投稿していきたいと思います。お忙しい中、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!


【プロフィール】

大橋 真弓(おおはし まゆみ)
株式会社フォネット 教育事業部所属 (※Google認定教育者取得)

SEとしてのソフトウエア開発経験をベースに、現在は学校のDX化に取り組んでいます。
県立・私立高校、特別支援学校のリーダーICT支援員を経験後、公立小中学校に向けた学校DXサポーターを実施中です。
(※同時に、企業向けDX推進事業も取り組んでいます。)

学校DXに関するお問い合わせはこちら
お問合せ先Googleフォームへジャンプ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?