見出し画像

試しにアガベシロップを買ってみた

こんにちは

普段は上白糖に置き換えて
てんさい糖や黒砂糖を使うことが多いのですが

先日コストコでアガベシロップというものを見つけ
興味があったので購入してみました

使い方など、どうしたらいいかわからなかったので
色々調べてみたら健康効果も高いことがわかりました

日本では
まだまだ馴染みがない甘味料だと思いますが、
欧米ではハチミツやメープルシロップに並ぶ
人気の天然甘味料なのだそうです


アガベシロップとは

アガベシロップとは、
(英語:agave syrup、スペイン語:aguamiel)
アガベ樹液から作られる天然甘味料だそうです

画像1

アガベとはメキシコ合衆国中心に広がる植物で
約300種類以上有るといわれており、

約300種類以上ある
竜舌蘭(リュウゼツラン)の中でも
シロップが製造されているアガベは
ブルーアガベとサルミアナの2種類なのだそうです

ブルーアガベは、
メキシコを中心とした乾燥地帯で見られる、 
リュウゼツラン科アガベ属のアガベ種の植物だそうです

画像2

ちなみにブルーアガベは
テキーラ・リュウゼツランとも呼ばれ、
名前の通りテキーラの原料になるそうです

発酵させたアルコールはプルケと呼ばれ、
それらを蒸留したものがメスカル、
法律で定められた手法で製造したメスカルは
テキーラとして有名です

画像3


昔、山火事の際に焼けたアガベの根茎から
甘い香りがしたことから
アガベが糖分を持っていて
熱を加えると甘くなることを
偶然発見したとも言われているそうです


はちみつと比較して甘味が強く、
(砂糖の1.4〜1.6倍の甘さだそうです)

粘り気が少なくサラッとしているのが特徴です

ほとんどのアガベシロップは、
メキシコや南アフリカが原産だそうです

画像4


今回コストコで購入したアガベシロップは
ブルーアガベと呼ばれる品種のものだそうです



アガベシロップの製法

画像5

テキーラ・リュウゼツラン等の場合、
7〜14歳のリュウゼツランから
葉をすべてコアから切り離し、
コアから樹液を搾り取ります

絞り汁は濾過され、濾過後に熱で濃縮するそうです

アガベ・サルミアナ等の場合は
茎が成長する前に茎に穴を開けて容器を繋げ、
毎日溜まる液体を収集するそうです

熱処理しない場合は、米国食品医薬品局によって
安全性が認められているコウジカビの一種
アスペルギルス・ニガー由来の酵素を使用し、
イヌリンを果糖に分解する方法が
米国特許として認証されているそうです


アガベシロップの成分

主成分は果糖とブドウ糖で、
果糖47%〜56%とブドウ糖16%〜20%と
されているそうです

※数値の差は、リュウゼツランの種類や
製造メーカーの違いによるものだそうです

製造時にフィルタリングしていないタイプは
植物性ミネラルも含むそうです


今話題のイヌリンも含む

さらにアガベシロップは、
イヌリンという水溶性食物繊維が
豊富に含まれているそうです

ブルーアガベシロップに
0.5〜3%のイヌリンを含むそうです

水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサになり、
善玉菌が増えるのを助け
血糖値の上昇抑制効果が期待できます

善玉菌の働きは、免疫力・自然治癒力を高めたり
体内酵素を作り、細菌や毒素をやっつけたり
発ガン物質を分解してり消化吸収を助けるなど
多岐にわたります

善玉菌の状態を健全に保つことは健康維持に必須です

イヌリンは分解されると
一部が短鎖脂肪酸になりり
糖尿病治療でも注目されている
GLP-1(インスリン分泌を促すホルモン)の
分泌を促すと言われています

そのほかにもアガベに含まれるイヌリンが
ミネラルの吸収を促進するという研究報告も
あるそうです


その他にもさまざまな健康に良い物質が

そのほかにも抗酸化作用がある
フラボノイド(ポリフェノール類)の
ケンペロールやケルセチンが含まれているそうで
炎症を抑える作用が期待できるそうです


砂糖の代わりに

画像6

溶けやすくて香りやクセがなく、
すっきりとしたお味なので
さまざまな料理にはもちろん、
飲み物に入れたり焼き菓子にかけたり
砂糖やはちみつの代わりとしても使えます

アガベシロップには
ライト、アンバー、ダークなどの種類があるそうで
それぞれ独特の風味を持ち、
アンバーはキャラメル風味、
ダークはさらにキャラメルの風味が強いそうです

砂糖代わりに使うことで糖質制限も

画像7

GI値(グリセミック指数)とは、
食後の血糖値上昇割合を指数化したもので
この数値が低いほど血糖値の上昇を抑え、
低インシュリン効果が高まります

一般的な甘味料はGI値が高いのに対して、
アガベシロップは血糖上昇指数が21と
ゆるやかに血糖値を上昇させます

天然の甘味料としてはとても低く、
りんごと同等またはそれ以下の数値だそうです

また、甘味が砂糖よりも強い分、
砂糖よりも使用量が25%ほどで済むことから
カロリーも抑えられるそうです

GI値が低い理由として、果糖が80%と高く
ショ糖がほとんど含まれていないそうでふ

そして、自然な成分であることから
脳の必須栄養素であるブドウ糖も
約15%含まれているそうです

これらがアガベシロップ特有の
サラッとすっきりとした甘さの秘密なのだそうです

アガベの甘さが海外の研究者によって
血糖上昇の穏やかな甘味料であることが
解明されてから
糖尿病患者や肥満などの健康問題が増す
欧米などの先進国において
ヘルシーな甘味料として定着しているそうです

しかし、大量摂取した場合に中性脂肪により
メタボリックシンドロームや心臓疾患などの
生活習慣病を引き起こす可能性があります

自然甘味料で精製された砂糖よりも
体に良いとされていても、
カロリーが他の自然な甘味料と同様にあるので
摂り過ぎに気をつけていただきたいです

どんなものも、
健康にいいものだと言われているものでも
大量摂取は良くないということですね


アガベシロップを使う際の注意点

スプーンですくってそのまま舐めてみると
かなり甘く、
はちみつやメープルシロップと同じ感覚で
パンケーキにかけてみると結構甘く感じると思いますので
まずは少量かけて味を見てから
加減するのが良いと思います

そしてお料理に使う際も、
レシピに記載されている分量よりも
少なめに入れてみて、味を見て加減した方が
失敗は少ないと思います


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

アガベシロップを実際に使ってみた感想は
便利で使いやすい反面、甘味が強いので
慣れるまで少々加減が難しいかな?と思いました

健康に良いとされる栄養成分も含まれますが、
糖類には変わりないので
糖分過多になると糖依存という状態になると
いわれていますので、
摂り過ぎにはくれぐれも気をつけましょうね◎

最後までお読みいただきありがとうございます! なにかのお役に立てられたらとっても嬉しいです いつもサポートいただき、 誠にありがとうございます🙏 いただいたサポートは、 今後の活動費として活用させていただいております