【放置が一番】風邪の症状を悪化させるかもしれない間違った治療法について

こんにちは

寒くなり、空気は乾燥し、風邪をひきやすい環境です

寒さが厳しくなると体が冷えがちになり
免疫力が低下しやすくなります

風邪やインフルエンザなどををしっかり予防するために
も正しい知識が必要です

今まで常識だと思っていてやってきたことが
実は逆効果だったりすることもあります

毎年秋冬にかけて風邪薬の広告を
見聞きすることが多くなりますが

結局は風邪を治すことができるのは、
自分の身体に元々備わっている自然治癒力だけです

過去にも似たような記事を書いたことがありますが
また風邪をひきやすい季節が到来したので、
今回も再周知の意味で風邪をひいた時に対処できる方法を
お話しいたします

体調が悪いときは、大人しく寝ましょう

風邪を早く治したいのであれば、
市販の風邪薬を飲まず
しっかり水分を摂り
できるだけ食事をとらず
部屋を暖かくしたまま布団に入り
マスクをつけて寝るのが
一番即効性が高い風邪の治し方でしょう
　

体調が悪くなると、食欲が落ちることがありますが
これは空腹になると免疫力が上がるため
体が出す自然の働きなのだそうで、

むやみやたらと食べようとせず、
食べられないからと心配せずに
大人しく寝ましょうよ、ということだそうです
　
できるだけ無駄なエネルギーをつかわずに、
しっかり休息を取ることが何より大切です

市販の薬に依存しすぎない

一般的に風邪薬と呼ばれているものは、
熱を下げたり不快な症状を和らげるだけの対症療法なので

体内に潜む風邪の菌やウイルスを
やっつけるわけではありません

つらい症状を緩和するのが目的で
お薬によって治すわけではありません

また、咳や鼻水などの不快な症状は
体がちゃんと闘っている証拠なので
むやみやたらと止めるのは良くないです

解熱剤で熱を下げても、風邪は治りません

本来体温が上昇することで免疫力がつくので
それを解熱剤で下げてしまうのは
とてももったいないです

解熱剤を飲んで熱が下がった＝風邪が治ったと
多くの人が思い込み、信じている印象があります

個人的にはこうした影響で
風邪以外の他の病気になりやすくなったのだと
思っています

発熱は決して悪いものではありません
むしろ免疫力が高まっていて白血球が増え、
体が異物と闘っているから熱が出ます

その熱を薬で止めるということは
せっかく闘ってくれている戦闘員を
弱体化させるようなものです

熱があるから、と、解熱剤に頼るばかりでは
かえって風邪が長引きますよ…

当たり前だと思っていたが、実は間違っている風邪の治療法

1.おでこを冷やして早く熱を下げる

殘念ながらおでこを冷やしたり水枕で冷やしても
熱は下がりません

おでこを冷やしても
最初のほんの数分間気持ちが良いだけで
風邪を治す効果は、基本的に皆無です

熱は体内に潜むウイルスや菌と闘う必要があるために高くなっているので、
むやみに熱を下げてはいけません

かえって風邪の治りが悪くなってしまいます

また、悪寒や寒気による震えは
体の振動で発熱させ
体温を上げようとしているためなので
そんな状態にある身体を
むやみやたらに冷やすのはよくありません

2.とにかく汗をいっぱいかく

子供の頃、風邪をひくと厚着をして
普段の倍以上の布団を被せられ寝かされました

これだと汗はかきますが汗の逃げ場がありません

つまり、汗が蒸発することなく
熱がこもってしまいます

実は無理矢理汗をかくのは
体温中枢を狂わせるので、
ただ単に体を疲労させるだけなのです

あまりにも厚着をしたり、
いっぱい布団をかけて寝ると
お肌に無駄な圧力がかかり
これが余計なストレスを生むので
風邪がかえって治りにくくなるそうです

しっかり水分を摂り、普段通りの状態で
ゆっくり休めば何ら問題ありません

3.とにかく食べる

食欲が無い私のために母親は
『食べな元気にならん！』と
おかゆや鍋焼きうどんを作り、
半ば強制的に食べさせました

基本的に栄養があるものは消化がよくありません

こうしたものを食べても胃がもたれるだけなので
風邪の治りが遅くなります

昔から"腹八分目"と言われるように
お腹いっぱい食べてしまうのは
実は体に良くありません

病気のときは尚更のこと、体に良くありません

風邪をひいて休んでいるときは、
食事を控えるくらいで十分です

無理して食べる必要はありません

4.薬を飲みまくる

風邪をひくと薬を飲みまくる、
なんてことはありませんか？

熱を下げてしまうと
免疫力が同時に落ちてしまい
かえって風邪の症状を
長引かせてしまうことになってしまいます
　
殘念ながら風邪薬には
風邪を治す効果はほとんどありません
風邪をひいたからといって
安易に風邪薬を飲むのはオススメできません

風邪薬は風邪の症状を緩和しても
短期間で再発させてしまう可能性があります

本当に風邪に効く風邪薬を開発できれば
ノーベル賞ものだといわれています

もっとも風邪に効く最高の薬は、休息です

結局風邪は放っておくのが一番？

風邪を無理やり治そうとするのではなく、
人間の体に備わっている自然治癒力に
おまかせするのが一番です

しかし、風邪を病気と捉えてしまうと
やっつけることばかり考えてしまいますよね

私たちができることは
薬は体を温めるための葛根湯にとどめ、
ビタミンCの摂取や温かいものを飲んで
ゆったり過ごすこと

風邪は人の体を生まれ変わるための
大切な存在であるということを
是非知っていただきたいです

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

ちなみに私も昔から言われたままに従い
間違いに気づくまで上記の間違った対処法が
当たり前のことだと思いやっていました

体を温めることが体に良いということを知ってから
体を冷やさないように注意しています

サウナに入るようにもなりましたし、
おかげさまで基礎代謝も免疫力も向上したのか
体調を崩すことがほとんどなくなりました

風邪は自然の健康法という言葉を聞いたことがあります

風邪をひいて治ったら
生まれ変わったかのように
体がリフレッシュされると思います

もっとご自身の自然治癒力を信じましょう

医療の世界の名言を最後にお伝えします

世界には二人の名医がいる
それは食欲不振と発熱だ