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変わることを期待しない

中国で働き始めて、数ヶ月がたちました。
現状、仕事内容に満足し仕事を楽しめているかというとそうではない...。
私の仕事は子供達にバレエを教えることです。(英語で)
私はこの仕事がとても好きです。
もちろんほとんどの生徒が将来、プロになるわけではないし、習い事の一つの選択としてバレエを習っています。
この今の子供の時期に一生懸命何かを学ぼう、目標を持って頑張る、といった生徒にはこちらも一生懸命サポートし応援をしたいと心から思います。
この仕事にやりがいも感じるし、働けてとても幸せです。

ですが中国でこの仕事をしていて、なぜか心が満たされません。

なぜなんだろう。

自分でも色々な理由があるのはわかっていますが、冷静に自分の気持ちを整理してみました。

不満に思っている事を書き留めてみました。

①時間にルーズ

もちろん、日本でも時間にルーズな人はいます。ただ、中国では8割の人が時間を守れない。基本、レッスン開始の時間に全生徒がいた事はまずありません。次から次へと、後から入室してくる生徒がいます。(これはこちらとしては、集中力の妨げになるので非常に迷惑なんです)

②すきあらば、いつでも動画を撮る保護者。

日本ではレッスン風景を動画で撮るなんてことはまずないですよね。プライバシーがありますから。せめて撮りたい場合は、一言あります。
私からすると、そんなに毎回動画撮ってどうするの?😂と突っ込みたくなる。。

③すぐに休む
まず、毎週きちんとレッスンに来ないです。簡単に休みます。これには支払い関係が関係しているのですが、日本のバレエ教室では大体月謝です。毎月支払いをして、レッスンに通います。休んだとしても、月謝は変わりません。しかし、中国では回数券です。行った分だけチケットが消化される。だから、簡単に休みます。

④すぐの結果を求める
バレエとは毎日コツコツ積み重ねる芸術です。
人間の体なんて、簡単には変わりません。数ヶ月で結果が出るわけがありません。でも、保護者は一ヶ月して、「上達してない」「同じ事をして意味があるのか?」「全然体が柔らかくならない」などなど....
せめて、まずは毎週真面目にレッスンにきっちり参加してから言おうよ...

⑤自己中心的な考え方
他の生徒はどうでも良い。自分の子だけもっとちゃんと見てよ...的な考え方。

⑥スクール側が保護者に媚びる
とにかく保護者は要望をたくさん出します。そして、クレームも簡単に言います。そこは、しっかり話をして出来ない事などは話せばいいのに、保護者の顔色を伺い、YESまんになりがちです...
これにはビックリしました。
中国人が中国人にビビっている😓
お金を失う事が相当怖いらしい....

他にもたくさんありますが、

さてこの不安は中国で働くことでのストレスなのか、日本でもあるストレスなのか、改めて考えた。

文化の違いはもちろんある。そして、私は中国で働く限り、フレキシブルに働くことが必要だと毎日、言い聞かせています。

変わる事を期待してはいけない。

自分が変わらないといけない。

だってここは日本じゃないから。
日本と同じ事を求めてはいけない。

これを言い聞かせて、今働いています。

ですが、

求めなくなった途端...何が起きたかというと、

仕事が楽しくない。

まるでロボット。

レッスンをこなすだけの講師。

さぁ、この気持ちをどうポジティブに変えて、働いていけばいいのか...

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