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恋愛はショートカットになりうるか

0.注意喚起

 とある知人が恋愛とは寄り道であると定義した。私は彼の人生や経験を真に体験していないからこれから書くことはある種の暴論になってしまいかねない。ただテーマとして面白そうなので個人的経験の範囲内で恋愛は寄り道理論を支持していきたい所存である。大前提、これらは学校などのクローズドな系での話であるから大人な方々のお役には立てないかもしれない。

1.異性>同性型

 私が観測してきた中で男好みな女というのが一定数存在した。彼女らは友人との交際よりも異性とのふれあいや恋愛を好む傾向にあったように思われる。もちろん女子グループからは外されるので全うに暮らしていく上ではリスクが大きすぎるようだった。けれども男子が持っている情報などはいち早く入手できただろうし、色気さえあればなんでも欲しい物を手に入れていた。その代償と言うのは過剰だが同性からの信頼は底値を突破していた。かかるようにして、異性にしか気を使わない恋愛は寄り道であった。

2.異性=同性型

 彼らは多少の恋心というものを持ち合わせながら男女比が対等なグールプに属して、グループの中で融通を利かせて交際相手を見つけたりしていた。また同性も異性も同等に大切にする人種なので、いわゆる略奪愛が起きると関係の維持にとても悩んでいたようだった。ここでの奇奇怪怪な男女の関係に頭の資源を使ってしまうのは羨ましい。代償としては寄り道をしたにすぎない。

3.ランダム型

 ランダム型これはとても王道だと勝手に推測している。たまたま接する機会があった時に一人で猛アタックするタイプである。かくいう私もこの人種に相当する。相手の容姿やその他直感的何か、もしくは好意を察知して関係を構築していく類である。あまり女性では少ないタイプだとは思う。彼らの欠点ずばりハヤトチリである。相手のステイタスやパワーバランスなどを度外視してしまうため、破局の際の被ダメージは最も大きいのではと推測している。結合するのは簡単である。結合を切るのに相当なエネルギーが必要な点から寄り道だと言える。

4.旨味享受型

 彼らはもの凄く賢い、自分の容姿やステイタスについてどの程度かを把握しており、交際に至ってもそれは名目上だけであって適切な距離を取れる。また、相手の好意を察知してうまい事ショートカットをする。寄り道も上手く使えばショートカットになるのである。ただそれをするだけの知能というか賢さは必要だろう。ここを勘違いした性に奔放な女性達はいわゆる穴モテに属するだろう。彼女らはすぐ目を醒ますべきである。

5.開放的な系で

 もし、開放的な系で出会うチャンスがあるならそこで練習してみることを進める。もちろん相手方に失礼のないようにするのが鉄則である。比較的若ければバイト先やサークルなどが手頃な上に面倒な関係もすぐ断ち切れる事ができる。ただこれらがやめられない団体や職場であるのならば大きな寄り道にしかならないだろう。また歳の差恋愛は一種の援助交際にすらなりうるのでなるべくパワーバランスが釣り合った間柄の人の方が良いかもしれない。この点は任意である。

6.結論

 恋愛とは或る種の進路変更である。ただし、多くの場合が寄り道であり、ショートカットになるかどうかは人それぞれである。また恋愛は自由であるのだから、極論どうでもいいのである。ただ、かの人に思いを巡らせて眠れぬ夜はほんの少し彩りを与えてくれるかもしれない。故に気軽にお茶に誘ってみてはどうだろうか?

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