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#書くこと
本を作り、出会うこと。と、通販開始。
熱気、熱気、熱気。今朝の気温などなんのその、会場は人の熱気に包まれていた。「溺れる猫と針の生えた鼠」として、いよいよ果たした文学フリマ初出店。暑さで澱んだ空気にすら、私は言いようのない高揚感を覚えていた。
隣には文フリ経験者のカナ猫さんがいてくれるので心強い。2ブース分の長机をゆったりと使い、主にカナ猫さんの持参してくれたかわいいアイテムを飾ると、みるみるうちに私たちのお店が完成していった。
文章は一期一会・出店のお知らせ
2024年、私は9ヶ月間で79冊の本を読んだ。ここ2年くらい、怒涛の勢いで本を読んでいる。学生時代よりも圧倒的に読んでいる。というか学生時代は何もしてこなかったから、そのツケを払うために社会人になった今、やりたいことをがんがんやっているという感じ。
おかげで読める文章の種類が増えた。そもそも文章を読むのが速くなった。noteを続けてきたのも大きいけれど、どんな形態の誰が書いた文章でもまあまあさら
私もまた、言葉に救われている。
まだまだ私は言葉を舐めていた。乾いた土に雨水がぐんぐん染み込んでいくように、私の心は言葉のあたたかさに満ちていく。
たかが人間の、意思疎通を図るために生み出された言葉。単なる言語。なのに私たちはどうして、そこに言葉を超えた意味を見出し、心に広げていけるのだろう。
こうして文章を公開するようになって、3年が経つ。3年もいると素晴らしい出会いもあれば、まあ苦々しい別れだってあった。だけどこんなに続