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人々の脳を熱狂させるスマホの中の世界〜反射的か意図的か〜

こんにちは。RYOSUKEです。
リハビリテーション専門職として、
入院患者さんに対して心身の回復に関するアプローチについて考える仕事をしています。

今回は「人々の脳を熱狂させるスマホの中の世界」と言うテーマで書いていきたいと思います。

異様な光景

と、言いますのも、
今日の仕事からの帰り道、
私は電車に乗るんですが、
座っている人も、
立っている人も、
みーんなスマホを見ていたんですね。

そんな私もスマホを見ていたわけですが、
何だか、異様な光景でした。

何を見ていたかは分かりませんが、
みーんな下を向いていたんです。

反射的か意図的か

それ程までに人々の脳を熱狂させるモノって、
スゴいなー!と感心しつつ、
それを反射的にやっているのと、
意図してやっているのとはまた違うんだろうなと感じています。

人が何かを意図して行動する時、
それが今までやった事があることだとすれば、
今までの経験から、
今からやることに必要な情報を引っ張ってきて、
それに必要な運動のレパートリーを組み合わせることで、筋肉と関節を動かして行動に現れるわけですが、
例えばそれが意図しないモノ、
つまり反射的にやっているモノだとすると、
脳が働いていないと言うことになるんです。

「反射的」は脳が働いていない?

これは既にPETと言われる、
脳の血流を調べる装置を使って行われた調査で
結果が出ているのですが、
手や目を動かしているにも関わらず、
脳の血流がそれほど多くないんです。

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特に前頭葉と言う、
記憶や自己認識に重要な役割を担う領域への血流の低下は、
認知症や鬱などの要因として考えられますし、
そのような、いわゆる中毒の状態が続けば、
そのリスクが高くなります。

自分では、
自分で選択していると認識している事でも、
実際はAIが、私たちに最適化された情報を見せたり
その人の嗜好に合わせることで、
より選択のために頭を使わなくて済むように
仕向けているのかもしれません。

もちろんネガティブな要素だけではないですが、
その選択は反射的にやっているのか、
自分の脳が意図してやっているのか、
少し考えるきっかけになった、今日の帰りの出来事でした^ ^

今回は「人々の脳を熱狂させるスマホの中の世界〜反射的か意図的か〜」について書かせていただきました。
今回の1枚は、cocatasuさんにいただきました。スマホの世界から少し離れて、自然の音や風や光を感じるのもいいかもしれませんね(^^)ありがとうございました。

それでは、今回もご覧いただきありがとうございました😊
また、明日(^^)/~~~

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