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マネージメントサイクル - グローバル化の波(私たちの賃金)

グローバル化によって、企業における雇用は
Job型にシフトしていくお話をしました。
その時に少し触れましたが、
私たちの賃金もグローバル化していきます。
グローバル化すると、当然経済も世界と繋がり
賃金も国による格差は小さくなります。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、グローバル化の波(私たちの賃金)
 についてです。

日本の賃金は安くなってしまった

平成の30年間の日本の賃金は、
殆ど上昇しませんでした。
これこそ驚くべき事です!
世界では類を見ない長期での賃金停滞です。
これによって、日本企業は業績を伸ばし
日本企業の内部留保は500兆円前後となりました。

各企業の考え方になりますが、
本来、内部留保をせずに社員に賃金として
稼いだお金を還元する方法もあったはずです。
ただ、平成の30年間は、日本の物価が
上昇しなかったために賃金も上げなかった。
その為、内部留保が溜まった
という形になっています。

この内部留保があったからこそ、
2020年のコロナ危機の時にも、
日本企業はビクともしなかったわけです。

ただ、これからは、グローバル化の波により
内部留保に回していたお金は、
賃金上昇に向けて行くコトになるでしょう!

世界との賃金格差

世界との平均賃金の格差で見ると、
1990年~2020年の30年間で、
こんなにも大きな差が生まれてしまいました。
厚生労働省が発表しているデータからも
明らかになっています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/21/backdata/column01-03-1.html

日本以外のG7各国は、名目賃金は180%~280%の伸び。
一方日本は、驚くべき事に114%とほぼ伸びていません。
他国では、賃金が30年で倍になっているのに、
日本だけは据え置き状態なのです!

日本企業の内部留保500兆円が、
少しでも社員に還元されていれば、
平成の30年間の不況は、これほど長く
続かずに終焉を迎えていた事でしょう。

しかし、グローバル化の波によって、
「日本だけが特別」な状態は、
そろそろ終わりを迎えてきます。
その走りが、2023年4月の賃上げです!

これから数年は日本の賃上げラッシュ

そして、これから数年は日本の賃上げが
本格的に始まります。間違いありません!

コンビニに行っても気が付くと思いますが、
パンにしても飲料水にしても、
少しづつ値上げされてきています。
電気代もガソリン代も、コロナ前の20%up。

インバウンド客を対象とした商売は、
さらに値上げされていて、
都内のホテルは、以前の2倍・3倍が
当たり前の状態になって来ています。
2倍・3倍にしても、外国旅行客にしてみると
リーズナブルに感じらえているのです。

人手不足のために、お客さんを逃すぐらいなら、
少しバイト代を出してでも、
インバウンド客に来てもらった方が
ホテルが稼げるようになりますよね。
そうすると、アルバイトの賃金が
全体的に押しあがります。
そして、派遣労働の方の賃金が上がります。
その後、正社員の賃金が徐々に上がる。
そんな構造転換の時期に来ています!

また、マネージャー職の転職も増えて来ています。
転職した方が、そのまま同じ会社にいるよりも
良い給料が得られるようになっています。
何故なら、求人をしても、同じ給料だと
人が応募してこないのです。
ドンドン、転職市場も活発化しており、
こちらも給料が跳ね上がり始めています。

そうなると、2024年4月でベースアップしない企業は
人がボロボロやめて行くコトになりそうです。
そのぐらい、大きな波がやって来ています。

やっと、日本も他の国と同様に、
2%以上の経済成長がなされ、
毎年3%以上の賃金上昇がされる国に
戻りつつあります。
これからが楽しみですね!


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
あなたは、一人じゃない!
勇気・強気・やる気・世の中元気!


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、
皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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