見出し画像

「続けられないのは、本当は好きじゃないから」の言葉に甘えていた話

「好きなものを仕事にするといい」という派閥と
「好きなものは仕事にしてはいけない」という派閥がある。

これは長い論争になるので、今日は「好きなものを仕事にするといい」という考え方に絞って書きたい。


よく、プロ野球選手とか、ピアニストとか、作家さんとかの質問コーナーで
「○○さんみたいになりたいけれどどうすればいいですか?」という質問が寄せられたとき

「やりたくてやりたくて、やってないと落ち着かない、というほどじゃないと厳しい」みたいな趣旨の回答を時にみかける。

勝手な想像だけれど、大谷翔平選手とかはそんな感じだ。野球が好きで、ずっと野球をやっていたくて、努力と才能がある人。


大谷翔平さんを始めとする天才と自分を比べることはとてもとてもしないけれど、

昔、ピアノのコンクールに出た時にものすごく上手に演奏する子がいて
母親が「すごいね、こういう子は弾きたくてたまらない、みたいな子なのかね」(わたしは習い事の日の直前にちょろっと練習するタイプだった)と話していたことをたまに思い出す。

その時、幼心に「わたしはそうじゃないから、まあここまで弾けるのは無理だなぁ」と線引きしていた。


社会人になって、次第にこう思うようになった。
「やっても落ち着かないレベルに何かをすることはなかなかできないし気負いするけど、でも自信を持てるものを育てたい!」

天才にはなれないのはわかってるけど、仕事のほかに、好きなことで自信ができるレベルにまでもっていきたいなぁ、と。


モーニング娘。など数々のアイドルたちをプロデュースされてきたつんく♂さんの本に

「下手な鉄砲も、そのうち(数をこなしているうちに)うまくなる。インプットもアウトプットも、とにかく量(数)です。自分の好きなものをひとつチョイスして、それを半年~1年、集中して磨くことがとても大切だと思います」
つんく♂「凡人が天才に勝つ方法」

とあった。




そ、そういえば、田中みな実さんも、「まつげ美容液でおすすめありますか?」という質問に対して「まずは続けることが大事なの!継続は力なり!」とインスタライブでお話されていたしな…(ちょっと違う)


わたしはこれまで
「続けられないのは、本当は好きじゃないんじゃないの?」

「本当は書きたくないってことなんじゃないの?」

「好きなら続けられるでしょ」

の言葉に、ある意味甘えていたと思う。

文章は読むのもすき、書くのもすき。

上手になりたい、でも、全身全霊をかけなきゃいけない?本当にそうなのかな。

天才にはなれないけど、でも何かの分野で自分に自信を持ちたい!それがわたしは、「書く」ことだといいなあと、心から思っているのです。

もっともっと、うまくなりたい~!

てなわけで、今日から毎日更新、やってみようと思います。
あんまり気負わず、日々思うことを短くまとめていこうと思います。

ま、まずは半年。できれば1年。
やってみて、半年後、1年後に少しでも「書く」ことが自信になってたらいいな。

この記事が参加している募集

読書感想文

この経験に学べ

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?