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宝探しゲーム

昨日は釣りと浜焼きで楽しんだ弟だが、今日は夫と兄と、宝探しゲームで盛り上がったようだ(その間、私は昼寝をさせてもらいました。感謝)。

1回戦は「宝の地図で探せ」。夫が描いた室内図を頼りに宝を探す方法。2回戦は「宝の書で探せ」。夫が書いた、宝に辿り着くための手順を読み進めながら探す方法。2回戦では、宝箱を開く鍵を見つけたのちに、本丸に迫るというワンステップも用意され、難易度アップとともにワクワクが募る仕掛けがなされていた。夫すごいな。ちなみにお宝は、昨日の浜焼きのグリルの箱だったらしい。目指すお宝、それでいいんだ。


それで楽しめるのならば、宝探しの本随は、探すプロセスにあるということだ。そういえば、兄弟ともにそういう類のことが好きである。ふたりとも迷路が大好きで、紙でなぞるのも好きだし、自分が迷路に入るのも大好きだ。ゴールにごほうびがあるわけでもなく、ただゴールへの道を探す過程を楽しんでいる。

スタンプラリーも同じかもしれない。ごほうびの設定はあるが、クリアファイルとか鉛筆とか、正直、大したものではない。それでもスタンプ集めに必死になるのは、スタンプを探す過程をおもしろく思うからだ。迷路もスタンプラリーも、うまくクリアできなければ負けず嫌いの弟は泣く。「探す」という行動には、そこまで没頭できる魅力があるのだろう。

私が昼寝から起きたところで、今度は兄が「宝の書」を作成し、弟が探すという段になった。宝を探すことを待てない弟は、「あと10びょうでかくして!1.2.3…」と、宝を隠す兄にどんどんプレッシャーをかけて遊びたがる。「ちょっと待って〜!」と、弟の思惑どおりに急かされる兄。そこで怒らない人の良さが滲み出る。

30分ほど仲良く遊んだのち、土曜の夕方のお楽しみ、クレヨンしんちゃんからのドラえもん視聴になだれ込んだ平和な午後。ゲリラ的に雨足が強くなる不安定な天気の休日に、ありがたい限りであった。


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