#差別
1つの言葉を使用禁止にするということ
差別だから、ヘイトだから、と、急に遣えなくなる言葉があります。
それは多くの人を傷付ける言葉でもあるのだから、遣わない方が優しいのは間違いない。
社会的にもたぶん良いことです。
しかし同時に、その言葉に苦しみながらも頑張っていた人達の成果を、水泡に帰すかもしれないという事実を、多くの善良な人達には認識していただきたい。
私も、差別表現や悪口は嫌いだ。
できれば使用したくはない。
だけど今回は
いつかどこかのタイミングで起こるであろうパラダイムシフト
世の中では様々なことで、価値観が変わる瞬間というのがある。
わかりやすくて極端な例を挙げるとすれば、芸能人への評価だろう。
清純派で売っていた芸能人が、出来心で不倫をした瞬間、世の中からとんでもないバッシングを受け、なかなか表舞台に立てなくなるというのは、ちょっと過去を振り返るだけで、何人も思い浮かぶんじゃないだろうか?
セクハラやパワハラも同じである。
どんなに過去のオリンピックで活躍し、
全ての差別が無い世界になれば良い ← これ、凄く危険なことだという事実に気が付いてしまいました。
差別問題などが取り上げられた際、良くこんな意見を耳にします。
『差別の無い世界を目指して……』
『差別の無い世の中になれば良い』
私がまだ世の中の仕組みをあまり知らなかった頃なら、これは素直に素晴らしい考えだと感じたかもしれません。
しかし現在は違います。
もしも差別の無い世界というものが実現したらどうなるのか?
そのことをシミュレーションするだけで、怖ろしくてたまりません。
と、これ