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オープンデータとは?~知っておくべきオープンデータサイト4選~

いつもお読みくださりありがとうございます。
Masstery部の上杉です。

今日は、コロナ禍で一気に注目が集まった「オープンデータ」についてお話します。第1回の今回は「知っておくべきオープンデータサイト4選」と題して最後に厳選した”使えるオープンサイト”をご紹介します。
今後シリーズ記事として情報の入手方法や活用事例もご紹介しますので、皆様の生活やビジネスのヒントになる内容をお届けできるのではと思っています!ぜひ最後までお付き合いください。

オープンデータって何?

オープンデータとは、名前のとおり「公開されたデータ」のことを言い、主に国や地方公共団体、事業者が提供している下記の4つの要件を満たすデータのことを指します。

・誰もが利用(加工・編集・再配布等)できること
・営利・非営利に関わらず二次利用が可能であること
・機械判読できること
・無償で利用できること

これを聞くだけでも、そんな美味しいデータが無償で利用できるなんて、少し気になりませんか?元々オープンデータは「新しい事業やサービスの創出、地域経済の活性化などにつなげること」を目的として公開されているので、面倒な手続き等は不要ですぐにダウンロードすることができます。
そのため、ふと気がつくと実はあなたの身の回りでも大いに活用されていたりします。

例えば、冒頭で”コロナ禍で一気に注目が集まった”と書きましたが、実は誰もが一度は目にしたことがあるであろう、「新型コロナウイルス対策ダッシュボード」もオープンデータを元に作られています。

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※上記の新型コロナウイルス感染状況は最新の情報ではございません。
 正しい情報は必ず厚生労働省のウェブサイト等でご確認下さい。

オープンデータはどこで手に入るの?

日本の各省庁のオープンデータを集約しているのは総務省です。総務省が運営する「データカタログサイト」には多くのオープンデータやその活用事例が紹介されています。

ですが、正直なところ検索性が高くなく、入手したいデータがよほど明確でないと見つけにくいというのがネックです。
そこで、見つけやすい&活用しやすいオープンデータサイトを4つ厳選してご紹介しますので、是非参考になさって下さい。

知っておくべき使えるオープンデータサイト4選

東京都オープンデータカタログサイト
東京都が運営しており、約4万件のデータと2000件以上のデータセットが整備されています。行政と民間のデータの組み合わせによる新事業の創造を目的としているので、活用イメージが湧きやすいデータや事例が豊富です。

博報堂生活定点
博報堂が提供しているオープンデータで、21のカテゴリー、7つのグラフ、3つの属性から簡単にデータを探し出せます。グラフ表示で分かりやすいものが多いのも特徴です。

経済指標ダッシュボード
日本経済新聞が公開しているオープンデータで、日本経済が把握できる様々なデータをXLSデータやCSVデータとしてダウンロード・二次利用できます。

総務省統計ダッシュボード
17分野5,000系列を収録しているので豊富なデータを参照でき、グラフでの閲覧が可能なのでそのままビジネス資料に転用することも可能です。また、各データはAPIでも公開しているので誰でも簡単にページを実装できます。

最後に

今回は多くの方のお役に立てるように厳選した4つのオープンデータサイトをご紹介しましたが、データを活用したい目的や使い方によっては使い勝手の良いサイトは人それぞれ違ってくるかと思います。是非一度、上記の4つから訪問し、使えそうなデータがないか探してみて下さい。

次回以降のシリーズ記事では、データの活用事例や活用方法をご紹介していきます。初めてデータに触れる方のお役にも立てるように、エンジニアではない私自身もデータの活用を繰り返して得た知見をお届けできればと思います。ぜひ今後もお読み頂けますと幸いです。

私達がご提供している製品「Masstery(マスタリー)」は、
多くの人手が必要だったデータ整備を自動化する画期的なデータクレンジングツールです。フォーマットの統一、カテゴリーの自動分類、独自の変換、差分情報の取得等、データ整備に必要なあらゆる機能をご提供しています。
Masstery 公式サイト:https://mstr.forcia.com/ (データクレンジング)
フォルシア株式会社 企業サイト:https://www.forcia.com/ (高速検索)

次回記事が公開されるまで、ぜひこちらもお読み下さい。


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