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留学しても上達できない悪魔

こんにちは、日伊通訳マッシ(@massi3112

語学力を上げるには話すことが何より重要だということは、日本に住み日本語ネイティブと話しているといつも感じる。話すことで、考え方や理解力もあがる。その為に1番手っ取り早いのは、留学だ。
だが残念なことに、いくら現地に住みネイティブと話していても語学力が中々上がらない人がいる。そんな上達できない悪魔に取り憑かれがちな人のやることを書いてみた。

・頻繁に帰国してしまう
留学中に年何回か帰国してしまう。個人の経験で学んだことから言うと、できれば丸1年滞在した方がメリットがたくさんある。季節の移り変わり、祝日の意味、シーズン毎の思い出。精神的にも強くなる。逃げずに成長していく。

・同じ言葉ばっかりを使う
毎日の流れで同じ言葉で理解も使用もできてしまうと変な自信が出てくる。レベルの低い単語で生活してしまうと、そこからの成長はない。
難しい話と専門的な内容の言葉が出た時は困る。類語が悪魔になる。同じ内容でも同じシチュエーションでも、できるだけ新しく学んだ言葉でいくべき。話す勇気・自信がつく。顔にも出る。

・現地のスラングを使わない
仕事や将来のことを考えると標準語と丁寧語に力を入れて、早く使えるようにした方が自分の価値が上がる。スラングはプラスαで知識を作っておくべき。

・母国語で考えて外国語で喋る
話す時も考える時も寝る時も母国語ではなく外国語でいこう。外国語で考えながら話した方がスピードが上がるし、ミスも減る。完璧な発音よりも、話すスピードと伝えたい気持ちをわかりやすくすればネイティブに近付いていく。

・日常会話以外の言葉を調べない
簡単に言うとノートと辞書を持ち歩きして知らない言葉などがあれば調べる。

・同郷者のコミュニティに所属する
同郷者のコミュニティにに入ると母国語で話してしまい、住んでる国の文句も出てくる。住むモチベーションが下がることもよくある。負けないように避けた方がいい。どうしても同郷者と話したいなら留学しないで別のことに力を入れた方がいい。

・母国語でメモ取ったり書いたりする
メモを取る時も、携帯の言語設定もネットフリックスを見る時も母国語は禁止。

・チャレンジせずに同郷者にしてもらう
困ったらスラスラ話せる同郷者に頼む。やってもらう。楽かもしれないけど、そうするとずっとわからないまま。ずっとできないまま言語の面も経験の面も何もならない。

これらの悪魔に打ち勝つことで、あなたの海外生活により価値がでてくる。せっかくの機会を無駄にしないように、自分に厳しく前向きにいこう!

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。