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イタリア人の食感は日本の真逆?

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。

イタリアに住んでいた時に、食感や食に対するオノマトペのことを深く考えたことがなかった。日本に来てから、日本の食感は食べ物より言葉からその違いを感じていて、意識が膨らんだ。よく考えたら、18歳の初来日で驚いたのは日本料理の柔らかさと、サイズだった。

日本に住めば住むほど、1番変化があるのは味覚。一時帰国の時に、イタリアと日本の食感を考えるきっかけは口の痛みだった。この痛みは改めて、イタリア人の好きな食感を再発見するきっかけとなったのだ。食感と痛みは何が関係しているかというと、「硬さ」のことだ。

海外でイタリア料理を食べるイタリア人がよく言う文句は硬さについて。例えば、「パスタは茹ですぎ」「パンはカリカリではない」「お米はアルデンテではない」など。初めて和菓子を食べた時なんかは、まるで地獄に落ちたような顔を何回も見た。実は僕も、初めて大福を食べた時にそうだった。

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