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ライフスタイルの変化〜2024年春〜

書くネタが無いということはまったく無い。が、ぜひ書いておきたいので、多くの人にとってはまったく興味が無いであろう私の最近のライフスタイルの変化2つについて書いてみる。

ライフスタイルというほど大袈裟かつ有益な情報や内容でないことは自認しているので、時間を無駄にしたくない人は他の記事に今すぐ飛ぶほうがよい。

①勉強法の変化
ここ1年くらいは転職を見据えた会計系の資格を取得するため、一応毎日学習を続けている。約1年前くらいにオンライン講座に申込みし、勉強を続けていた。

だが、前から薄々気づいていたが、学習の進捗状況がかなり悪いということが最近判明した。会計系の初学者なので一つ一つの単元をかなり丁寧にやり込んでしまった。動画講座が30〜90分のボリュームであるので、それをゆっくり視聴したり、同じテキストを何度も読み返したりした。

わからない内容や概念ばかりが出てくるので、勉強のための勉強がそもそも必要になるということもあるが、膨大な学習内容がある中、一つの単元に時間をかけ過ぎていた。わかりやすく言えば、日本史の勉強なのに1年くらいずっと旧石器時代や縄文時代ばかりを勉強していたようなものだ。

これはいけないということで、思い切って動画講座を観るのを止め、テキストの読み込みを学習の中心に据えた。動画講座で使われるスライドがそのままテキストになっているので、学習内容に変わりはない。講師の説明が入るか入らないかだ。

この変更によって単元を進めるスピードは爆速で上がった。動画講座であれば決められた時間を視聴することになるが、テキスト学習では自分が速く読むほどスピードが上げられる。また、完全な理解にこだわっていたのも捨て、とりあえず全範囲を網羅してから詰めていく方法に変えた。

②ホームジムの変更
学生時代の頃から、趣味でジムに通っている。トレーニングは日々のルーティンワークになっているため、止めることができない。それは、酒好きな人が晩酌を止めれないのと同じだ。トレーニングをしていないと、体中の血が滞り、体に何か悪いものが溜まっていくような感覚になる。また、頭がクリアでなくなる。勉強を続けると言う面から見ても、トレーニングは続けたほうがいいと思っている。

だが、その問題点は、膨大な時間がトレーニングに費やされてしまうということである。いつもは、仕事が終わって、家に帰って軽食をとって、それからジムに向かう。早くてもジムに着くのは19時過ぎになってしまう。それからトレーニングを1時間程度やって、ストレッチをして、シャワーを浴びて帰ると、夕食を取るのが21時半になってしまう。勉強を始められるのは早くても22時過ぎになってしまう。これが欠点だった。

それが、この2月からホームジムを通勤途中のジムに変更した。私の入っているジムはいつでもどこでも好きな店舗でトレーニングができる。そのメリットを生かさない手はない。確かに家に帰って近所のジムに行った方が、広くて機材が揃っている。だが、通勤途中の店舗に寄ったとしても、それなりのトレーニングはできる。何より。18時半にはトレーニングを開始して、早ければ20時半には家に帰れるのが最大のメリットだ。

ジムの用意を持って仕事に行くのがめんどくさいということはあるが、何かを犠牲にしなければ、時間は生み出せない。今となってもう、一度家に帰ってからバイクに乗ってジムに行くなんて考えられない。



2つのライフスタイルの変化をあげたが、これらは大袈裟なことではない。何も特別な事は無い。

ただ、1つ言える事は、手段と目的がどちらも逆転してしまっていたということだ。勉強の方では、動画講座を視聴することが目的になっていた。ジムの方では、近所のジムに行くことこそが目的になっていた。動画講座を視聴する事は手段であり、ジムに行くことも手段である。なのに、毎日、それを機械的にこなす気にそれが逆転してしまっていたのだ。

手段と目的が逆転してしまう事は、個人レベルはもちろん社会や国家レベルでもよくられることだ。そしてそれは、決めたことやルールが厳格であればあるほど起こりやすい。油断すると、誰だって手段だったのか、目的だったのかを忘れる。川勝知事のリニア反対だって、何が手段で何が目的だったのかを見失っていたのかもしれない。

このライフスタイルの変化から、1番学んだ事は手段と目的の逆転である。時間を生み出せた事は、むしろ副次的な効果なのかもしれない。他にも手段と目的が逆転していないか総点検が必要だ。そしてそれは、おそらくあなたにも。


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