【適応障害休職中】次の一手に悩む
1 急激な環境変化
ここ2~3年の間、環境変化がエグいと、我ながら思う。
初めての出産(しかも高齢出産にかかる&緊急帝王切開)→育休 →コロナ蔓延の最中に職場復帰 →いろいろあって転職活動・退職 →初めての学校で期間限定の学習支援員(特別支援学級で発達障害を持つ子供たちの支援)→進学塾に転職 →適応障害の診断で休職…
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いや、これは、メンタルクリニックの先生にも驚愕される程の環境変化っぷり…
産後のマタニティブルーズの時期を乗り越え(ていたのかは謎)た矢先の、転職に次ぐ転職。
ホルモンバランスの激変は、出産前後かつこの年齢界隈の女性であれば、ほぼほぼ経験されることと思うが、それに加えて転職で物理的なワークプレイスだけでなく、仕事内容や人間関係が全く別物に取って代わる×2回!!
「自分でハードルとプレッシャーあげまくってたんだよ!」と、今となっては冷静にツッコミを入れられるのだが…
当時は、新生児との言葉の少ない蜜月期にそろそろ停滞感を感じ、「社会復帰だ!!」と意気込んでいた勢いそのままに、転職活動にそれに付随する就職試験の勉強、モーニングルーティーンの継続やnoteの開始、さらなる転職活動と転職、転職先でも初めての業務に緊張感マックス、自主的に不足しているスキルや将来的に必要になりそうな知識の習得を試みたり、とギアを上げまくった挙句…
エンスト(プシューッ)。
ペース配分、などという言葉、全くもって見失っていたのだった。
2 転職前の予感的中
改めて、過去の自分自身を振り返ってみるつもりで、今でも少しずつ「スキ♡」を伸ばしている記事を読む。
過去の自分を褒めてあげたいと思う部分を、引用してみる。
しかし、一抹の不安と、リスク分散の観点から、ひとまずパート勤務(出来れば週4日に勤務日をまとめられないかも交渉中)で、と希望を伝えています。
理由をポジティブな面から言えば、副業(ずっと夫がしてきた有機農業、文筆活動)を育てる時間や自己投資への時間を確保したいことと、今しかない娘の成長の一瞬一瞬に必要なだけ十分に関わりたいから。
これは、一時的な所得と安定を手放すことにはなりますが、長期的には収入源を複数確保して、現在より時間的にも精神的にも、今より自由を得ようとする試みでもあります。
この(悪い)予感通り、週4日で時間を抑えて働いていたにも関わらず、オーバーワークになったうえ、上手にストレスと向き合えず、組織を離れることになってしまった。
上の記事に詳しく書いたが、私はこれまでの仕事経験から、「組織の一員として長くそこにいる」「毎日同じことをする」「人から言われたことを言われた通りにする」というのが苦手だ(字面だけ見るとものすごく我儘)。
就職は、事前にいくら念入りに調査し、担当者に会って話を詰めたところで、半分「やってみなければ分からない」というギャンブル的要素がなくもないから、これまでの経験則で半身引いたところからスタートしたかったのだ。
でも、逆説的に言えば、こういうネガティビティ・バイアスが無意識下で稼働していて、「ああ、やっぱりダメかもしれない」という証拠集めをしてしまっていた可能性も否めない。
(この辺は前記事にまとめたので、興味があられる方はご参考頂きたい)
今現在、結局のところ「本業」であったはずの会社勤めによる給与がストップ(傷病手当のみ)、もともと兼業である農業の方も体が弱っているためほとんど戦力になっていない現状…
副業化してみたとは言え、ライター業の方はまだまだ金額的には少額の案件であるから、さあ、困った。
3 再就職か、副業拡大か、個人事業主への道を本格始動するか
「困った」とは言え、実のところ、そんなに困ってもいない。
いや、まあ、お金のこと考えると心拍数は若干上がるけれども…
「困る」というより、「迷う」と言うべきか。
アイディアがたくさんあって何から考えて良いのか、今どれを選ぶのが最適解か、これを考え始めると眠れなくなる(笑)
こんな状態になっても、選択肢があるというのが有難い。
これまでの私は、「この世の終わり」的状態になったが最後、失意のまま思考停止に陥り、何も考えられない・何もしたくないという状態でしばらく生活を元通りにするまでに時を費やすのが常だったのだから。
他の記事内でも書いた通り、自分の特性(軽度ADHD)が判明し、「どうしてもしたくないこと」「無理してもうまくいかなそうなこと」が分かってしまった以上、同じ轍を踏むのは人生の残り時間を無為にする以外の何物でもない。
では、具体的にどう行動するべきか?
【忘れてはいけないことチェックリスト】
☑娘の成長に合わせて、仕事量や時間(≠クオリティ!)の調節が可能。
☑家族時間・食事が犠牲にならないスケジュールで生活できる。
☑定額貯蓄+コツコツ投資資金が確保出来る程度は稼ぐ。
☑「嫌なこと」で我慢しなくて良い仕事内容。
☑自分を取り繕わない・自然体でいられる環境ではたらく。
今すぐに起業し、身一つで生計を立てるというのは現実的ではないし、最低限の生活費を稼げないことには、娘との生活が楽しくなくなるだろうと思う。
だから、ゼロヒャク思考だったUターン当時の私のように、「全部自給自足!」とは今は思わない(しかも、これをするにはかなりの生活スキルと覚悟が必要だと思い知った)。
しかし、一見他人にはひどく我儘に見える条件だったとしても、私達家族には生命線、というような要素であったりする。
ストレスをうまく分散できるリソース、特に時間が欠乏すると、私達家族の幸福度はたちまち下降する。
そしてそれは、家族で今一番ちいさいひとである、娘にしわ寄せがいくだろう。(母が時間なくてイライラ、父もつられて心ここにあらず、娘は遊んでもらえないわ、見てほしい時に見てもらえないわで不安定になる)
それを別のもので補おうとすれば、結局その次は多かれ少なかれお金というリソースを注ぎ込むことになる。
私が休息や自分のための時間を確保しようと食事を外注したとすれば、出費は当然増える。それで賄えるうちはまだ良いのだが、いよいよ仕事がキツくなってきて、家事育児とのバランスを欠いて健康状態が悪くなれば、夫がそれを補完するために、夫の仕事を調整しなければならなくなったり、これまで手作りでコストを抑えつつ健康を維持する要だった食事に、多大な影響が出ることになる。
これまでの失敗を冷静に分析し、「したくないこと」「体に悪いこと」「家族に影響が出ること」を極力避ける方法で、まずは現実的な一手を模索。
時間とお金の間の妥協点、折り合える地点を何とか見つけて、そこから今現在の私が「持続可能である」と感じられる働き方を選ぶ。(SDGs!!)
「いい子」「人に嫌われないこと」は、もう私の目的ではない!(と自分に言い聞かせて)
人と同じである必要はないし、そもそも疑問を持たずその他大勢の価値観に自分をフィットさせる必要なんかないのだ。
私という人間が、今現在は妻であり、母であり、社会人であり、そんなに強くはなくて、でも働き続けたい意欲もあって、家のこともある程度はしたくて、でも今の優先順位は娘の成長(個人的に超クリエィティブかつ学ぶ必要のあることだと思う)…というオプションが設定されているわけである。
合理的に考えて、まずは自分が潰れない、快適でいられる状態を目指そう。
「人の役に立つ」前に、まずはそこから。
自戒と覚書を兼ねて。
アイディアを形にするため、書籍代やカフェで作戦を練る資金に充てたいです…