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糖尿病(生活習慣病)の病理学

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糖尿病(生活習慣病)は合併症を引き起こすからが怖いと言うけど大変な欺瞞だ。食事が原因で合併症が進行するし、検査値も異常になるのだ。両者のあいだには何ら因果関係はない。2000年以… もっと読む
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ピーマン肉詰め、豆腐煮付け、もやしサラダ、焼きうどん、血糖値は食事の反映

ピーマン肉詰め、豆腐煮付け、もやしサラダ、焼きうどん、血糖値は食事の反映

昨日は一食しか食べなかったが、体重は増えて驚いた。
ダイエットしている時に食べなくとも太る事はある。医者は「飢餓対応」とよんで人の身体の適応性を称賛するが、バカじゃなかろうか。
「言葉遊び」でなにか説明されたような気になる僕らのほうが悪いのだが。医学における多くの「説明や警句」は空虚で人を馬鹿にしている。
「バランスよく食べると健康になる」と言われたところでバランスの定義は「健康であるかどうか」で

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インスリン、糖尿病、生活習慣病(8)食事調査とはなにか

インスリン、糖尿病、生活習慣病(8)食事調査とはなにか

「還元主義」というのは問題の原因を少ない要素と結びつける考え方である。シンプルでわかりやすく、悪玉を見つけて取り除くか、善玉を探し出してきていただくのだ。問題は善悪はどこにあるのかということだ。

医学は多くの欠乏(過剰)症や感染症に勝利を収めてきた。ビタミンや必須栄養素の発見、結核・梅毒などのように特定の代謝系を持つマイクロバイオームとの戦いを考えればわかる。特効薬が「医学」を権威として来たので

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HbA1cと言う欺瞞的な指標、血糖値が身体を壊しているわけではないと気がついたことのこと。食事の価値に目を向けるようになった。

HbA1cと言う欺瞞的な指標、血糖値が身体を壊しているわけではないと気がついたことのこと。食事の価値に目を向けるようになった。

HbA1cと言う指標はそんな昔からるものではない。血糖値という数値が図るタイミングでたいへん違ったものになるために、インスリンや薬を処方するガイドラインとしては不適切だったために考えられたものだ。

「A1c、血糖値測定」の前は「尿に糖がでているかどうか」という指標しかなかったのだ。

HbA1c(血糖)と言う「毒」が身体を壊していくわけではない。糖尿病は合併症が怖いとよく言われる。しかし、糖尿病

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糖尿病の病理学:インスリン抵抗性とはなにか?

糖尿病の病理学:インスリン抵抗性とはなにか?

すこし、糖尿病に詳しくなってくると、「インスリン抵抗性」と言う言葉を耳にする。インスリンが十分出ているのに血糖値が下がらないことを言うようだ。色々と調べているのだが、「インスリン抵抗性」という概念はあやふやで、インスリンの分泌量の測定をして、十分出ているのに高血糖が続く人のことを言う(らしい)。

それで、インスリンの分泌量のテストというのは糖負荷検査をして、ブドウ糖の量とソレに対応するインスリン

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糖尿病の病理学:多飲、多尿、口乾

糖尿病の病理学:多飲、多尿、口乾

2011年位のことだっったと思う。新潟に事務所を作り生きるか死ぬかの大博打の頃の話である(注)。

寝ていると、喉が渇くのである。明け方喉がバリバリと音がするくらい乾いて、痛み、四つん這いでトイレに行って水道の水を飲む。

明け方に事務所に向かう、40分くらいの間にコンビニに2回寄ってジュースを買う。そのまま24h営業の牛丼かお弁当のお店に行ってお腹いっぱい食べて事務所に着くとトイレに直行である。

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糖尿病の病理学:歯周病より無知が怖い、食事で歯周病が治った話

糖尿病の病理学:歯周病より無知が怖い、食事で歯周病が治った話

認知症が歯周病で発症するという記事を読んだ。ほんと馬鹿だと思う。相関関係を因果関係だというのだから。故意のミスリードであるとしたら詐欺である(注)。

歯周病とは、当たり前の細菌(常在菌)が口内で(歯が抜けるほど)繁殖する状態を言う。歯が抜けるのは困ったことなので「病」と言うが、そこで繁殖している「マイクロバイオーム(細菌やウイルスや小さな蟲)」には迷惑な話だ。ただ彼らは生きるべきところで生きてい

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心が狂わない食事とはなにか

心が狂わない食事とはなにか

2016年1月に母が亡くなり父の食事を毎日作ることになった。老人と暮らすことは困難だといろいろな本で読んだし、それ以前の体験からも分かっていた。僕のことがわからなくなったらどうしようもないと感じていた。

医学は「認知症」と呼ぶが、僕は「心が狂う」と呼ぶことにしている。

医学は認知症やアルツハイマーの原因を患者の脳内の物質に求める。

症状を発現している人の脳細胞内や周辺に「レビー小体」「アミロ

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糖尿病の病理学:指すような痛み、アザが出来る、臍下にジクジクした所、壊疽の予備軍

糖尿病の病理学:指すような痛み、アザが出来る、臍下にジクジクした所、壊疽の予備軍

糖尿病は壊疽で足を切断すると脅かされる。まさにその一歩手前だったかもしれない。皮膚が脆くなって、ちょっとした圧でアザになるのだ。

身体の色々なところに針でさすような痛みがあったりした。この痛みは、随分最近まで続いた。多分2017年〜2018年くらいまでは時折足の甲のアタリがいたんだ。

ベルトのバックルが丁度おへその下辺りに擦れて、そのあたりがジクジクしたいたのだ。これは嫌な気持ちだった。相当に

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糖尿病の病理学:足のしびれが消えた

糖尿病の病理学:足のしびれが消えた

糖尿病というのは、合併症が恐ろしいと言われるが、実際には小さな問題が起こる。その小さなな問題が重なったうえで、大きな問題につながっていくのだ。

その一つは足のしびれだ。これが辛い。いつの頃からかわからないのだが、足の甲のアタリから先が鈍くしびれるのだ。これは糖尿病の恐ろしい合併症の一つだと書いてあるある本は多い。

ほとんど回復した。多尿もないし、口乾きもない。腰痛も肩の痛みも無い。一番手こずる

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糖尿病の病理学:飛蚊症(ひぶんしょう)がなくなった。

糖尿病の病理学:飛蚊症(ひぶんしょう)がなくなった。

昔から、視界の片隅になにかゴミのようなものが見えた。眼球を動かしてもなんか端の方にいるのである。調子が悪い時は真っ黒の粒で、時折は銀紙をガラスにこすってつけたときのようであった。

角膜や網膜の問題ではないような気がしていた。目を動かしても一緒に動くとうことでもそう思った。脳につながる神経の問題であるような気がした。

眼科に毎月行っていた頃、目の見え方が悪いのは「目の組織」だけの問題ではない、神

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