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2019年2月の記事一覧

マーケティングや企画の思考力はどうやったら鍛えられるか?

■ マーケティングや企画の思考力はどうやったら鍛えられるか? タイトルにしてしまったこの問いに関して、断定的な回答をすると賛否両論が生まれる可能性があるよなぁ~と出だしから少し弱気になっています。なので、前提として「僕の5年前と今で確実に身になった考え方」として書こうと思います。 経歴を少し紹介させていただくと、とある企業でSNSマーケティングやブランド戦略を担当しながら、30代で書くことに興味を持ち、昨年ツイッターを開設したみる兄さん(@milnii_san)と申します。

企画力よりも大事な「継続力」

編集者という職業にとって、「企画」ほど大事なものはない。 就職してからずっと、企画力をどうやって磨けばいいのかということを考えてきた。もちろん、今もずっと考えている。 書店へ行くと、企画関係のビジネス本が大量にある。誰もが企画力を鍛えようと躍起になっている。ネット上でバズれば、インフルエンサーへの道が拓けると夢をみている。 『モーニング』の編集者だった時、新人漫画家が雑誌の誌面を勝ち取るためには、ホームランが必要だった。いきなり売れそうな臭いのする企画を唸りながら考えて

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企業がTikTokに取り組むなら絶対知っておくべき11の中国企業事例

「凡人は模倣し、天才は盗む。」__ピカソ この記事に書いてあること(見出し) ・中国はショートムービー戦国時代 ・中国ではDAUが2.5億人、MAUは5億人を突破! ・企業事例を11個一挙にご紹介します! ・本当に日本のTikTokも中国みたいになるの? ・日本もショートムービー全盛時代に差し掛かっている ・何かあればご相談ください! 前回のnoteは非常に多くの方々に読んでいただき、Twitterでのシェアだけでも100件を越えて、noteのいいねも400近くいただいて

株式会社メルカリの経営戦略

卒業論文で書いたメルカリの経営戦略をnoteで全文公開します。 約2万字(卒論用紙40ページ)あるので、お忙しい方は第4章、第5章だけでも読んでいただけると大枠は理解できると思います! 第1章 はじめに 1-1. この論文テーマを選んだ経緯私は高校3年生の時に初めてメルカリを利用した。今から約4年前だが、自分の不用品を出品しただけで、それが国内のだれかの手に渡り、喜んでくれることがとても嬉しかった。さらに、わずかながらお小遣いにもなったことに感動した。 それから約4年、メル

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差がつく採用広報の「7つの切り口」!ただの社員インタビューではもったいない。

なんだかんだの初noteです。 自己紹介をガッとすると、こんなことをやっています。 まぁ自己紹介はどうでもいいし、本題に。 時間ない人は、「切り口」のパートだけでも。後半画像多めです。 右にならえ、状態の採用広報 先日、社内で「採用広報のコンテンツ企画の作り方」という勉強会を行いました。 誰でも5分で、「おもしろい企画を出せる!」という趣旨の勉強会です。胡散臭い。街中で声かけられてもついていっちゃいけないやつ。 ですが!!実際に、参加したメンバーに企画を考えてもらったと

『ふりかえり』が開発チームを強くする

ハンズシェアでは2週間のスプリントを切りスクラムを組んで開発をし、スプリントの終わりにふりかえりをしています。『アジャイルレトロスペクティブ』を読んでふりかえり手法を改善した取り組みを紹介します。 これまでの『ふりかえり』これまでスプリントレトロスペクティブ(ふりかえり)をKPTのフレームワークを使い改善を行ってました。 KPTとは、Keep/Problem/Tryの頭文字を取ったもの 1.Keep(良かったこと、続けたいこと)を出す 2.Problem(問題、開発の妨げ

なぜ「企業文化」が大切なのか?|カルチャーデザイン

皆さん「企業文化」と聞いて、一体どのようなものを思い浮かべるだろうか? それはそれぞれのカイシャというものに空気のように存在していて、厳密言えば2つとして同じものは無い、法人におけるDNAや血液のようなものだ。しかし多くの人は「企業文化」というものに対して真に正面から向き合い、それが根本何であるか、なぜ大切なのか、どんな構造でどんな力学が働くのか、どのように浸透/維持していくのかという深い考察にふけることはきっと無いのだろう。 かく言う私も、そんな「企業文化」という概念に

結局マーケティングって何が大事なの?理論を7STEPに分解して応えます

マーケティングについて学んでみよっ! 3C, 4P, STP, PEST, AIDMA, 5FORCE, 7S! いやいやマーケティングは現場で起きてる! マーケティングはデータとファクトが全て! いやいやいやいやいや、何が正しいねん! そう、マーケティング、ノウハウが多すぎる。そんでもって、1つ1つの用語は分かっていても、それを統合して活用し成果に結びつけることができない。 そうした課題感を解決すべく、包括的に知識をインプットし、マーケティング理論の統合を試みた結果

TikTokは「SNSデパート化」の夢を見るか

TikTokは結局、何のアプリなのか?新しいYouTubeなのか?それともインスタに匹敵するSNSなのか?TikTokはこれからどこに向かおうとしてるのか?TikTok運営元のByteDanceの戦略を理解するには、これまでの数々のSNSの歴史を辿っていく必要がある。 ところで、そもそも「SNS」とは何を指すのだろうか? LINEやInstagram、YouTubeでさえも、「SNS」と一括りにできてしまうように、SNSという言葉は非常に便利だ。(海外ではあまりSNSとい

ブランドとは”偏り”である

■「ブランドは最適化されてはいけない」という気づきMinimalを運営していてとても苦い失敗の思い出があります。 それはあるパッケージをつくった時の事です。 パッケージはある程度のロッド(数千から数万の単位)で発注をしないと単価が折り合わないもので、小さなクラフトブランドにとってオリジナルでパッケージを作るのは本当に大変です。 小ロッドで作るとパッケージ代がとんでもないことになります。原価を抑えるためには数千の単位で発注をすることが最低条件です。 そのため、ある程度標

影響力は自分のために使うと小さく、人のために使うと大きくなっていく

東日本大震災のとき、私は外資系の航空会社に勤めていた。混迷を極める原発事故に、日々続く余震、そして来るべく経済危機。あの時は誰もがみんな、明日何が起こるか、本当にわからない状況だった。 被災者の方とは比べるべくもないけど、外資系企業の社員、それも災害などの有事に弱いと言われる航空会社の社員というのは、東京で普通に働く会社員の中ではひときわ不安定な存在だったと思う。本社が日本に見切りをつけてビジネスをたたんでしまう可能性もあったし、実際にどこそこの外資は駐在スタッフを全員本国

P&G時代に学んだコンサルとは違うポジショニングの考え方

中村です。 本日はポジショニングについて私が過去15年以上マーケティングを学んでいて気づいたことについてお話できればと思います。 きっかけとなったのはこちらのビデオ。今年の1月くらいに「マーケターはぜひ見るべし」って少し流行っていましたねー。 これってよくP&G時代に使われていた「リフレーミング」と同じ話だと思っています。1つの角度から見るのではなく、別の角度で見ることで違う価値観に変わる。そしてその違う価値観を持って「ポジショニング」する。今日はこの辺のお話を少しまと

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