Junichi Nakamura

外資系メーカーにてマーケインサイト&分析専門職、海外含め15年。のちSNSプラットフォ…

Junichi Nakamura

外資系メーカーにてマーケインサイト&分析専門職、海外含め15年。のちSNSプラットフォーマーでマーケティングサイエンス。会社を代表してではなく個人として自由な発言をしています。 Twitter: @nakamuraj0521

最近の記事

『今話題のChatGPTで日本の伝統工芸を救う!?』(という記事をChatGPTに書いてもらいました)

今回のターゲットの皆様 ーChatGPTを使って記事制作をしてみたい人 ー伝統工芸に携わっていてChatGPTをどう使えばいいか迷っている人 こんばんは、久々の更新になります。去年より京都芸術大学大学院のデザイン思考のコースも取っていて忙しくて回っていませんでした。今は会社のお休みをいただいているので、いろいろ生成系AIにはまってちょこちょこ手を動かしています。ChatGPTはもちろん、他にもMidJourneyやStable Diffusion、今日は動画AIのRunWa

    • 音部さんの新著The Art of Marketingを読んで今の若手が羨ましくなりましたというお話。

      The Art of Marketing  Daisuke Otobe さんの渾身の1冊を、1度目はさっと、2度目はメモを取りながらじっくり読ませていただきました。 考えてみると私が入社した時から20年以上経っても色褪せないのですから本質的な内容なのではないでしょうか。これから20年経っても色褪せないだろう名著じゃないかなと思われます。 いくつか感想を。 ①この本に書かれている内容はP&G時代に音部塾とも呼ばれたFriday Night Sessionで学んだ内容と本質

      • 鹿毛康司さんの「心」が分かるとモノが売れるは本質的なマーケターの心構えを問う本だと思うというお話。

        とても不思議な本に出会った。私は読書は好きだけど、あまり感想文を書くことはない。でも、今回の本はいろいろと考え・思うきっかけになったので備忘録的にNoteに残しておきます。 その本はミゲルくんのCMの大ヒット含め多くの結果を出されてきたマーケター 鹿毛 康司 さんの『「心」が分かるとモノが売れる』。 「人は無意識で判断している」その上でどうインサイトを理解し、マーケティングフレームワークなども使いこなしながらビジネスを作るか。鹿毛さんなりの過去試行錯誤されて学んできたコツ

        • マーケティングコミュニケーションを作るために大事なことを記憶の仕組みから深掘りしてみた。

          おはようございます。中村です。 先週書いた記事で、コメントをみたりしながら、色々さらに考えることがあったので備忘録的に残しておきます。 まずは以下の5 x 5 = 25文字をご覧ください。5秒差し上げますので、色とアルファベットの組み合わせを覚えてみてください。 後4秒。 後3秒。 後2秒 後1秒。 はい、おしまいです。 いくつ覚えられましたか? ちなみにチェックまでにPの文字は何回何色がどの場所に出てきましたでしょうか?もしお答えになれた方いらっしゃったら是

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        『今話題のChatGPTで日本の伝統工芸を救う!?』(という記事をChatGPTに書いてもらいました)

        • 音部さんの新著The Art of Marketingを読んで今の若手が羨ましくなりましたというお話。

        • 鹿毛康司さんの「心」が分かるとモノが売れるは本質的なマーケターの心構えを問う本だと思うというお話。

        • マーケティングコミュニケーションを作るために大事なこと…

          マーケティング上の認知に関して。

          こんにちは。中村です。 今朝ある記事を読んで触発されたのでNoteを1本書いてみることにしました。今回は認知についてです。 まずは以下の図をご覧ください。かの有名なウォーリーを探せです。これ私が小さい頃はすごく流行りましたが最近はどうなんですかね? ウォーリー探してみてくださいね。 参照:https://prcm.jp/album/pib1298178493/pic/31253229 さて、皆様見つかりましたでしょうか?どれくらいお時間かかりましたか?数秒ですかね?数

          マーケティング上の認知に関して。

          マーケターのための人間理解&インサイトスキル向上のための10冊

          ある雑誌社さんの企画でGolden Week向けにおすすめマーケティング本を紹介してくれとお願いされたので、新卒の方用と中級者用に1冊ずつお勧めさせていただきました。で、その過程で過去読んだ本を振り返る機会があったので、いい機会と思ったのでこちらでまとめ、備忘録代わりに残しておきます。 初めましての方もいらっしゃると思うので過去こんな記事書いてます。 本を選んだ基準:1)今の自分の考え方に影響を与えている 2)今おすすめを聞かれて紹介できるなと思える 3)今流行りのノウハ

          マーケターのための人間理解&インサイトスキル向上のための10冊

          「インサイト」明日から使える活用術

          お久しぶりです。中村です。最近は執筆依頼をいただけるようになったので、嬉しい反面、時間がなくNoteに書く余裕がございませんでした。ちゃんと物書きは続けております。安心してください、徳力基彦さん(注1)。 せっかく書いたのですが、noteに比べて記事の場合は一過性なイメージもあります。埋没してしまうのも悲しいので、こちらにてご紹介させていただきます。よければ一度読んでみてくださいませ。 こちらの企画は日経クロストレンドさんにいただいたものです。当時私がかいたnoteがバズ

          「インサイト」明日から使える活用術

          これから何かを新しくはじめようとする皆様へ。『UNLEARN(学びほぐし)』というコンセプトをご存知ですか?

          今回のnoteの目的1)noteで始まった2019年をまったり振り返ってみる、2)Unlearnのコンセプトのご紹介、3)自分なりのUnlearnから得た教訓を書いてみる。 皆様、遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。中村です。1年弱ぶりの更新になります。noteは書いておりませんでしたが、日経クロストレンドさんでの連載やら書籍を書くお手伝いやらしておりました。でも、文字数の制限もないし、リンクも自由に貼れるnoteがいいですね。またよろしくお願いいたします。

          これから何かを新しくはじめようとする皆様へ。『UNLEARN(学びほぐし)』というコンセプトをご存知ですか?

          『インサイト』と『ポジショニング』のnoteに関しての皆様からのご意見のまとめ

          中村です。 おかげさまで前回書かせていただいたnoteへの反応が思った以上に良かったです。note->NewsPicks->Twitterでの組み合わせ爆発的ですね、びっくりしています。私のnoteに関わって時間を使ってくださった関係者・読者の皆様本当にありがとうございました。 1)本題に入る前に。そもそもの私のアウトプットの目的。少し反省中なのですが、色々な方のコメント読ませていただくと、ちょっと期待値上がりすぎた感があります。ですので、一度ここで整理させていただければ

          『インサイト』と『ポジショニング』のnoteに関しての皆様からのご意見のまとめ

          P&G時代に学んだコンサルとは違うポジショニングの考え方

          中村です。 本日はポジショニングについて私が過去15年以上マーケティングを学んでいて気づいたことについてお話できればと思います。 きっかけとなったのはこちらのビデオ。今年の1月くらいに「マーケターはぜひ見るべし」って少し流行っていましたねー。 これってよくP&G時代に使われていた「リフレーミング」と同じ話だと思っています。1つの角度から見るのではなく、別の角度で見ることで違う価値観に変わる。そしてその違う価値観を持って「ポジショニング」する。今日はこの辺のお話を少しまと

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          P&G時代に学んだコンサルとは違うポジショニングの考え方

          「彼女」とのインタビューが「インサイト」とは何かを教えてくれた。

          このnoteの目的 インサイトについて学んだことの整理、およびその共有→色々なマーケターの方がインサイトって面白いなって思っていただけたら幸いです。 ーー こんにちは。中村です。 前回のnoteで人は無意識に決断するということを書かせていただきました。このnoteも近いですが。個人的にマーケティングをする上でとても大事にしている「インサイト」についての学びについて少しまとめてみました。 いつも通り自分のメモのつもりで、でもお役に立てるように書いてみますので、よろしければ最

          「彼女」とのインタビューが「インサイト」とは何かを教えてくれた。

          決断の95%は無意識。

          本日のnoteの目的: ⑴ 人の決断がいかに無意識に行われているかを理解し、そこに無意識のバイアスがあることの理解をしていただく ⑵ 無意識の決断に影響を与えるためのビジュアルコミュニケーションについてShareする。 こんにちは、「マーケティング系っぽい」中村です。せっかく徳力砲をいただいたので(マーケティング系っぽい人として)、今週末に書き上げる予定だったnoteを2日繰り上げて書きあげています。 私、P&Gに15年以上いました。 ブランド組織にはいたんですが、マーケ

          決断の95%は無意識。

          まずは「Comfort Zone」から一歩出て、note書いてみる。

          今回のNoteの目的: 1) Comfort Zoneとは何か?なぜ必要か?を知ってもらう 2) ついでに少し自己紹介。祝、初noteですので 笑 皆様こんにちは。ほとんどの方初めてだと思います。無名にも関わらずNote開いていただいたことにまず感謝いたします。 中村 淳一と申します。元々は外資系消費財メーカーのP&Gの方で15年、一昨年よりInstagram / Facebookの方で働いています。自己紹介は後述させていただくとして、共通点としてはどちらもグローバル企業

          まずは「Comfort Zone」から一歩出て、note書いてみる。